ノイエクラッセ（笑）

各国のBMWファンで、ここ最近のデザインにゲンナリ気味派閥の人達は「いずれ巨大化したグリルがヘッドライトも飲み込むだろう」と言っていました。

現実化しました。

しかし、ちょっと予想と違うというか、それはもはやBMWのアイコンであるキドニーグリルではない、何かに変りました。

そして既に丸形ではなくなったヘッドライトは、よく解らないスラッシュマークが左右にチョメチョメしている、という実にアヴァンガルドな出来栄え。

予測CGではX7や新型７シリーズみたいな、デカい繋がった角張り光るグリルが細々と釣り目になったヘッドライトを飲み込むはずだったのですが、これはまた何て言うか、謎。

ボディの全体像もなんだかビスタ・アルデオの出来損ないみたいな感じに見えるのですが、微妙にホフマイスターキンクに哀愁を感じているデザイナーなのか、変なＢＭＷ残滓を感じなくもないのが、逆に個人的にはげっそりポイント。

そもそも、これ普通のセダンだし、何が新しい提案というか新しいクラスなのか、、、既に出ていて、既に生産をやめたi３のほうがよほど新しい提案です。

ここ最近出て来るBMWは個人的にはほぼ全滅なのですが、将来を予見させるモデルもここんとこどれ見てもゲッソリです。

今新車から選べと言われれば、８シリーズくらいで、後は正直どうにもこうにもデザインが我慢ならないのですが、それにしても、これじゃぁ先々全然期待できないなぁと思ってしまいます。

どうしたんだか、BMW。