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2024年02月25日 イイね!

車高調、フロントバネ交換

車高調、フロントバネ交換自分のアクセラの車高調の、フロントバネを仕様変更しました!

組んでから1ヵ月程乗ってその間ほぼほぼ問題ないんですが、陥没した路面や極端なギャップを拾った際に酷い突き上げを経験することが2度程ありました。
バンプタッチしてとかのレベルではなく、強烈に金属質なガツン!!!とした突き上げ。
腰にまで響いて、いってぇ…!ってなったレベルだったのでこれ考えられるのは…アレだよなぁ…という事でそこからバネの仕様変更を色んな方向で検討していました。
レートを大きく上げるのか、いやバネのブランドを変えるのか。


今使っているのはエンドレスXコイル(黄)です。


吊るしのバネ比較でちゃんと許容荷重も上回る様にはしていましたが、許容ストロークの方がどうもギリギリ過ぎたのかと。
ショートストロークダンパーでバンプラバーがいくつで…とちゃんと採寸してましたが、バンプラバーの潰れが特別大きい衝撃で相当潰れた瞬間に線間密着したんでしょう。
実際、外したバネには綺麗に密着した痕がありました…

エンドレスXコイル(黄)最大の難点は許容ストロークが一般的なバネより大幅と言っていいくらいに許容ストロークが短い事。
ていうか、今現在の市販バネで最も許容ストロークがワーストでしたw
そんな振り切った特性をしているのでギリギリ狙いでは大きな変形をしている路面の衝撃に対して許容外になってしまって線間密着を起こし、バネが金属の塊となってボディを突き上げてしまったーというわけ。
普段はならないです。
しかしキャパが不足する瞬間が存在する事が分かってしまった以上、イレギュラー含めで考えてキャパ増せねばなりません。

まずID65の現一般市販バネで分かる範囲のスペックを全て調べてリスト化して考えて、決めました。
ハイパコって改めてすげーんだなーって数字見て思いましたね。
でもクスコのブルースプリングも数字だとなかなかその辺りに肉薄する感じだし興味深いです。
まあまあ、数字は数字。
好みは好み。
はい、今回は


同じXコイルにしましたーーって大分時間掛けて調べて考えた割に同じバネw

同じにしたのはやっぱりこの車高調ではXコイルで行きたいなと。
FC現役の頃から使いたかったバネなので(巻き数が多い、低応力バネが好み)ちゃんと実際に使い込んで知りたい。
それで、ダメだったーーー憧れのバネだったけど合わなかったーーーってなったらそれはそれ。

で。
自分の場合車高を下げるつもりがない(今も純正から10mmダウン程度、アームの角度的にもこの辺までが塩梅良い)んで車高の下げ代をバネに食わせる、自由長を長くする手段を取りました。
でもただ自由長を長くするだけだとシンプルに許容ストロークだけが少し増えるだけ。
かといってレートを上げると線径が太くなるのでこれまた許容ストロークが結局減る。
許容ストロークを特に気にするなら同じXコイルでもRの赤いバネの方にするべきってのが結論になってしまう感じですが、ラインナップの中からこれならいけるはず!っていう自由長178mm→203mmのレートを1kアップに留めたものにしました。

ビフォー


アフター


採寸してたから入るのは分かってはいたけど、普通の車高調よりロックシート1枚少ないのは大きなアドバンテージですね。
あったらシート3連パターンになるところでしたw

BLアクセラのフルタップの車高調でバネの自由長が200mmを超える事はまずあり得ません。
車高が下げられないから。
テインが5kで225mmですがあれはネジ式です。
フルタップは175mm辺りが最も多い。
この車高調も吊るしはそう。
それこれ、スプリングシートがボルトロック式でロックシートがないタイプだからこそできる業。


