2022年09月29日
台風15号による断水は暫く続きそうだ。
現場視察した市長は、「1週間以内に復旧します!」とマイクに向かって力を込めた。
が、断水地域の住民からは、「遅過ぎる!」とお𠮟りを受けたらしい。
当然である。
断水生活を1週間なんてとんでもない、というのが住民の実感だろう。
という事で、断水地域の親戚は毎晩シャワーを浴びに来ている。
普段は食事が済んでから入浴するのだが、早めに風呂場を空けるために、この順番をひっくり返してみた。
風呂に入ってから晩飯を食う訳だ。
すると、
すると、
すると、
ダイハッケ〜ン❢
白飯を一口食べた瞬間、
なんだこりゃ〜
と跳び上がった。
何に驚いたかと云うと、
飯がメチャメチャ旨かったのである。
で、気が付いた。
旅館の飯が美味い理由は、温泉に浸かって、さっぱりしてから食うからじゃなかろうか。
うん、そうに違いない。
という事で、翌晩も試してみた。
やはり美味い。確かに美味い。
なんの変哲もない白飯なのに旨すぎる。
いつものオカズもやっぱり美味い。
旅館の飯が美味い理由の70%、
いや、80%は、先に風呂に入ってから食うからだったのだ。
という事に気付いたら、毎日やらにゃ損である。
親戚の人は、断水が復旧すれば来なくなるが、入浴してから晩飯というゴールデンプロシージャーは今後も続けさせて頂くことにしよう。
Posted at 2022/09/29 19:57:25 | |
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与太話 | 日記
2022年09月25日
台風15号騒動の続編です。
台風が通過し、停電も解消した土曜夜10時。
親戚からメールが入った。
断水で風呂が使えないから、風呂を貸して欲しい。
聞けば、周辺の日帰り温泉は全て超満員で入れないという。
予想通りだ。
その時間から出てくるとかなり遅い時間になってしまうので、翌日来ることはなった。
水が出ないのは、やはり相当大変らしい。
翌日(今日)になって、風呂の序でに洗濯や食事もさせて欲しいと、リクエストが増えた。
一晩経過して、色々気が付いたのだろう。
遅めの午後、親子3人でやって来た。
洗濯物、食事の洗い物、入浴道具等を持参して。
停電の経験もあるが、やはり水が出ないのはホントに困ると云う。
その通りだろう。
洗わなくていい紙食器等も備えておく必要がありそうだ。
簡易トイレはあるが、あまり使いたくないと云う。
最後の最後の手段か?
ニュースでは、現地視察をした市長が、1週間以内には復旧したいと訴えていた。
それじゃ遅過ぎるのだが、まだ重機が入れないと云うからやむを得ないか?
明日も水は出ないだろうが、地域の会社は通常営業だろう。
不便な生活、仕事での不便。
明日も来るように勧めたが、来るだけでも40〜50分かかる。
色々と大変だろうなあ。
Posted at 2022/09/25 21:03:04 | |
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与太話 | 日記
2022年09月24日
台風15号。
記憶が正しければ、個人的に、直接被害らしきものを被った初めての台風………か?
昨夜22時、キリンチャレンジカップサッカーを見ていると、県西部地域に記録的短時間大雨情報が出たというテロップ。
サッカー中継の画面が、危機管理情報のために、4分の1程縮小されてしまった。おいおい。
その20分後には、ワタシが住んでいる地域にも記録的短時間大雨情報と線状降水帯発生を予想するテロップ。
時間120mm以上の降雨量だそうだが、そんなに降っている実感は無い。
(後で確認すると、自転車並みのゆっくりしたスピードのせいで、線状降水帯が16回も発生したという)。
画面を見ると、そこら中の小学校等を避難所として開設したと紹介されている。
こんな雨の中、開設準備作業をやらなきゃならない関係者は大変だろう。
サッカーは日本が2得点してアメリカ勝ったので、気分良くベッドに入った。
風邪薬を服用していたこともあり、あっという間に眠りに落ちた。
午前3時30分、トイレに起きるため照明のリモコンスイッチを押すも点灯せず。
電池切れかよ~、と毒づきながらベッドから立ち上がり、壁のスイッチを押すも点灯せず。
停電か?
辺りは真っ暗闇。
下手すると階段を転げ落ちる。
だが、時折光る稲妻のお陰で何とか目的を果たし、再びベッドへ。
朝9時45分に起床。
停電なら起きてもしょうがない、とベッドでゴロゴロしていたのだ。
案の定、停電はまだ続いていた。
風呂とコンロはガス式だが、停電ではシャワーは使えない。
冷蔵庫を開けると、中は真っ暗。
何時から停電しているか分からないが、少なくとも6時間以上は経っている。
冷蔵庫内の足の早い物に火を通そう。
とりあえずワタシは南瓜を煮て、嫁さんは麻婆茄子を作った。
火を使ったのでちょっと暑くなったが、エアコンは使えない。
ならば扇風機で涼もうとしたが、扇風機が使えるわけもない(笑)
幸い水と食糧はある。
しかし、TVはもちろん、電話もメールも使えない。
停電範囲や近くの大河川の状況を知りたいが、情報は一切無い。
11時になり、市役所から街頭スピーカーで、市内全域に断水や水の濁りが発生しているという放送があった。
うちは停電だけ。
運がよかった。
が、どうせ放送するなら、停電エリアや河川状況も流して欲しいものだ。
(買い物にしろ、何かするにしろ、停電エリアの外へ行かなきゃならないからね)。
嫁さんが周辺をひと回りしてきたところに依ると、信号は機能しておらず、ほとんどの店は閉店しているという。
停電では、レジもカードもペイペイも使えないから、自家発電設備が無ければ営業出来ないのだろう。
幸い乾電池でも使えるラジオがあるが、電池が心許ないので買いに行くことにした。
北へ数キロ自転車で走ると、大通りを親子連れが自転車でやって来る。
話掛けると、北の方はずっと停電しているという。
Uターンして、繁華街経由で南へ向かうことにするが、通りの信号を見れば状況は分かる。
主要な交差点以外の信号が機能していないエリアは停電中だ。
クルマは用心しながら走っているので、大概の道路は横断できる。
JRの線路を越えて更に南下。
信号待ちをしていたおっさんに停電状況を聞くと、市の南側も広範囲に停電しているが、SBS通りから向こうは大丈夫。アピタ(ショッピングセンター)はやっているという。
ビンゴッ!!!
