でかバンのブログ一覧

さて、このシリーズもドンドン続けて、83年6月を迎えました。

で、またホンダさんから新たなクルマが登場です。




おぉ、そう言えばこういうクルマがありましたっけ。
アコード。

キープコンセプトのもとで作られた２代目の、マイチェン版。異形のヘッドライトはそのまま（？）に…前期型が前傾気味に付けられていたのを、オーソドックスなスラントに変更しただけで、何ともカッコいい形になりました！？
特にHBのフロントの造形がなかなかいい感じだと思うのは…いまさらですけどね。。。

でも、チラシを改めて見てみると…なかなかの意欲作だったってことが分かります。

それでもあまり記憶に残ってないのは…やはり車両自体が真面目な（地味な？）コンセプトゆえなんでしょうかねぇ？？？
後に出てくる「シビック」ほどに明確な性格付けがなされてなかったからなのか…残念ですが事実ですもん。

で、裏面はというと。



…へっ？
「さわやかシビック」って？？？

２代目は確か「スーパーシビック」っていうニックネームが付いてましたけど…何だろう！？


と言うのは置いておいて


おぉ、やっぱりここでも「シティ」はしっかりとPRされてますね、しかもマッドネスも知らないうちにコスプレされてるし（笑）



こうしてだんだんおなじみの、ちょっとカッコイイホンダ車のラインアップが、少しずつ完成していく過程の、最初の一歩って感じでしょうかね？！

今後のホンダに…乞うご期待っ！！

朝晩がちょっと冷えてきましたので、通勤時にはヒーターを入れることが多くなってきました。もちろん両窓は全開ですけど（爆）

で、気が付いた。

あはは、やっぱり時々臭うんだわ、クーラントの香りが。。。


なのでさっそくボンネットオープン。

うわっ、溜まってる。。。



ってのは、想定内。

だって、漏れる場所はおおよそ決まってるモン（笑）
ほれっ…やっぱりここなのよ！？




これはヒーター内に温水を循環させるヒーターコックのゴムホース。
以前、端っこから劣化しててパックリ裂けちゃって、そこからクーラントが漏れ始めたので…その時に切って短くしちゃったんです。

でもやはりその分長さが厳しくなっちゃってたみたい。。。

だから、やっぱり止まらないし。


ドンドン漏れてるじゃん。。。



ってことで、こういう時のための水漏れ修理テープをグルグル巻きにしてやりました。これ、いわゆる自己裕着テープの耐熱仕様。


だからこれでしばらくはOKでしょうね…って思ってますが、実はこの時以来ヒーターは使って無いので、確認できておりません（爆）

でもまぁ、たぶん良しでしょう（と言うことにします。）



替えのホース…無いんだよなぁ。
微妙にクネクネって曲がってるんだもん（汗）

はぁ。

こちらはもうお分かりですね。


…ですっ！


ですので、チラシの主役はもちろん


セダンですけど、やはりその下には…


AE86レビンの雄姿が！！！

たまりませ～んっ。


でもやはりトヨタとしては、「あのカローラがFFになった」ということで、セダンをメインに据えるのは当然と言えば当然。
当時は「FRはお好きな人のために残しましたが…やはり時代はFFですよ！」って言わんばかりでしたっけ。

このカローラ、キャビンが大きくルーミーで、まさに「FF化したらここまで広くなりました！」ってことはあえて言わなくとも、デザインで証明してましたよね。今見ても、嫌味の無いスタイルはカッコいいですもん。

でもレビンも負けてはいません。

表面だけで、２ドア、３ドア、４ドアってレパートリーを並べて…あれっ、５ドアって最初は無かったんだっけ？？



裏面は


レビンのLimeですね！？
「スポーティ＆エレガント。時代をリードする女性たちに捧げます。」っていうコピーの割には…素地のままのバンパーとか平板なリヤシートなど、ちょっと廉価仕様すぎないかって思っちゃう人はいなかったのかなぁ？？？


しかしお安いです、Limeが115万円ですもん。


でもよく見ると、こちらにはもっと高級なお車のお姿が…




はは~っ…。

この方が出てきてるとなると…もう皆さんご存知ですよね。




910ブルーバード。

「お前の時代だ！」って言われてたので、この形のブルーバードは空前の大ヒット。
学生時代の友人も乗ってたっけ…ターボじゃ無かったけど。

でもすでにモデル末期と言うこともアリ、そのブームも落ち着いたからなのか、最後の特別車両を全面に押し出してます。



いや、こっちがメインかな？？


まだまだ、こっちも忘れちゃいやよ！とばかりのリベルタビラに、人気のブルもどきの赤黒ツートンのターボ仕様車を追加？！
へぇ、知らなかったぁ。。。


イベントでも滅多に出てこないんでしょうけど、気になりますね。



いや、やはり主役は…「マッチのマーチ」のツートンかな？
この頃は大衆車にもどんどんと、手のかかるツートンが設定されてましたっけ。

この色、今見るとカッコいいわ。。。


でも注目は…日産のロゴ。

実は創立50周年を機にロゴマークを変えてたんです…地味な変化みたいですけど（笑）
たぶん誰も気づかなかったんじゃないかなぁ？？？？




さて裏面は…


なんと驚いたことに…

リベルタビラ・ターボのお値段は142万9千円、マーチコレットは82万円なりっ！！！


リベルタって高かったのね？！
そしてマーチは…シティと真っ向勝負みたいですね。



おもしろいっ。

ホンダは、５月になっても依然として「大人気車種シティ」を前面に押し続けてます。
しかもターボⅠで勢いづいちゃうと、続いて投入したのがコレ。


ハイルーフ仕様車に、電動ガラスサンルーフを付けちゃったんです！！！

で、驚きがその価格…

なんと、８９万５千円（名古屋地区）とは…安いっ！！！！



いやぁ、ほんといい時代ですよね、これは。

なので、チラシももちろん、このタイプRハイルーフのサンルーフ仕様がイチオシ！！！

いいですね、このオレンジ色。
しかも屋根からトーストが飛び出るなんて言う演出は…面白いっ！！！！！


そうそう、このハイルーフは…マンハッタンルーフって言ってたんですよね、なぜか？！　「摩天楼のようにそびえたつから」だったように記憶してますが、ただでさえルーフが高いシティに、それ以上のハイルーフ仕様を作っちゃうところが…さすがホンダですっ！！！！！！

もちろん、そのチラシの下には

ターボⅠが載ってますが、オマケのような扱い？！

で、その客寄せアイテムとして、当時やっと解禁されたドアミラーが“エサ”となってばらまかれてますね（笑）

これは工場出荷時からのドアミラー仕様なのか、あるいは販売店で付け直したものなのか？？
分かりませんが…後者はよく有ったそうですね、当時は。

やはり、若者は迷わずドアミラーを選びますもんねっ！！！

で、裏面を見ると…


ここにもまた、当時不人気だった「モトコンポ」のたたき売り…いやいや、「もってけ、ドロボー」状態だったみたい！？
実質ゼロ円だなんて…うらやまし過ぎるぞぉ。。。





で、翌週のチラシでは




あっ、やっぱり主役が復活ですね（笑）


しかも

ドアミラー仕様車の写真が…間に合ったぁ。。。



でもなんか、運転席側のミラーの角度が…おかしくない！？　まだこの頃は、正しいドアミラーの装着方法が判ってなかったとか？？？

うん、あり得るかも(爆）



過渡期ですねぇ、過渡期。。。


最後は裏面。




え～っ、シティの特別価格は…



伏せられてます(汗）



残念っ。。。

以上、５月のホンダさんでした。