初手プリ2mmで組んだんですが、レート1k上がって自由長が25mm長くなったバネってどんな感じ?ってもう出だしから『ふにょん』『ぐにょー』っとしてて困惑。
到底レートアップしたとは思えない具合で、これは前の方が断然乗り味は良かったぞ…と早々に頭を抱えました…
まさかだけどこのタイプってプリロード多めで化ける類?って思って、更に掛け増ししてみたら、そのぐにょーの領域だけがちょうどなくなって振動は入るもののすっと消える感じでめちゃめちゃ乗りやすくなった!
これがとてもハマってバネ交換した翌朝から昼に掛けておおよそ4時間くらい走りました。
運転してて楽しいんですよこれがww
振動はあるにはあるんだけど、無駄にゆらゆらしないんで運転しててめちゃめちゃ楽。
かといって硬いんじゃなくて、むしろレートは7kだから荷重掛ければ簡単に乗っていく。
同じアクセラで某社のフロント7k車高調とかやる事やっても割とぼすんどすんするけどまるで別物の7k。
数字って結構分かんないよなーってこういう経験する度に思います。

で、そのたっぷり走った後に、一応またプリ戻してみようって戻して、うわ!これ…あーーーいやだーーってなってすぐにまた戻しましたとさw
プリロードはゼロが基本!って試しもせずに考えるの放棄してーってのはほんっと勿体ないですね。
『どうせ』じゃなくて『もしかしたら』で動いた方がより自分の感覚に正しいものに近付ける気がします。
セッティングの面白さはこういうところにあると思ってます。


とか言ってますが


無傷で綺麗だったダンパーこけさせて、近くに置いてたブラケットにぶつけてネジ山潰してやんの!!
はーーー…結構悲しいw
まぁでも仕様変更して無事に安全で楽しい街乗り御老体カーになったので、またちょこちょこ調整しつつやっていきます。

3月は毎週誰かのアクセラの作業、3月最終週は自分のアクセラのチェック、そして4月頭は例年恒例の東北アクセラミーティング参加!
ここから色々ダッシュです!
つまりブログネタもそれだけ連続して出てくるので更新頻度は上がるはず。
モチベ上げていきます!
Posted at 2024/02/25 15:28:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | BLアクセラ足周り | クルマ
2024年01月30日 イイね!

マツダスピードアクセラがやってきた

マツダスピードアクセラがやってきた1月始まったと思ったらもう気が付けば30日…
今年も早速作業オフやっております。
今回のアクセラは自分のところでは大変珍しい


マツダスピードアクセラです!

社外のインタークーラーダクトが付いておりますがダクトだけでなく、上置きのインタークーラーも社外の大きなものになり、コンピュータも書き換えられていて流石に自分のFCより速い(サイドポートのハイフロータービン)と体感で思いました。
余裕で300psありそうな雰囲気。
FFで2.3Lターボのトルク立ち上がりとタービンのパンチは流石にやばいですね!
ATのNAに慣れ親しみ過ぎた身体にはあまりに刺激的でした。
2速でズルン!って普通にフロントが滑るw

そう、ATにこんなにも慣れ過ぎて…
MTの運転に苦戦するだなんて思わなかったよ!?
もうド初心者だよ恥ずかしい…なんて内心なってましたw
まあまあ、だとして一応普通には走らせられるし体感センサーがこれで変わるわけではないので!


今回は目的がとても分かりやすい。
鈴鹿サーキットでライバルにタイムで勝ちたいと!
いいですねーーー!
話を聞けば同じ車種のライバルの方がコンマ2秒速いらしく。
車高調を去年交換してからの前回の走行会で縁石に乗った際にスパンとリアがいった経験から、足のセッティングを一度見てもらいたく…という話から今回の作業に繋がったのでした。

でも試乗して思った印象、別段ここが悪い!がないパターンの個体。
悪いところがあるからどうのこうの…ではなくて、要は自分に合ったセッティングなのかどうか?です。
仕様を見て思い当たる節も結構あるので、まず基本作業の1G締めをしつつ各部問題がないかを見ていきます。

あ。


このブラケットは純正じゃないし、見覚えが…
前に使っていた車高調はテインですね?

