凌志のブログ一覧

お隣の大韓民国では、わが国と違って未だに大型セダンのニーズが高く、とりわけ大手の現代自動車は三菱自動車の技術供与を受けた後、自力で国産高級車の開発に取り組んできました。

２０１５年１１月に、これまで最高級車だったエクウスがモデルチェンジし、名前が「ジェネシスEQ900」に変更されました。
初代アウディTTなどをデザインした、ペーター・シュライヤー氏が招へいされた以後の現代・起亜車は、デザインが垢抜けたものとなり、一部では日本車よりもスタイリッシュなのでは…というモデルも見られます。
ジェネシスEQ900は自動でポジションを合わせてくれるシートを世界初採用するなど、欧米・日本車に負けず劣らずの装備を搭載しており、非常に興味深いモデルです。
カタログは旅行の際に自分でディーラーに貰いに行ったり、韓国人と交換したり、韓国好きの友人に頼んで入手したりしたものです。

トヨタのクラウンや日産のスカイライン、スバルの富士重工などは、発売開始から何十周年を記念した小冊子を定期的に作っています。
整理かたがたコレクションの一部を撮影してみました。

クラウン
５０周年と６０周年の冊子です。この他、２０周年、３０周年の小冊子もあります。






スカイライン
R32とR33、V36の時に発行された冊子です。


R33当時のヒストリー小冊子より　歴代スカイラインの寸法が載っています。


V36当時の小冊子（カレンダー）の巻末に載っている年表です。


スバル
４０周年と５０周年の冊子です。








なかでも、スバルのヒストリーブックは無料にもかかわらず、毎回趣向を変えて発行されており、世界的に見ても屈指の作だと思います。
賢者は歴史に学ぶといいますが、地味ですがこのような取り組みはもっと評価されてもよいと思います。

おまけ
１００系マークⅡマイナーチェンジ時の新聞広告（１９９８年）
３０年の歴史が、マークⅡを進化させた。小さな広告ですが力が入っています。