• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

凌志のブログ一覧

2025年08月03日 イイね!

交通安全祈願に蓼科まで

交通安全祈願に蓼科まで5月末日に我が家にやってきたプジョー208ですが、交通安全の祈願を受けたいと思っていました。
せっかくなら、交通安全祈願の寺として建立された長野県の蓼科山聖光寺(たてしなさんしょうこうじ)に行きたいと提案したら、家族の了承を得ました。

当初は日帰りの予定でしたが、往復700㎞を1日でこなすのは体力的にもつらいと思い、宿泊することにしました。

1日目は山梨リニア見学センター、2日目は聖光寺のほか、バラクライングリッシュガーデンを訪ねました。

聖光寺は、トヨタ自動車50年史「創造 限りなく」を読んでその存在を知りました。
日本GMから招聘され、後にトヨタの「販売の神様」と呼ばれた神谷正太郎氏は、常にユーザー第一主義を実践し、販売店を大事にし、信義に厚かったとされています。具体的には、定価販売制度の導入。月賦販売制度の確立、中古車市場の整備、自動車学校の設立、自動車保険制度の普及、複数販売店制度の採用など、近代的な自動車販売制度を確立し、自動車の潜在需要を開拓しました。
そんな神谷氏が、晩年には交通問題を憂慮して昭和45年7月、販売店の有志とともに建立し、交通安全観音を祀ったのが聖光寺の由来です。(創造 限りなくより抜粋。一部加筆)

交通安全祈祷を受けた後、お寺の方に本堂を案内していただきました。(写真はありません)

観音様は2体あるが上の小さな方がご本尊で、下は愛知万博でお世話になったと、当時博覧会協会会長を務めていた豊田章一郎氏がネパール国からいただいたものだそうです。
裏側にある寄進者一覧も見せていただきました。一番上が全国のトヨタディーラー各社、次いでグループ企業、取引先各社がプレートに記されていました。
私が、トヨタ50年史を読んで聖光寺を知ったこと、またご縁を感じ、トヨタグループ発祥の地である静岡県西部から訪問したことなどを話すと、温かく歓待してくださいました。

リニア見学センターでは、リニアモーターカーのしくみや実験線の見学を通じて、近い将来の交通網整備に思いを馳せました。
alt
alt
alt

バラクライングリッシュガーデンは、単一の植物ではなく、シーズンを通して楽しめる癒しと安らぎの空間がコンセプトだそうです。
レビューなどではあちこち老朽化している等のクチコミが見られましたが、実際に訪れ庭園の見事さを感じたら、そんなことは些事のように思いました。空、木々の緑、そして色とりどりの花のコントラストを見ていると、この状態を維持するための苦労や、自然と人間が共存する最適解のようなものを感じ、心が洗われるような気がしました。
altaltaltalt

一方で、宿は寝泊りするのに最低限の設備で、蕎麦も他県ナンバーの車しかいない店で食べ、帰りに寄った入浴施設は時刻が遅いため条例により子供の入浴ができない等、いろんな事がありましたが、プランを立て、最善のルートを組んでいく。また家族で何を優先するか話し合う、そんな場面の繰り返しでしたが、また一歩家族の結束を強めたように思います。
alt
宿の部屋番号が208でした。

プジョー208ですが、バックレストのサポート感が心地よく、長時間運転しても疲れを感じなかった事、部分舗装等、少々路面が荒れた道での乗り心地が良かった事、家人の車酔いがなく「運転が優しくなった」と言われた事など、良い点を新たに発見する事ができました。
長距離走行をして、その車がもっと好きになる。そんな旅行になったと思います。
Posted at 2025/08/03 11:15:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行記 | 日記
2024年05月01日 イイね!