ABSセンサー配線のこのブラケットはテイン車高調専用の物で、このブラケットじゃないとテイン車高調の場合ABSセンサー配線の取付位置が純正より遥かに下になるので純正ブラケットの角度だとタイヤがABSセンサー配線に干渉してしまうのです。
ブラケットの角度が問題で、結果斜めに配線が行ってしまうのが問題。
この専用ブラケットがあると配線が斜めじゃなくて起き気味になるので回避できる。
ていうか、これ、


自分のRSR車高調でも同じ現象が起きて確認済みです。
丸印のところのはタイヤが擦れて出来た跡。

現物採寸してるんで知ってますが、テインとRSRはこの配線の取付位置が結構近いので同じ現象が起きるはず。
ましてやテインは専用ブラケットをわざわざ付属しているわけで。
RSRの車高調は純正ブラケットそのままでいけるはずなんですが何故か自分のは思いっきり干渉してました(交換作業後の試走で擦れる音がしてて気付いた)
これはブログを書いている今現在対策済みです。


シンプルに曲げたからw
これでABSセンサーの配線の位置が起き上がるので回避できるわけ。
角度はテインの真似をしつつ純正ブラケットの無理のない範囲で…という具合にしています。


フロントのバネプリロードが左右でズレがあったのと、右側は車高が左右でズレ(緩かったから回ってたのかも)があったので、それは左に合わせました。
他は目立った問題はなし。

マツダスピードアクセラもフロントロアアーム周りは後期型になると


フロントの光軸センサーが丸々無くなってました。
この辺はNAエンジン車と同じなのか。
MSでも後期はメンバーが違うんですねー


フロントは整えた程度で、問題はリアです。
車を飛ばない様に(安定する様に)できますか?という事に対して、基本特性は車高調の性格に引っ張られるので無理だけど乗りやすくさせることは出来る。

という事で問題視したのがリアロアアームバー!!
なのですが…写真撮り忘れてるー…という事で


これね(過去の作業時の写真より)

良くも悪くも効くんですよ。
これがあるとリアの動きが機敏になる。
そしてタイヤが目いっぱいの時のコントロールの幅が大分狭くなる。
限界が引き上がってあるところまでは粘って…スパン!って急にタイヤが滑りやすくなる。
純正ってこの補強が当てられる部分がコの字になってるんですがそこまでガッチリは作られてなくて、敢えて力を逃がしてるんですね…
そして新しくした車高調はサーキット向けなのでリアバネレートが10k。
ショップさんが組んだプリロード値は別に悪いところではないんだけど対症状からしたらまだプリロードは弱めたいし何より足つきを良くしたいのでもうナンボか調整させてくださいという感じでした。
だから今、3つ、リアが飛びやすい条件が揃ってますって説明したら、合点がいくところもあったのかオーナーさんも笑ってましたw

「これって、今日外してもらう事できますか?」
できますよ!って事で外します。
あるといい場合もあるし、無い方がいい場合もある。
これで後付け補強はフロントロアアームバー(一文字のタイプ)だけになりましたが、これは付けててもこの場合はいいかなと思います。
結構メンバーのあの部分ってジャッキアップダウンでアーム動かしてると歪みというかしなりが大きいの見えるからね。
フロントヘビーな車なのでそれは良いでしょう。
以前は他に同社のフロントタワーバーも以前付いていたんですが、そのフロントタワーバーは実はこちらのFFWアクセラに今は着いています。
外した理由はタワーバーを挟み込むとボルトの掛かりが浅くなるから。

フロントタワーバーと言えば、肝心の写真を撮り忘れてしまっていたんですが車高調取り付けたショップさんはフロントアッパーマウント装着用のワッシャを付属のものではなく厚みのあるワッシャに替えて取り付けをしていました(※)
へー!ここ見直しをするなんて作り見てるんだなーって感心したんです。
これの前のブログで書いた車高調の固定ナットのブログ内にも書いたワッシャの話。
あれです、対策済み。素晴らしい。
(※蹴脚は標準で大判ワッシャ付属でした)

話が少し脱線しましたが…
何故そのパーツを付けるのか、そもそもどう車が動いてくれる様にしたいのか。
結果そこを求めたいので別にナニがあろうがなかろうが求める結果が出せればいいと思ってます。
今回は足つきが良くなり、逆にもっと曲げやすくなればいいって話。
その解を知っているのでそれをやるのみ。


ここ2ヶ月くらいリアスタビの検証も大分自分のアクセラで繰り返しました。
付け外し付け外し、サイズを変えてまた外し…
これがこうなら、こうあるといい!ってのも出せたので最近はリンク長を調整する流れが増えましたね。
ウチでは2段階調整パターンがあります。
ナシはナシの意味があります。

