久しぶりにボクスターで箱根へ

一日ぽっかり空いたので、久しぶりにボクスターで箱根にドライブ。

友人のフレンチミドシップA110と一緒に走ったのですが、ほぼほぼ同じペースで走るんですが、向こうはターボトルクで押していけるので、こっちは油断するとNAの３．４リッターエンジンが発揮するトルクバンドを外していると置いていかれます。

とはいえ、縦置き６気筒フラットシックスと横置きターボ４気筒とではやや重心も違うのか、コーナリングでは最終的にこちらに分がありそうな気もして、、、

そんな事を楽しんでいるとあっという間にカフェテリアに到着。いい景色です。

海外にもメジャーになったのか、コリアンナンバーのスポコンな車がいましたが、昔はもっと寂れていて、うらぶれていて、あれはあれで良い雰囲気だったなぁ・・・と思い出したり。

そのまま箱根を東側に降りて海岸線に出ると、ボクスターのGT性の良さも相まって、ゆっくりしたペースのツーリングも心地よい。９８１型ボクスターはGT性の高さも魅力だと思っていて、ほんと小さめのホイールを選択してPDKで快適装備を足すと、そんじょそこらのセダンより、快適に長距離移動が出来そうです。

友人と中華料理を食べながら、シーズンオフしたプールを見つつ、次はどんなあ足グルマがいいかなぁ。。。と相談し、帰りは高速で一発帰宅。

途中、国産高級セダンがプレッシャーをかけて来るので、譲った途端にその車は先行車に近づきすぎたせいか、なんとまぁ三角コーンを跳ね飛ばしてました。

あーあ、、、いわんこっちゃない・・・というのもつかの間、この前の５４０ツーリングで落下物のぺラ看板が左フロントにヒットしたのを思い出し、まずい！！！！と左右に跳ねる（三角コーンて一方に飛ばず左右にポンポンするんですね、、、）障害物を見極め左右に車がいないのを確認して緊急回避！


普通に避けられました。

あっけないくらいに、普通でした。しかも、オツリなし。

思わず、ボクスターすげぇ・・・と呟いてしまいました。ボクスターの忠実かつ素早いハンドリングはスポーツドライビングを楽しむ以外にも、能動的な安全性に寄与しているのを強く実感しました。

でもですよ、後ろ見たらA110も同じく避けている。ああ、やっぱりスポーツカーって能動的な緊急回避を含めた安全性って、そもそも高いんだなと実感しました。

そうなると、思うのは、セダンやワゴンやSUVって、どこまでスポーツ性を考えても土台が変わらないからそんなもんなんだよな、と言う事です。

５４０だってMスポのアダプティブサスを付けて、２０インチのミシュランPS4S履かせていて、アクティブステアまで装備していて、えい！と回避しようにも、ボディが動くのは、当たり前だけどスポーツカーと比べたら遅れてくる。結果当たる。

そう思うと、やっぱりセダンやSUVは本領に忠実であることが望ましく、Mスポみたいなもんて要らないんじゃな？と、どうしても思ってしまうんです。

ボクスターにしてもGT性は高いけど、所詮スポーツカーだから荷室がたくさんあるわけじゃないし、そもそも二人しか乗れないという欠点はデカいです。

セダンの場合は、確かに避けられないけど、でも当たっても大丈夫、という安全性の向上を図るのもありでしょうし。

何となく次の足グルマの候補が固まってきた気もします。それにしても、良く出来てます、ボクスターは。