連休を使って800㎞ツーリング

連休を使って800㎞ツーリングどこか遠出したいという声が家族内であがり、じゃあ信州はどう?と提案したら可決されました。

ここだけは行こうと決めていたのは戸隠神社奥社と国宝松本城、そして日本唯一の村にある百貨店こと、井上アイシティ21店です。

行きは東海環状自動車道から北上、帰りは中部横断自動車道で南下というルートを取りました。
全行程およそ800㎞。我が家では例を見ないロングツーリングです。

途中休憩を挟んで、約6時間の高速走行を終えて戸隠神社に向かいます。現地に着くころには12時近くになっていたので、中社近辺で昼食を摂ることに。
信州と言えばやはりそばですね。美味いは美味いのですが、水切りが足りないような…。
わが子が頼んだうどんの方が美味しいじゃないか、とちょっと残念と思ったのでした。
alt
気を取り直して奥社に向かいます。片道2㎞、上り勾配の参道を歩いていたら、「もう無理」とわが子。思案の末家人とわが子はリタイヤし、私がご朱印帳のお使いをすることになりました。
10年前の同時期に来た頃は、残雪で参道が滑りやすくなっていましたが、今回は全く雪がありませんでした。
マイナスイオンを感じながら、往復4㎞の行程を楽しみました。
近年のお参りスポットは、小腹を満たすスイーツが充実しています。
私は高原バニラソフト、家人はそばソフト、わが子はあまおうソフトを注文。あー美味しかった。
途中、わが子のリクエストにより黒姫駅に寄りました。
Google先生によれば、長野県北部の黒姫駅は北陸新幹線の開通に伴い、JR信越線から「しなの鉄道北しなの線」へ移管されたとのことです。
駅周辺には、一茶と書かれた石碑がそこら中にありました。
後で知った事ですが、日本一有名な俳人、小林一茶はここでお生まれになったそうです。

通常、戸隠を訪ねた人は長野に下って、翌日は善光寺参りをするところですが、思う事があり今回は松本に泊まることにしました。

奥社から上信越道・信濃町インターに乗り、松本までの距離は約120㎞。県外からは長野・松本は隣町の認識ですが、生活圏が違うことを実感しました。

夕食は景色のきれいな姨捨サービスエリアで、しょうゆラーメンを選択。安心・安定の美味しさでした。
alt

松本市内のホテルにチェックイン。
わが子は、通りすがりの松本駅前のビル群(と言っても4—5階が主流ですが)を見て大はしゃぎ。
そこで、ホテルから駅まで歩いて行き、入場券を買って列車見物を楽しみました。

中央西線を走るJR東海車両と、中央東線を走る「あずさ」、篠ノ井線、大糸線のローカル車両、ひいては地元の松本電鉄もあり、新幹線は走っていないですが大変面白い駅でした。
ご存じの方もおられると思いますが、停車の時「まぁつもとぉ~まぁつもとぉ~」と女性のアナウンスが響き渡るのが印象的です。
alt

alt
駅コンコースもモダンで美しく、かれこれ1時間以上駅にいました。
1日目はロングドライブ、参詣、撮り鉄と旅情を満喫しました。

2日目は、Googleマップに出ていた「アガタベーカリー」というパン屋に行き、そして駐車場予約サイトで松本城徒歩圏で495円/日という場所を見つけたので、そちらを起点に街歩きをしました。
当初は松本城まで歩いて行く予定だったのですが、急遽バスに乗りたいと言う者が1名おり、バス停を探すと、ありました。

地元のアルピコ交通のバスはカラーリングが良くて好きなのですが、温暖な静岡県と比べると融雪剤の関係なのでしょうか、比較的錆による傷みが進行している印象でした。

alt
松本城は、日本の名城だけあって大変風光明媚なところでした。市内のあちこちに松本城にちなんだイラストがあり、市民の誇りなのだと感じました。途中晴れ間が見えて、青空をバックにした写真を撮ることができ満足でした。

それから、松本城から松本駅まで散策することにしました。歩いて15分ほど、途中川が流れていたりカフェがあったりと、観光客目線ではなかなか魅力的な街だと感じました。

そろそろお腹が空いてきました。昨日のそばがまぁまぁだったので、もう1回信州そばの真髄が食べたいと提案したら可決。駅ビル1階にある、手打ちそば榑木野(くれきの)でそばを再食します。
結論。コシのある麵で、水切りも良く大変美味しかったです。
alt

ここで再度、循環バスに乗りたいという提案が約1名あり、その付き添いをすることにします。家人とは一旦別行動を取りました。
alt
横田信大循環線と、信大横田循環線という路線に乗りました。字面が同じで紛らわしいのですが、要は内回りと外回り、右回りと左回りの違いでした。

国立大学と日銀支店が長野ではなく松本にあるのは知っていましたが、護国神社も松本にあるのは知りませんでした。
現存する洋館の医院が、古くから栄えた街を印象付けます。
alt

続いて松本の地で創業140年を数える老舗百貨店、井上が2000年にオープンさせた郊外店、アイシティ21を訪問します。
郊外と言っても、本当に民家がない工業団地の一角?で、果たして百貨店が運営できるのか。オープンした時から私も疑念を持っていました。

