2005年製のタグホイヤーの腕時計です。約19万円で購入し、13年ほど使用しております。
この頃になぜか機械式の時計が欲しくなり、これとセイコーファイブを約7500円で購入しました。
このタグホイヤーは手巻きと自動巻で、年間のうち合計すると約11ヶ月くらい使用して、その合間にクオーツやこのセイコーファイブをたまに使用するという感じです。
しかしこのタグホイヤーは2年前に完全に動かなくなり修理。
しかも1日20秒から30秒進み、1週間もすると正確な時間がわからなくなる始末。その修理後半年位は調整をしてもらってたのですが一向に良くならず、時計屋さんによると『磁気により狂う』と。
エレベーター(カゴ内の壁の養生のカーペットみたいなものが磁石でくっついている)やパソコンやスマホなどに近づけると機械部品が磁気を持ち狂うのだとか。しかしセイコーファイブはそんなに狂うことはありません。
狂うことは諦めて使用していた矢先の最近、腕に付けてる状態で止まること数度。その際は手巻をして動いたので良しとしたが、よくよく観察すると自動巻の機能が働いてないようで、少し振ると中でゼンマイが動く音がしてたのが全くしなくなりました。
衝撃等を与えたことはないし、まだ修理点検から2年で、その際に全部チェックしてもらい、劣化部品は全て替えてもらったのですが。
一方、セイコーファイブはあまり使用せず、放ったらかしの状態。たまに使用しても不具合無し。誤差も1日10〜15秒くらい。
金額差は20倍以上ありますが、この品質が日本製の製品が世界に誇れるものなのでしょうか。
これは車も同じではなかろうか?
今ボルボに乗っており、もう19年経過してるのですが、色々経年劣化で部品の更新をしてますが、日本製の車ならもう少し劣化のスピードや更新部品数が少ないのであろうか。
現に、トランスミッションはアイシン製なので全く不具合も劣化もありません。
日本で生まれ育って日本に住んでいると日本ブランドの良さがあまり分からず、ついつい海外ブランドに惹かれてしまいますが、それも日本が工業製品などで欧米より遅れていた明治時代から昭和中期くらいのコンプレックスなのか、デザイン重視なのか、高価な製品に対する憧れや見栄なのか。
考えさせられる時計の事案でした。
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2018/12/01 10:07:18