
靴の一部たちです。
ピロティは会社が幾度か潰れてオーナーチェンジを繰り返したので、ここにある奴は全部廃番でこの雰囲気の靴が無くなりました。非常に残念、残ったやつを片っ端から買っては貯めておき、それが無くなれば終わりです。
横の紳士靴は10年選手も大勢います。
ソール替えればずっと使えるものが多いので、確かに買った時は高かったけど、十分以上に元を取っているのも多く、良い革って本当に凄いなぁと思います。ただ、10年20年前は10万円なんてしなかったはずなのに、今ではこれらと同じブランドの靴が10万円どころか20万円30万円と軒並み価格アップ・・・
そこまで高いと一生使えるって言われても、ナンボ何でも高過ぎだろうが・・・と思ってしまいます。ボクのレベルじゃフルオーダーの手縫いなんて到底無理(一足だけあるけど)ですから、所詮機械縫いで20も30も払えないよ・・・と思ってしまうんです。
ちなみに、雨用は国産です。というのも、雨に強いソールと革で出来ていて、こればかりはさすが高温多湿の日本産、何処の国にも負けません。ただ、経験上履き崩れが何故か国産は割といいブランドを選択しても発生します。
昨日の日記じゃないですが、靴を作る歴史と経験の差でしょうか?
どんな格好をしていても、靴がダメだと全部ダメになる、というのが持論ですが、逆を言うとへりくだりたい時は、敢えてやれた靴にすることで苦労人を演出出来たりもするし、そこら辺はあざとく靴を選択することは重要な気がします。
車でいえばタイヤですからね。
高級車を新車で買ったのに、初回の履き替えでクソ安いタイヤに履き替えている個体なんか、解る人にはださく見えますし、逆に中古でもキレイにタイヤも良いのを使っていると、ド中古には思われません。
ただ、靴の場合も紳士靴やスニーカーやビーサンなどがあり、車でいうと何が何でも最高タイや!とか、絶対スポーツタイヤ!っていう縛りはクルマのキャラによっては全体を壊す気がします。
何を着ているか、何処に行くか、誰に会うのか、で変えるのが理想かも知れません。目上の人に会いに行くのに解りやすい高級おらつき系紳士靴とかだと、イラっとさせたり、反感を買うかもしれませんし(そういう意味では、どんなブランドだろうが濃色のストレートチップであればアンパイですが)。
ちなみに、一番のアソビは黒のイメージが薄いベルルッティでストレートチップ、そこに濃紺と那須紺をトゥとヒール少しだけ入れて、冠婚葬祭用に仕立てたことですかねぇ・・・。ただ真っ黒の冠婚葬祭用じゃつまらんから、外しのブランドで外しの色をひそかに入れる・・・自己満足ですけどね。
そういうアソビが出来るのが靴の面白さですね。
Posted at 2021/09/29 11:10:05 | |
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