
セリカのエアコン、毎日しっかりと働いていただいております…が、最近ちょっと気になることがあります。
それは…コンプレッサーの劣悪な環境をなんとかしなきゃ、ってこと。
そもそもエンジンルームを見てみると、コンプレッサーはヘッドに直接付けられてますが、その直下には灼熱のエキマニが通ってます。つまり…コンプレッサーは毎回「触れないほど熱く」なってるんです
で、いつも『キンキンに冷たい気体状の冷媒がチンチンに熱い本体の中に入って圧縮されて液化する』ってことで、かなり温度差が激しいんじゃないかってことは容易に想像が出来ます。
ってことは…このコンプレッサー内にあるシーリングやパッキンがもたないんじゃないか…って心配になってきました。
その為にはやはりエキマニの熱を何とかする…ってことが必要です。
そこで迷わず『バンテージ』を巻くことにしました。
さっそくエキマニを外そうとしますが…それにはエアコンのコンプレッサーが邪魔なんで、まずはコイツの処置からはじめます。
でも完全に外すわけにはいきませんので、まずはコンプレッサーをブラケットから切り離して“宙ぶらりん”にし、それから後ブラケットを撤去します。でも、これがまた大変…。
なんたって低圧&高圧ホースが付いたままですから(汗)。
なんとかこれも終わり、続いてエキマニを外そうとするんですが…よく見りゃフロントパイプも緩めなきゃ外れないみたいです で、車体をジャッキアップし、下側にもぐり込んで、ミッションに締結してる「吊りバンド」を緩めることで、やっとフロントパイプが自由になりました。
これですんなりエキマニを外すことができるハズですが…これまた至難の連続!! エキマニの締結ボルトに工具がなかなか届かないんです。
今までにも何度と無くエキマニを外した経験はあるんですが…このクネクネと曲がった『等長タコ足』を付けてからは始めての作業だと言うことを思い出しました。
このタコ足、とにかく面白いほどクネクネです。だから…指の太い私は、ほとんどアクセス不可能
マジ、良い工具買おうかなぁ。
でもなんとかタコちゃんを外し、さっそく包帯をグルグル巻き始めます。
しかしこれがまた…ガラス繊維が飛び散って、いかにも健康に悪そう。 最初はビニール手袋で指先を保護してましたが、やはり作業性が優先。思い切って素手で勝負しました。
(今のところちょっとチクチクするくらいかな)
まわりはボソボソしたものが漂ってますが…見なかったことにします(爆)
近接したパイプには十分巻くことは出来ませんでしたが、これでもなんとか完成。結果は…こんなもんでしょう。 【写真】
さっそくコイツを車両にセットしますが…もう嫌になるくらい作業性の悪さにあきれちゃいます。タコ足をフロントパイプにつなぐフランジのナットが全然締まらず、何度でも付け外しを繰り返しながら位置決めに…2時間。
で、なんとか復元した時にはすっかり日が暮れてました。
一晩ゆっくりと乾かしつつ、明日は焼き入れしたいと思います。
排気漏れ…確認できなかったけど、大丈夫かなぁ?
Posted at 2009/09/06 05:58:17 | |
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セリカ エンジン | 日記