
高いスピーカーだ、、、
というのはさておき、表向き感じた東京モビリティショーの感想。
55年ぶり?の名称変更が行われた今回の「東京モーターショー」なのですが、前回はいつ?というとコロナ前の4年前なんですね。
前回は友人たちと軽く見ただけでしたが、それでも思ったのは「ほんとつまらん」でした。会場は諸事情で二分割だし、そもそもビックサイトは移動距離があるし、有効面積が広いとも言いづらい微妙な展示場なので、当初より「あれ?南?西?東?会議棟でプレス弁当?」と右往左往することが多かったです。
というわけで、4年ぶりですがあまりワクワクもせず、大して前もった勉強もせず、遅刻気味に会場インしたのですが、いい意味で今回は割とよかったかも、と思いました。個人的には、ですよ。
というのも、もはや旧来の意味合いを強く持たせても来場者は増えないのは明白なわけで、外試乗なども随分前の会から取り入れ始め、ついぞ今回はキッザニアまで登場しました。
実は、前回も好評だった子供向けの体験ブースが、今回はクレイモデルなども本格的に登場(しかもイベント会社運営代行でもなく、通常の工員さんや職人さんが来ているところが多い)。
予行演習の材料に精神年齢7歳のおじさんである私が各ブースで実験台になったのですが、掛け値なしに面白かったです。
トヨタなんかは「わざと出来ない事をしてもらい、その後完成品を持ち帰ってもらえるものを作ってもらう」という凝った演出をしてました。しかも、設定が「最初の一台を作る」という大人でも?っとなりそうなテーマ。要するにプリプロダクションのド初期の話なのですが、言いたいことは「どこまで機械化しても、その原型には人の技が活きている」ということなんだそうです。
マツダはエンジンを砂型鋳造しているよ、ということで鋳造のお勉強。砂型しくじると、メダルが出来ない、という実は大人も夢中になって砂を押す作業を子供がやったら、、、面白いはず。ブースで頑張る大人たちは全員広島からやってきた本物の鋳造部の職人さん。これも良いよね、子供には。
そう思ったら別棟では写真のようなハイエンドスピーカーの紹介もあるし、何やらスーパーカー?(DB9ってスーパーカーじゃないだろ、、、、)を置いていあるブースもあるし、よくわからん怖いにーさんちのコーティング屋がいたり、入り口はキャンパーとモータースポーツで、場所によっては展示即売もしていたり、何とも幅広い展示が行われていました。
、、、、各メーカーのコンセプトほぼ見られずタイムオーバー、苦笑。
というのも、某メーカーの大御所設計責任者に直撃インタビューをしたり、外試乗でホンダセンシングエリートを搭載するレジェンドで自動運転を体感したり(実はレクサスチームメイトでもまだ追いついてない)、場内試乗のレクサスRZ450に乗ったりして、完全に時間を使い切りました。
前のモーターショーなんて、ただアルピナブースに行って、XD4を覗いて終わった気がします、苦笑。
まぁ、ここまでやってもここに来る人は一部の好きモノという事は変わらないと思います。子供にしても、一部の子供しか興味は持たないでしょう。
でも、キッザニアをはじめとして、実は他の企業ブースも今回は子供に結構焦点を当てていて、しかもちょっとした工夫(モビリティショーは車分野に限らない)によって社内的な稟議を通しやすくするようにどうやら試みた形跡があったりして、おかげで結構幅広い展示分野となったのが、車からいい意味でフォーカスがややぼけていて、悪くないじゃん、と思ったのです。
というわけで、表向きの日記は褒めておきます。裏向きはあんま公開するに宜しくない話になりそうなんで、やめときます。
蛇足
RXとホンダセンシングエリートの感想は別枠にしておきます
Posted at 2023/10/27 21:51:09 | |
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