リアバネは何もいじらずそのまま。
バネアジャスターもそのまま触らずでプリロードだけを数mm抜いたので単純、僅かにではありますがリア車高が下がります。
これもね水平車高よりかは…気持ち、気持ちでもリア下げた方がって意味で今回はちょうどいい。


リア足調整結果、リア足が浮いた状態はこちらー


短足でしょうw
でも、これでも元よりオーナーさん曰く20mmくらい伸びてるという話。
去年末にアクセラのオフがあってリアの短足ぶりを指摘されたり、試乗しあって挙動の不安定感を感じたり…だったそうで。
自分だけでなく同じ車種で走ってる人達からのコメントもあって尚更に足セットに不安を覚えたってところだったんでしょうね。

ではウチで整え直してその結果、どうなったでしょうか!
オーナーさんコメントが

・リア脚の動きが良くてめっちゃ楽しかった
・曲がる!!って感動した
・脚がちゃんと接地してる感出た
・リアが今まで以上に動くようになったのでサーキットでの減衰要変更

という事でしたので狙い通りに出来たんではないでしょうか!
自分が試乗した時も思ったけど、最初の試乗で別にそこまでではないんだけど確かに接地感は…って感じだったのでその辺がちゃんと改善できたのは良かったです。
減衰もただ硬め過ぎればまた同じような結果にはなってしまうので、程々に良い塩梅が見つかればいいですね。

次の走行会も既に決まっていて割と近日という事で、安全に楽しく競って、そして良い結果が出る事を祈っております!
Posted at 2024/01/30 22:25:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 人様のBLアクセラいじり | クルマ
2024年01月14日 イイね!

車高調の固定ナット

前々から気になってた事。
アクセラの車高調、フロントアッパーマウントのスタッドボルトって純正準拠で基本的にM8なんですが


こんな風にストラットの穴に対して緩いです。


純正アッパーマウントだとこんな感じ。
アッパーマウント側がナットで、ボルトを上から挿すパターン。
まぁこれがどうにも扱いづらくて加減慣れてないとこのボルト折ります。
ジャッキアップして負荷をちょっと調整しないとダメ。
このストラットの穴が大きいってのを利用してキャンバー角の微調整はできるわけですが、別の問題も浮上します。


車高調の場合、ボルト挿しからナット通しになるパターンがあり、そのワッシャが締め付けの結果、陥没したりします。
酷いとフランジナットのフランジ部も押し上げられて平ら気味になってしまう。

これ、今まで作業してきたアクセラの車高調でなっているの複数見て来ました。
締め付けトルクも35NMくらいで良いものをオーバートルクで締めてしまいがちなところも要因かと思いますが、どうも車高調付属のナットワッシャが組み合わされているとなりやすいと見える。
何故ならここの純正ボルトワッシャが


こんなに分厚いのを使っています。
ここの穴が大きいからこれくらいやらなくちゃ陥没するってのをちゃんと分かってる上でのそういうサイズ選定。
ただ、


社外タワーバーを付けていて平気な場合もありますが(この場合テンション調整結果の都合も合わさって)


この部分に関しては前から疑問視をしていたのでそれで2023年7月から試験的に、


ホームセンターでは売っていない様な強度のあるフランジナットをモニター使用してもらっています。

一般的に車高調に付属するフランジナットよりか少しではあるけど直径が大きく、何よりも根本的に素材が違って硬く、フランジ肉厚も倍分厚くスタッドボルトが噛む量を最大限にとっています。
ただ、だとしてもワッシャではないので実際に接触する範囲が大きいとも言えない。
ワッシャよりか小さい面積ではあってもナットの剛性が高くなれば緩みもせず且つ何なら競技にも耐えうるのか(このアクセラはMFCTでの国際サーキット走行を年数回しています)という試験です。
またこのナットの表面処理は黒染めではないのですがどれくらいの防錆能力があるのかも同時に見ています。


