
昨日、残念なブログをご披露いたしましたが、実はどうも嫌な予感がしてたんですよね、なんとなく。
それまでの準備段階で、ヘッドがなかなか乗らず、ヘッドガスケット(のチェーンカバー部分)を痛めちゃうようなことをしたことはすでにブログに書いてますが
それ以外にも、実はこんなことがあったんです。
1)ヘッドボルトワッシャーの破断
修理書片手にヘッドボルトを慎重に締めこんでいったわけですが…実は、規定トルクよりもはるかに強い力で締めこんじゃったことに、終わってから気が付いたんです。
18R-Gは修理書では、720~880kg-cmなんですが、ちらっと見たこの数値でやっちゃったわけで

これは(なぜか)SOHC版の18Rエンジンの場合の数値だったりする。。。
正しくはこっちですもん。

これじゃ1.4倍ものトルクになるわけですもん…さすがに不安が頭をよぎったんです。
ということでいったん緩めてから、再び規定値で締め直そうとしてた時に、手に感じちゃったグニュ~ッていう感触。
「ヤバい、ボルトをねじ切ったかも?!」と思ったんです。
何度も過去に経験してますもん。とはいえ、さすがにヘッドボルトのような太くて頑丈なボルトをねじ切るだけのパワーでは締めてはいなかったはず。
…と不思議に思いよく見れば
あれれ、ワッシャーが真っ二つになってるじゃないの?!
でも…最悪のことになって無かったので正直ホッとしたわけですが、このワッシャーとヘッドの当たり面が見事にささくれ立っちゃったので、このままじゃまた同じことが起きます。。。
ということで、やすりで当たり面を均しておきます。
こうして、規定トルクで再度締め付けて、まずこの件はクリア!
続いてカムシャフトをセットしようとしたところ、IN側の5番目カムキャップに…

「異物噛み込み」による摺動面のえぐれを発見。
この深さ…測ってみれば実に0.75㎜(汗)
まぁ、これはこのままでいくしかありません。。。
2)ホールインワンっ!
そして作業も順調に進めて…そこで油断して、手に持ってたボルトをポロっと落っことしたら
やはりここに吸い込まれた(笑)
ただ、この側溝のフタの上にはその時点でセリカが乗っかってますので…代替えボルトで急場をしのぎ、後ほど…

側溝の蓋を外して…拾い上げた。
腰、ヤバいです。
3)凹ませちゃった。。。
そうそう、先日ヘッドだけを取り外して再び乗せるという「荒業」を選択したおかげで…

知らぬ間に、右フェンダーに大きな凹みを作っちゃってたことに気が付きました。
とにかく今回はヘッドを一人だけで取り付け取り外すなんて「無茶」しちゃってますので、もう金輪際あのようなバカなことはしないぞっと心に決めました、いまさらですけど(泣)
なので、フェンダーを外して裏から叩くという「本来ならやらなくても良いこと」までする羽目になりまして。。。
ついでにこのフェンダーを取り外す際には…サイドのモールディングを外さなきゃいけないんですが…例によってクリップを破壊しちゃったので、新たに作らなきゃいけなくなりました。
これもまた、やらなくていい作業だったんで後日、これはまたやることにしますけど…なにやってるんでしょうね?!
ということで、これだけ色々とやった結果が…アレですもん。
そりゃ気分も落ちますって(泣)
で、この週末は、野暮用で時間があまり取れそうにないですが、できることなら会社をちょっとおさぼりして、せめて「ケミカル投入」で白煙を止めてみたいと思ってます!
こうして「薬」に手を出して…そのまま依存症になったりする?!
ご老体ですもん、それも仕方ないかなぁ??
いや、「ドーピング」よりもやはり「若い臓器移植」が本命ですけどね…。
でもなんか、疲れちゃったぁ。。。
Posted at 2024/10/09 05:26:09 | |
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