2012年01月23日
※実現可能性は未検証のあくまで思いつきです。
このまま忘れてしまうのも嫌なので、備忘記録として・・・。
一時的とはいえ歩けないといろいろ気づくことがある。
我が家は旧家なので敷居やら何やら、段差が多く移動に苦労する。バリアフリーって大事なのね。
車椅子を物色してみる。実際には症状的に車椅子が役に立たない状態なので、買うことはなさそうだが、見る限りでは標準的な車椅子って・・・構造的に古式騒然じゃね?とか思う。
車椅子バスケのマシーンほど凄くなくても、もっと機能的な車椅子は作れないものだろうか?
例えば、
・レカロシートを装着できる車椅子。シートレールから下だけが車椅子としてあって、ふつうのレカロシートをボルトオンで装着できるもの。きっと快適性が向上すると思う。普及品の車椅子って見るからにシート部分の出来が悪そうだし。
・CFRPボディの車椅子。市販の車椅子は鉄パイプか何かを組み合わせたものだけど、少なくとも普及品は剛性が高そうには見えないし、重い。なら、CFRPで作ってはどうだろうか?軽量で高剛性に仕上がるなら、なかなか良いものになると思うのだが。その際、折りたたみが問題になるかなあ・・・。市販品のように折りたためると便利なのだろうけど、あれは明らかに剛性ダウンだよなと思ったり。
ただ、素人が作れるのはハンドレイアップ(いわゆるウエットカーボン)なので、剛性と重量の両立は難しいか?さすがにF1みたいにドライカーボンというわけにはいかんだろうなー。
・ショックアブソーバ付き車椅子。マウンテンバイクでもサスペンションつきのものがあるのだから、車椅子にも付けたらどうだろうか?荒れた道で快適性が増すはず。
若干の重量増になるけれど試してみる価値はあると思う。
・シマノの競技自転車のパーツを組み込んだ車椅子。これは半分趣味だけど(笑)
普及品はどうせ大したパーツを使っていないのだから、例えば、ロードレーサー用のハブとか、カーボンホイールとか、そういうのを組み込んでみるのも面白いと思う。特に日本にはシマノという世界的なパーツメーカーがあるのだから、良いものをより取り見取りだ。問題はコストだな(笑
・雪の上で使える車椅子。積雪があると車椅子は多分役に立たない。スノーモービル的な車椅子があっても良いのではないだろうか?タイヤの代わりに無限軌道を装着した車椅子とか。
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思うのだが、足の不自由な人だって、スポーツカーとか、外車とか走りにこだわった車に乗りたくないだろうか?僕の知る限り、そのような人用に作られた車って、走りの楽しさとは無縁な車ばかりだと思う。もちろん、車椅子などの搭載スペースの問題があるのだろうが、例えば、アドオン式で簡単なパーツを組み込んで足が不自由な人が運転できるようなキットは作れないものだろうか?
MTは無理としても、アクセルとブレーキをステアリングホイールに装着したレバーのような装置で動かす・・・そういうのがあれば。
車椅子の搭載の問題は、運転席のシートを取り払ってしまって、そこに直接車椅子を装着できるような機構。乗り込む時にロボットアーム的な車椅子を収納する機械があると良さそう。
以上のことはコストやら法律的な要件やら、まーったく未検証の単なる思い付きなので実現は難しいかもしれない。でも、僕は困っている人が我慢したり、泣き寝入りしたりするのは許せないので、いろいろ考えてしまう。身障者は車椅子が低性能でも我慢しとけ、とか、身障者はおとなしく大衆車に乗っとけ、みたいな風潮があるならぶっ壊したい。そう思うのです。
ちょっと動けなくなると視点が変わって興味深いネ。
Posted at 2012/01/23 19:21:03 | |
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