さて、自分の先日組んだ車高調の場合ですが…


自分のなので最初から数パターンチェックしています。

一番最初は基本でという事で車高調に付属してきたワッシャとフランジナットをいつも使っているアナログのトルクレンチで針の振れと手感で見ながら締めて行ったんですが…トルクが30NM辺りからトルクが思った様に上がらない。
ダメそうなので32NM上限で止めました。
無視してぎゅっとやれば締まるんでしょうが、その結果待っているのは先にも書いたワッシャの陥没、フランジ部の逆反り変形が待っているわけです。


やはりまず穴径が大きい、トルクが安定して掛からない理由は土台にあり。


モニター使用してもらってるナットと同シリーズのワッシャです。
M8ピッタリ、且つ厚みも素材強度もあり。
問題としては肉厚だからナットの噛み代を盛大に奪う事です。

ではその強化ワッシャと付属のフランジナットを組み合わせたパターン。

見た目にも安心感がある!
流石にこれは締め付けても大丈夫、普通の感じ。

同ワッシャに強化ナットの場合だと、

スタッドボルトの噛み量としてはむしろ付属のフランジナットよりも噛んでいるんですが、一目見た時に「緩んでる!?」と思えてしまう見た目感が気になります。
合いマークとかつけておくと安心材料になるかな…
強化ナットの方でしばらく使用試験してみました。
まず締め付ける時のアナログトルクレンチの針の立ち上がり方が断然に鋭い。
あんなに付属のワッシャとナットで30~NMがじりじりだったのに、ぐっ!と35NMまで簡単に締められる。
ナット側の強度が勝ちすぎるとスタッドボルトを折るのでバランスは大事ですが、この場合穴径が大きすぎて座面が不安定な条件を強いられている中でトルクの上がり方が良好という事は座面の安定性が良いとも言えます。
その後走る走る、セッティング出しの為にあれやこれや…


そうしている間に、次に試したいナットが届きました。


チタンです!
こんなん使った事ないよw
フランジナットであえてセレート(緩み止めのギザギザ)無しにして摩擦面積を最大にとる方を選びました。
車高調付属のフランジナットも大体セレートありだけどもね。

さてテストしてた強化ナットを緩める時点でナットの食いがもう全然違ってたw
めちゃしっかりしてるし、そもそも丈もあるから工具の掛かり幅も抜群。
いや…やっぱり文句なしにいいですね。
見てくれだけが一瞬緩んでる!?に見えるそれ以外は言う事なしかもしれん。
ワッシャ無しで強化ナットだけで使えてそれで安定してるならそれが一番なのかな…


という事で新しく届いた、チタンフランジナットにしてみました。
ワッシャはそのまま継続。
チタンのナットなんて締めた事ありませんw
一般的なユニクロフランジナットと特別違う…気持ちトルクの上がりがいい…とも何も言えないかもしれないw
うーん、チタンとしか書いてないからチタンの何なのって分からないのでまだ何とも言えません!
それ含め実用テストなので。
ただ、見てくれ的にはちゃんと締まりきってる安心感再び。
色合いがユニクロメッキともステンレスとも違う、そういえばチタンマフラーの熱の帯びが浅いところはこんな色だったかもというぼんやりした記憶が蘇った感じ。
チタンって事で買った値段を考えるとユニクロでいいんじゃないのって気もしてくる様な…w


色々やってますけども、
つまりはその車高調の固定、ちゃんと出来てる?ってのがポイントです。
ストラットの締結強度を純正以下にするなんて問題外なのにね。
せめてちゃんとそこが軸力安定させられてるかは見た方がいい、と思うところでした。
Posted at 2024/01/14 13:04:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | BLアクセラ足周り | クルマ
2024年01月07日 イイね!

新年と車高調

明けましておめでとうございます!
本年もよろしくお願い致します。

今年は後悔の無い様に趣味を楽しんでいきたいと思います。
あの時やっぱりああすれば良かったのにな…みたいなもやもやができるだけ無い様にしてきたいですね。
出来る事は出来る内に。
何が起こるか人生分からないですから…


という事で年明け1発目!
車高調!!!