店内に入ってみると、3階建ての百貨店棟と2階建ての専門店棟の間はモールでつながれており、開放的な雰囲気です。
百貨店棟はダブルエスカレータが配されるなど、贅沢な空間の使われ方をしており、ここが農村の真ん中であることを忘れされてくれます。置いてある品も高級品ばかり。
記念に何か買いたいという思いは強くなり、大人向けのミニカー(TLV-N 1/64 ランチア・テーマ8.32赤)と、地元の名店ファイブホルンのケーキを買いました。
百貨店のおもちゃ売り場にTLVが置いてあること自体かなり珍しいのですが、まさかテーマ8.32があるとは思ってもいませんでした。農村で20年百貨店を続けている意気を感じました。

そんなこんなで旅行の日程をすべて終え(信州まつもと空港訪問は今回見送り)、塩尻北インターそばの回転寿司店で締めの夕食。
かねてから温めていた、静岡経由で、静岡市内の日帰り温泉「おふろCafe 美肌湯」に寄ってひと休憩という案が可決されました。
中央道を経由し、諏訪インター近くのENEOSで給油。再び中央道に入り、双葉JCTから中部横断自動車道に入ります。新清水JCTから新東名に入り、新静岡インターを出て10分くらいの場所にあるこの日帰り温泉は、とにかく泉質が良いんです。湯上がりはカフェが設えてあり、多くの若者でにぎわっていました。

ゆったり温泉に浸かった後は、国1バイパスで帰途へ。通い馴れた道で、途中渋滞等もなくスムーズに帰着。時に0時30分。
alt
諏訪インターから自宅までの平均燃費は24㎞/Lをマークしました。9年落ち82千キロ走行の1.2Lゴルフの底力と包容力の広さ、資質の高さを今回のロングツーリングで改めて知ることとなりました。

長文をお読みいただき、ありがとうございました。
Posted at 2024/05/01 19:15:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行記 | 日記
2023年08月22日 イイね!

名古屋へ

名古屋へ家族会議で、夏休みに水族館に行きたいという意見が挙がったので名古屋に行ってきました。

今回も元旦同様、豊橋・名古屋往復割引きっぷを使いました。

JRと名鉄は競合区間のため、料金・サービスでしのぎを削っています。

JRの場合、帰りにプラス料金で新幹線に乗れる特典があります。

土休日は大人400円、小人200円で新幹線に乗ることができるのです。

水族館の後、自由行動としたので私とわが子は撮り鉄、妻は買い物に行きました。

一度行きたかった「黄金跨線橋」、近鉄名古屋から2駅目の「黄金」下車。感想は、やはり夜景の方がきれいでした。
alt

道中見かけたものを貼り付けます。

名古屋のマンホールは「あめんぼう」でした。
alt
近鉄名古屋駅で見かけたHINOTORI TAXI。
alt
夕食前だったので、絶品「おはぎ」の看板に目が行く。
alt
駅広告に掲げられていた設計十訓。こういう硬派な広告大好きです。
依頼者の気持ちになり切れ、図面に個性を出すな、反原則設計は充分意見を聞け、一つの考えに拘るな が心に残りました。
そうやってマーケットインの商品は世に送り出されているのか、と思いを馳せました。
alt
Posted at 2023/08/22 20:28:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行記 | 日記
2023年07月24日 イイね!

近況報告(外出篇)

近況報告(外出篇)ご無沙汰の投稿になってしまいました。
以下のイベントに出かけたので、備忘録として記します。

7/8 カーサブカルマーケット 川崎市 会館とどろき
イベントのネーミングに惹かれ、見学を決意。
実車がメインカルチャーとすれば、ミニカー、カタログ、販促品等はサブカルチャーになるらしい。
会場は知人こそいないが居心地が良く、ブースを3周くらいして慎重に品定め。
当日はFFジェミニのカタログ他を入手。
alt
FFジェミニのカタログは、フランスの街並みやフランス車との2ショット写真が非常に多く、見応えがある。価格もお手頃だったので、大いに満足。
alt
この赤いルノー車は、4(キャトル)ロデオと呼ぶらしい。
alt
フランス車へのリスペクトが感じられる良い写真。
altalt
ルノーサンクが好きな人が作ったカタログという気がする。
alt


7/16 ACCカタログ交換会 愛知県半田市 乙川北部記念館
カタログの放出と交換を目的に出席。
皆さん、カタログのデジタル化を目の当たりにし、手持ち無沙汰にしている模様。
今持っているコレクションを守っていくほか、興味のないジャンルの放出と、深掘りしたいジャンルの探究が今後のテーマになると思われる。
日産モーターショー1969年版等を入手。
alt

最近出回っている75周年ポルシェヒストリーは、DM封入品と思われる。紙はチープだが、歴代車種の写真が多数載っていて好印象。帰りしなディーラーで入手。
alt

alt
 
alt
Posted at 2023/07/24 19:46:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行記 | 日記
2023年03月11日 イイね!

