![連休を使って800㎞ツーリング 連休を使って800㎞ツーリング](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/047/691/060/47691060/p1m.jpg?ct=eb2c8107bbbd)
どこか遠出したいという声が家族内であがり、じゃあ信州はどう?と提案したら可決されました。
ここだけは行こうと決めていたのは戸隠神社奥社と国宝松本城、そして日本唯一の村にある百貨店こと、井上アイシティ21店です。
行きは東海環状自動車道から北上、帰りは中部横断自動車道で南下というルートを取りました。
全行程およそ800㎞。我が家では例を見ないロングツーリングです。
途中休憩を挟んで、約6時間の高速走行を終えて戸隠神社に向かいます。現地に着くころには12時近くになっていたので、中社近辺で昼食を摂ることに。
信州と言えばやはりそばですね。美味いは美味いのですが、水切りが足りないような…。
わが子が頼んだうどんの方が美味しいじゃないか、とちょっと残念と思ったのでした。
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気を取り直して奥社に向かいます。片道2㎞、上り勾配の参道を歩いていたら、「もう無理」とわが子。思案の末家人とわが子はリタイヤし、私がご朱印帳のお使いをすることになりました。
10年前の同時期に来た頃は、残雪で参道が滑りやすくなっていましたが、今回は全く雪がありませんでした。
マイナスイオンを感じながら、往復4㎞の行程を楽しみました。
近年のお参りスポットは、小腹を満たすスイーツが充実しています。
私は高原バニラソフト、家人はそばソフト、わが子はあまおうソフトを注文。あー美味しかった。
途中、わが子のリクエストにより黒姫駅に寄りました。
Google先生によれば、長野県北部の黒姫駅は北陸新幹線の開通に伴い、JR信越線から「しなの鉄道北しなの線」へ移管されたとのことです。
駅周辺には、一茶と書かれた石碑がそこら中にありました。
後で知った事ですが、日本一有名な俳人、小林一茶はここでお生まれになったそうです。
通常、戸隠を訪ねた人は長野に下って、翌日は善光寺参りをするところですが、思う事があり今回は松本に泊まることにしました。
奥社から上信越道・信濃町インターに乗り、松本までの距離は約120㎞。県外からは長野・松本は隣町の認識ですが、生活圏が違うことを実感しました。
夕食は景色のきれいな姨捨サービスエリアで、しょうゆラーメンを選択。安心・安定の美味しさでした。
松本市内のホテルにチェックイン。
わが子は、通りすがりの松本駅前のビル群(と言っても4—5階が主流ですが)を見て大はしゃぎ。
そこで、ホテルから駅まで歩いて行き、入場券を買って列車見物を楽しみました。
中央西線を走るJR東海車両と、中央東線を走る「あずさ」、篠ノ井線、大糸線のローカル車両、ひいては地元の松本電鉄もあり、新幹線は走っていないですが大変面白い駅でした。
ご存じの方もおられると思いますが、停車の時「まぁつもとぉ~まぁつもとぉ~」と女性のアナウンスが響き渡るのが印象的です。
駅コンコースもモダンで美しく、かれこれ1時間以上駅にいました。
1日目はロングドライブ、参詣、撮り鉄と旅情を満喫しました。
2日目は、Googleマップに出ていた「アガタベーカリー」というパン屋に行き、そして駐車場予約サイトで松本城徒歩圏で495円/日という場所を見つけたので、そちらを起点に街歩きをしました。
当初は松本城まで歩いて行く予定だったのですが、急遽バスに乗りたいと言う者が1名おり、バス停を探すと、ありました。
地元のアルピコ交通のバスはカラーリングが良くて好きなのですが、温暖な静岡県と比べると融雪剤の関係なのでしょうか、比較的錆による傷みが進行している印象でした。
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松本城は、日本の名城だけあって大変風光明媚なところでした。市内のあちこちに松本城にちなんだイラストがあり、市民の誇りなのだと感じました。途中晴れ間が見えて、青空をバックにした写真を撮ることができ満足でした。
それから、松本城から松本駅まで散策することにしました。歩いて15分ほど、途中川が流れていたりカフェがあったりと、観光客目線ではなかなか魅力的な街だと感じました。
そろそろお腹が空いてきました。昨日のそばがまぁまぁだったので、もう1回信州そばの真髄が食べたいと提案したら可決。駅ビル1階にある、手打ちそば榑木野(くれきの)でそばを再食します。
結論。コシのある麵で、水切りも良く大変美味しかったです。
ここで再度、循環バスに乗りたいという提案が約1名あり、その付き添いをすることにします。家人とは一旦別行動を取りました。
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横田信大循環線と、信大横田循環線という路線に乗りました。字面が同じで紛らわしいのですが、要は内回りと外回り、右回りと左回りの違いでした。
国立大学と日銀支店が長野ではなく松本にあるのは知っていましたが、護国神社も松本にあるのは知りませんでした。
現存する洋館の医院が、古くから栄えた街を印象付けます。
続いて松本の地で創業140年を数える老舗百貨店、井上が2000年にオープンさせた郊外店、アイシティ21を訪問します。
郊外と言っても、本当に民家がない工業団地の一角?で、果たして百貨店が運営できるのか。オープンした時から私も疑念を持っていました。
店内に入ってみると、3階建ての百貨店棟と2階建ての専門店棟の間はモールでつながれており、開放的な雰囲気です。
百貨店棟はダブルエスカレータが配されるなど、贅沢な空間の使われ方をしており、ここが農村の真ん中であることを忘れされてくれます。置いてある品も高級品ばかり。
記念に何か買いたいという思いは強くなり、大人向けのミニカー(TLV-N 1/64 ランチア・テーマ8.32赤)と、地元の名店ファイブホルンのケーキを買いました。
百貨店のおもちゃ売り場にTLVが置いてあること自体かなり珍しいのですが、まさかテーマ8.32があるとは思ってもいませんでした。農村で20年百貨店を続けている意気を感じました。
そんなこんなで旅行の日程をすべて終え(信州まつもと空港訪問は今回見送り)、塩尻北インターそばの回転寿司店で締めの夕食。
かねてから温めていた、静岡経由で、静岡市内の日帰り温泉「おふろCafe 美肌湯」に寄ってひと休憩という案が可決されました。
中央道を経由し、諏訪インター近くのENEOSで給油。再び中央道に入り、双葉JCTから中部横断自動車道に入ります。新清水JCTから新東名に入り、新静岡インターを出て10分くらいの場所にあるこの日帰り温泉は、とにかく泉質が良いんです。湯上がりはカフェが設えてあり、多くの若者でにぎわっていました。
ゆったり温泉に浸かった後は、国1バイパスで帰途へ。通い馴れた道で、途中渋滞等もなくスムーズに帰着。時に0時30分。
![alt](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/068/461/046/af67d64252.jpg?ct=bd1f2961aacc)
諏訪インターから自宅までの平均燃費は24㎞/Lをマークしました。9年落ち82千キロ走行の1.2Lゴルフの底力と包容力の広さ、資質の高さを今回のロングツーリングで改めて知ることとなりました。
長文をお読みいただき、ありがとうございました。
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Posted at
2024/05/01 19:15:29