部品組み替えたりして出来上がりましたよーー

物凄く久々、自分のアクセラ用です。
人のアクセラのじゃないですw
テスト兼ねてるので色んなパーツ入れてます。

元は中古ですがダンパーとかの程度は良いんです。
ただ問題もあって、部品の欠品やら変形やらがネックで。
実は2年くらいは売れずにずーっとお店に残ってるのを知ってて眺めてる事が多かったんですが、ある日それを現地にまで行ってみたんです。
いやこれなら!ってので買いました。
売れ残り続けてたのは難アリにしてもBLアクセラのNA向けの物っていうニッチな車高調だからかもしれませんが…
マツダスピードアクセラの方だったら多分違います。
NAってなると…今大分乗ってる人いないので。

で、これ直すにしてもまあまあ面倒な感じのところも…
例えばフロントダンパーのナックルに挿す部分の


トサカ(って勝手に呼んでる)が変形凄かったりしたのをバンバン叩いてまともにしたり(3つ写ってますが1つはもう1セット持ってる同じメーカーの車高調)
このブレーキホース固定ブラケットの酷い変形ったら!


車高調寝転がした状態でブラケットのロックシートを緩めようとしたんでしょう。
マイナスドライバーカチ込んだ深い抉れもロックシートにありましたから。
じゃないとここがこんな曲がり方するもんか。


バイスでガッチリ掴んでそれを大きめのモンキーで挟み込んで横方向へ持ち上げます。
反対側の変形してない方と並べてみるも、


まだまだ厳しいですねー
曲げだけで形を合わせるよりかは削った方がもう早いと判断。
ぎゅいーんと切削。


反対側と並べて見て。
どんなもんでしょ。


ファンヒーターで熱入れてタッチアップ。
乾燥させてからまたファンヒーターで熱入れてタッチアップ。
目検で加工したけどどんなもんですかー


ぴったり、バッチリ!
ホースの接続部揺さぶりましたがぜーんぜん問題なし。

これで最低限、取り付けの段取りが組めました。
ここからは吊るしから組み替えた部品です。
まずはフロントバネ!


ENDLESSのXコイルはまーーじで一度使ってみたいとFC乗ってた頃から思ってた!
絶対好みだと思ってたから特性が。
知らなかったんだけど、今他にもXコイルってバリエーション増えてたんですね。
赤いXコイルRまでは知ってたけど、俺の中ではもうこの黄色のこれが絶対特性が好み。
見た目にもバネの巻き数多くて間違いない。
もちもちしてるはずw

それとフロントには転舵でバネ鳴りやロックシートが緩みやすくなるのを避けたいというのがあったので、MAQSのテフロンシートとステンレスシートのセットを購入。


でもステンレスシートの方はこう、最低限の処理なんだろうか、それとも意図的なんだろうか分からないんだけど、片面は食いつきそうな角の立ちっぷり。
うーん…って考えた結果オイルストーン使ってステンレスシート全て研ぎました。
なので通常のと違ってさらっさらです。
これを標準装備の樹脂シートの上にセットしました。
フロントはこれだけ。
銘柄変更とバネレート1k分アップ、自由長も同じで滑るシート1枚ずつ追加しただけ。


お次はリア!


フロント同様Xコイルで、バレル直巻き!
これもやってみたかったシリーズ。
フロントと全く同じ自由長にレートまで一緒です。
前後同レートだけど、リアの方が何なら許容荷重が高い。
何で?ってのはいくつか理由が勿論あって、


仕事の荷物の積載でこうなるからww
たまにじゃなくてこれレベルがしょっちゅう。
これはエクゼの車高調のバネで、レートが2.3k、自由長はかなーーーり長く、ダウンサスよりかは短い程度。
そういうわけでそもそも許容荷重が高くなくてはならないというのが大前提にある。
だから線間密着しづらいバレル形状で、かつ許容荷重も高く今まで色んなBLアクセラの足セットをやってきた経験で決めたバネレートがこれ。

素組み(車高調をただ組める様に組んだ状態を指す)足だとどうしてもリアは乗り心地が良くならないBLアクセラの足を理解してるからこそ、逆にリアはレートが高くてもいい、自分の希望する感じに調整できるから。
という事で前後同レート6k、前後自由長同じ、前後直巻きだけど異形バネという形にしました。