デパート嫌いに付ける薬は…

デパート嫌いに付ける薬は…私は百貨店という営業形態が好きです。
洗練された商品、上品かつクラシックな店舗のつくり。そして何より対面販売を旨とするだけあって、困った人を助けようというホスピタリティが素晴らしい。
子どもの頃、祖母や母に連れて行ってもらった思い出を追体験して、それをわが子に伝えようと思ったのでした。
行った先は日本橋のTデパート。
開店90周年を迎えるだけあって、堂々たる店構えです。
そこで私は両手がふさがった手荷物をコインロッカーに入れようと思ったのでした。
正面玄関から入ると、コンシェルジュデスクと言うのが分かりやすい場所に設置されています。
コインロッカーの所在を聞くと、「今日は(利用者が)いっぱいですから、正面奥のクロークにお持ちください。もちろん無料です」とのこと。都会の巨大店舗をイメージしていましたが、歩くと思いのほかコンパクトで、数分で着きました。
そしてフレッシュジュースが飲みたいというわが子を地下食品売り場に連れて行きました。もちろん、場所が分からないので付近の売場の方に聞くと、なるほどそこにその店はありました。(フレッシュジュースの価格高騰には驚きましたが。。。)

デパートの1つの象徴でもあるエレベーター係(ガールではありませんでしたが)もこの店では健在です。
趣きのあるじゃばら式で、階数ボタンの下方にある装置をグルグルと回していましたので、有人にせざるを得ないのだと思いますが、そんなところもわが子に見せたいと思ったのでした。
人件費と工数削減は分かりますが、エレベーター係はデパートを語るのに欠かせない存在だと思うのは私だけでしょうか。

そして屋上に行き、玩具売り場へと案内してみたのですが、反応は…。

いまいちでした。

私が小学生だった頃の視点で見ると、
・今や屋上にはペットコーナーや遊園地、ゲームコーナーがなく、娯楽的要素が少ない。
・玩具売り場は、家電量販店の方が品揃えが豊富で、価格も安い。

という事が挙げられると思います。思い浮かんだのは物心つく前の孫を連れたバーバと行くというイメージです。

そんな現状を打破しようとしてポ○モンセンター(私はいつもポルシェセンターを想像します)を誘致したのでしょう、その手提げを持った小学生くらいの子を数人見かけましたが、経営の素人である私が言うのもおこがましいですが、それはちょっと違うと思ったのです。

繰り返しますが、百貨店、デパートメントストアの良さは、人と人が対面して商品・サービスを提供することが旨であるはずです。
子どもの頃に見た「トミカフェア」や舶来ミニカーの素晴らしさ、青年期にちょっと勇気を出して入店したブランドショップのフカフカした絨毯、そして買い物額の多寡にかかわらず、こちらの意を汲んで的確に応えてくれるサービス。
それがデパートですよね。
私はまた来たい(お目当ての北欧展には結局行けなかった)と思ったのですが、東京駅から遠いという家族が約2名。
先が思いやられますね。。。
車寄せのカーウォッチングもしてみたかったですが、叶いませんでした。
Posted at 2023/03/11 23:50:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行記 | 日記

プロフィール

「生前お世話になった先輩カタログコレクターさんを偲んで、今年も読みました。2訂版は巻頭のカタログページが素晴らしいです。」
何シテル?   08/16 19:33
ミニチュアカーや車のカタログ収集と国内・海外旅行、読書が好きな50代です。 マイペースで更新していきますので、お付き合いくださいませ。よろしくお願いします。 ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

掲示板

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

鈴木修氏お別れの会に参列 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/04/14 22:12:01
クルマという価値観のシフト 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/03/03 21:33:20
納車から2年半 ー VW ゴルフ7の素晴らしさをここで改めて言っておこう 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/03/22 19:07:40
 

愛車一覧

プジョー 208 プジョー 208
7台目。25年以上の長きにわたりフォルクスワーゲン車を4台乗り継ぎましたが、ドイツ車や日 ...
ホンダ シビック ホンダ シビック
1台目。初めての愛車。高回転型エンジン、低いボンネットなど印象深いです。サンルーフ付(ス ...
ホンダ シビックフェリオ ホンダ シビックフェリオ
2台目。1500VTiのカーオブザイヤー受賞記念車。特別装備のパワーシートに惹かれ購入。 ...
フォルクスワーゲン ポロ フォルクスワーゲン ポロ
3台目。初の新車+ドイツ車。 日本車との違いを良い部分も悪い部分も知りました。 買った当 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation