2018年11月24日
やっぱりポール・マッカートニーは偉大だった♪(2)
辺りが暗くなり、周りが見えなくなった頃、漸く会場内に入ることが出来た。が、会場内は、外より更にごった返していた。
会場内の通路で飲食物を販売していたため、順番待ちの列が通路を塞いでいた。中に入るのは至難の業だったが、押し合いへし合いして何とか抜け出し、アリーナへ入った。
そう、会場は、ドーム球場なのだった。扇型の斜面に列んだ外野席を下っていくと、フェンスの出入口でスタッフがチケットをチェックしていた。
フェンスより外の外野席は出入り自由、フェンスの内側への出入りには常にチケットが必要と云うことらしい。きっと料金が違うのだろう。友人は、高い席を確保してくれた様だ。大して乗り気でも無かったライブだが、何気に嬉しかったりするのが我ながら可笑しいが、そんなものだろう。
だだっ広い野球のフィールドで、案内板とチケットの番号を見比べながら、ズラリと並べられた折り畳み椅子の中から自分の席を探す。
Eブロックの最後列。ステージ前から後ろに向かってA,B,Cと順に列んでいる。1つのブロックに縦に10列程あるので、Eブロック最後列だと、野球のセンターの定位置よりかなり後方になると思われる。ステージは遥かに遠く、100mはありそうだ。例え偽物が歌ったとしても、ここからでは判別不可能だろう。
開演まで、まだかなり時間があるので、Aブロックの一番前まで行ってみた。ステージが目の前だ。うむ、ここならきっと満足だろう。とりあえず、記念撮影。
後方へ戻り、同じ会場にいるであろう友人達に連絡をとろうとした瞬間、携帯が鳴り出した。友人からの連絡だ。居場所の確認をしようとしたタイミングで、ステージから大音量で曲が流れ始めた。開演前に会場を盛り上げようとしているのだろう。お陰で会話が不可能になってしまい、メールでのやり取りで、互いの居場所を伝えあい、何とか会うことができた。
昨年、30数年ぶりに会っていたので、およそ1年ぶりの再会となる。が、チケットを用意してくれた友人は、席が離れすぎていて、会うことはできなかった。大きな会場なので仕方がない。こんなものだろう。今日の目的はポールを見ることなのだ。
友人達との談笑後自分の席へ戻ると、隣の席に座っていた妙齢のお姉さんが、ワタシの名を呼ぶではないか。???だった。どうやら、チケットを手配した友人が、ライブ好きの知人を隣の席になるように配慮した様だ。全くの初対面だったが、ビートルズが好きでそれ以上にデュラン・デュランも好きで、ライブにもよく出かけるというこの女性はとても気さくな性格だったので、待ち時間をつぶすよい話相手になってくれた。
開演時間になったが、ライブが始まる様子がない。聞けば、ポールは以前東京でのライブを当日キャンセルしたことがあるという。いくらナンでも、この期に及んで中止なんてことはないと思うのだが…。まさか、ねぇ。
不安な気持ちを抱えながらも、時間は5分、10分と進んでいく。
30分近く経った頃、漸くバンドのメンバーがステージに現れ、ついに最後にポールがッッッッッ……!?
ブログ一覧 |
体験してみよう♪ | 日記
Posted at
2018/11/24 19:32:32
今、あなたにおすすめ