荷物の積載でどの程度に実際なるかは荷物の程度にも依るしその時々だから分からないけど、


線間密着してしまうかも分からないので、バレル向けサイズのBESTEXバッファーチューブも取り寄せて装着。
ENDLESSからも全く同じサイズが出ているんだけどENDLESSよりか少しだけBESTEXのが安かったからというのと、もう1つBESTEXから取り寄せたいのがあって…


このフリクションレスシートです。
この車高調のリアのバネアジャスターはID65なんですが、66の方が塩梅良かったのでリアにはこのフリクションレスシートと併用でMAQSのステンレスシートも使います。


アクセラのリアへ直巻きスプリングを使うにあたってそのままでは使えないので、RIGIDのスプリングマウントシートを使用します。
ロアアーム中央の穴にこのアルミ製のシートを入れ込み(アルミ側の現物切削合わせが必要。まずそのまま入らない)スプリングシートとします。
そのシートに乗せるはodula製の車高調用スラストベアリングです。


リアにこういう機構はあるといいのかどうか、耐久性は(しかも酷いロアアーム側)これがあれば車高調整もしやすいのか?等々の現物チェックもしていきたいです。


この車高調はフロントスタビリンクが純正ではなく専用品が必要なパターンなんですが、幸いというか同じ車高調のバージョン違い品の説明書を持っているのでそれに記載されてた長さのスタビリンクに近いサイズで、自分の設定車高も鑑みてコレがいい!と決めたのがマツダ3純正フロントスタビリンク。
ぶっちゃけ付属のスタビリンクは防錆が…という感じだったのを知っているし現物も触っているのでこれだけでも良い防錆グレードアップですね。



という事で、RSR製の車高調ベーシックiで今年これから走ります!

今時そんなのある?っていう減衰調整なし!モデルです。
フルタップの車高調で減衰調整なしなんて誰が買うんだ…?っていう様な変わったやつですが逆に欲しかったんですよ!減衰調整なし。
メーカーが決め打ちした減衰設定になっててフルタップ、って絶対楽でいいじゃないですか。


フロントはバネレート1kアップ程度だからまだ減衰力も許容かなって思ったけど、リアは普通に約2倍の3.5k→6kなんですよねw
レート差分を減衰調整できればまず問題ないでしょうけど、調整できませんから他の所でバランス取る感じになるでしょう。


とはいえ、減衰調整できるRSRの車高調も持ってるんですけど(写真左側の4本)
RSRの減衰固定式モデルであるベーシックiと、減衰調整式モデルであるベストiの両方持ってるんです。
最悪そっちのリアダンパーだけ使えばいいやってくらいの気持ち(フロントが特に具合悪いものなので)だったので今セッティングやってるんですが、全然いけますね。
プリロード調整でいけます。
この辺の細かい調整は前車高調のこれまた減衰調整できないネジ式車高調でちまちまセッティングやってきた経験が活きます。
流石に1回目では決まりませんでしたが、今日セッティング2回目で走って良いところ来てるので、明日はセッティング3回目、今日物足りなかったフロントを更に詰めたいと思ってます。


人様のBLアクセラの足散々やってきてて、なーんか自分のはこう、制限かけたいじり方ばっかりしててちょっと…ってのがもういい加減!だったので、本当はこういう足が好きなんだ!!ってのをとうとうやり始めたわけです。

元々は最初アクセラの車高調買う時に最後まで天秤掛けてたのはこのRSRの車高調で。
いや、やり過ぎない様に何もやれない車高調にしようって天秤に掛けてたエクゼの方にしたんですが…最終的にRSRに戻ってきました。
やり過ぎないも何も自分のだけどころかもう10台とかBLアクセラやってるんですけれども…おかしいなw

減衰固定ですが、現時点で既に面白過ぎる。
ツーリングが最高に楽しい足をテーマに作ってますが、前よりめちゃくちゃスイスイ走るのに乗り心地が良くなったw
もう1つ持ってる減衰調整式の方は将来的にO/Hに出してからにするつもりなので、仕様変更もできるそうですから更に踏み込んでやれたらなとも思っています。


現アクセラ、25万キロ。
例年通りなら年間2万キロ走るので27万キロへ。
いつまで乗れるのか。
いつまで乗るのか。

今年もまた、人様のアクセラとのご縁が既に数回ありそうな話になっているので楽しみです。
Posted at 2024/01/07 01:17:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | BLアクセラ足周り | クルマ
2023年12月31日 イイね!

2023年、総括

あれやこれやに追われて区切りらしい区切りがつかない…と思っていたらもう大晦日でした。
2023年、明けてからのブログで『今年もディープでマニアックにやっていきたいと思ってます』と書いてましたがこれは間違いなく達成できたと思っています。

今年ってもしかして去年より作業したアクセラ多くない?って思って数えてみました。
BL5FW
BLEFW
BLFFW(同日2台)
BL5FW
BLFFW
BLEFW
BP(マツダ3)
BLFFW
BL5FW
BL5FWは全て同じ車両なので、実際は去年と同じくらいですかね。
回数としては去年より多かった。














同じ仕様は1つとしてなく、それぞれに個性がある。
それに触れてまた自分も新しい学びがあり、次の作業へ繋ぐ…そんな好循環を作れているかなと。


今年の中で記憶に残ってる作業は?っていうとやっぱりGW中のほいさんFFWアクセラの作業ですねー!
この時は、あおヒゲさんFFWから車高調を外しほいさん持参のダウンサスを入れ直し、最低限1G締め。


それから、あおヒゲさんFFWから外した車高調をフロントバネ換えて組み直して新規にセッティング取って…って夜中までやった事を思い出しても時間がとにかくなくて焦りながらだったなーって思い返して苦笑いw
リアも、車高調のバネ入れようとしたら何故かオーデュラの直巻きアダプダの上側だけ車体にくっついてて(前オーナーが純正戻し作業で忘れてたのが原因)笑っちゃったし。
どう考えても普段そんな苦労するわけない作業が上手くいかなかったりだったので、やっぱり余裕ってのは大事ですね。
同日2台回しはもうやらん!!ってなったけどこれはイレギュラーだったし…これも今年の良い思い出です。


そんなほいさんのFFWアクセラ、先日12/25に何とですねー
クルマ情報サイトーGAZOO.comの『GAZOO愛車広場 出張取材会in山形』にて、でかでかと記事になりました!!
「このクルマのおかげで人生が変わった!」アクセラスポーツとの出会いと別れ

ほいさんご本人のブログ
「アクセラの取材記事が載りました!!!」

記事の方では何気にちゃっかり自分も「栃木県から駆けつけてくれた」の文面で出演(?)しております!
ほいさんも、ますますBLFFW型アクセラの有名人筆頭って感じなのでこれからも末永く乗り続けて欲しいですね。


FCの方では今年も無事、北関東セブンデーを開催することが出来ました!
去年は復活と節目10回で特別にFCオンリーにしましたが今年は通常回。
勿論来年もまた出来ればいいなと思っておりますが、毎年毎年開催のハードルが上がってるので同じ様にやれる保証もありませんが…同じ形でやれる限りは続けていきたいです。

今年は場所を変えるとか随分検討して、隣県へ実際に行って実地調査してたんですよ。
でも、北関東の栃木でやる事に意義があると思い直して例年通りの形に落ち着かせたんです。
それでもまあまあ色々…考えるところもなくはないのですが。
実際には現場で起きていなかった事で道の駅側に電話で”ご意見”が入ってたりだとか…
そういうのもたまにあるんですよねって道の駅のスタッフさんが逆に気にかけて下さったり。
あんまりにも世の流れに対して合わなくなるなら今後の開催も考えどころになるものです。
許可をとってきちんと対価を払って場所を借りていても、一般の多くの人が往来するところでそういうのをやるってのは既にもう難しい世の中になってきてるのかも。


ともあれ来年も楽しく、趣味に没頭し、生き続けられる様にしたいものです!
車に触れてないとそれこそ逆に枯れてしまうのでw
みんカラも趣味の1つですからね、変わらず記事も充実させていきたい。
気が付けば人も車も幾分高齢になって参りましたがまだまだ頑張ります。

今年1年も大変お世話になりました。
今年ももう残り少しとなりましたが、良いお年をお迎え下さいませ。
ありがとうございました!
Posted at 2023/12/31 17:23:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日常 | クルマ

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「第13回、北関東セブンデー御礼 http://cvw.jp/b/725832/48567280/
何シテル?   07/27 19:33
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