初めての有益な情報だ。
そのショッピングセンターまで数キロ走り、乾電池や果物を買って帰宅。
帰る頃には停電も復旧しているのではないかと予想していたが、途中の信号は全く機能していなかった。
城のお堀の水位が、見たこともないほど高い。
大河川の状況を見に行きたいが、自粛。
12時40分。
帰宅してラジオを聞くと、停電の原因は送電鉄塔の倒壊。
大雨で足久保の山が崩れ、鉄塔が倒れた。復旧にどれくらい掛かるか分からないという。
へ?
今の段階でどれくらい掛かるか分からないとすると、2〜3日はかかる?
とすると、とりあえず風呂が問題になる。
近くの日帰り温泉は混むだろう。
少し離れた、しかも交通の便が良い日帰り温泉をチェックしておこう。
しかし、アレだ。
洗面所へ行くたびに、そして階段を上り下りするたびに、(電気は来てないのに)無意識に照明のスイッチを押してしまうのが笑える。
ガスコンロは有っても、薬缶が無いので、湯を沸かすには鍋を使わにゃならん。
普段は瞬間湯沸かしケトルだから、停電だと1日1.5Lの湯を呑むのが大変だ。
13時55分、ふとTV下のタコ足コンセントを見ると、スイッチが明るい。
お?
通電か?
TVのリモコンスイッチを押すと、間もなく点いた。
なんとまぁ。
つい1時間前に、復旧はいつになるか分からないと言っていたのに、予想外の早さではないか。
やはり日本は凄い国だ。
そして、今回は良い経験になった。
もう少し気温が高い日だったら、エアコンが効かない家に居ることすら耐えられないだろう。
かと言って、今回の様に周辺が広範囲に停電していたら、ショッピングモールやデパートで凌ぐ事も出来ない。
停電が1日を超えるなら、風呂も考えなきゃだ。
やはり、何らかの給電対策が必要だろう。
発電機を災害対策としてだけ保有するのは合理的ではないし、メンテや燃料備蓄が面倒だ。
一番手っ取り早いのはHVやPHEVの導入か?
でもね~、災いって、備えると起こらないんだよね~(笑)
Posted at 2022/09/24 17:35:22 | |
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与太話 | 日記
2022年09月22日
やっとホンモノの秋になりました。
昨日の最高気温は25℃。
久しぶりに、暑さを気にせず、歩いてお出掛けできました。
台風で被害を受けた皆様には大変お気の毒でしたが、台風のお陰でやっと過し易い日々がやってまいりました。
夕方から、お街の本屋まで行って本を買った後、図書館へ周ってCDと本を借りて帰ってきました。
途中、カレーグランプリで勝ったことがあるお店へ寄って遅〜い昼飯にするのを楽しみにしていました。
が、前夜のスクワットと2日続きの歩きが効き過ぎたのか、ちょっと疲れそうな気配が感じられたので、寄り道は止めました。
帰宅後の買い物まで合せると、7.5kmほど歩いたのですが、やはり脹ら脛が…。
凝ってますなぁ(笑)
まあ、強くなる過程だと、前向きに捉えて我慢しましょう(もう、強くなんかならないんでしょうけどねぇ)。
風呂上がりに3箇所の窓を開けて涼んでいたら、風邪をひきそうになりました。
秋ですねぇ。
月曜日まで30℃の暑い日が続いていたなんてことをすっかり忘れちゃうのは、一体どゆこと?(笑)
Posted at 2022/09/22 07:46:20 | |
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与太話 | 日記
2022年09月18日
長湯温泉にはどれほどの旅館が有るのだろう。
宿泊した旅館の周りを散策しても、あまり温泉宿らしきものが見当たらない。
あるサイトによると、少なくとも15軒は在りそうだ。
思ったより、広い範囲に散在しているのだろう。
大丸旅館には、とても小さな風呂がある。
「ミドリの湯」
小さな子供なら2〜3人は何とかなるかもしれないが、一人で入るのが正しい。
ドアを開けて入ると、昔の電話BOXほどの小さな脱衣スペース。
脱衣スペースの奥には、これまた一人用の洗い場があり、洗い場のイスの直ぐ横には湯船に降りる石段が迫っている。
石段の上面ぎりぎりまで湯が満たされている。
3段ほどの階段を降り、クルリと反転して湯船にしゃがむと足が伸ばせる。
湯船の外側には壁が無い。
窓にあたる部分の壁が切り取られていると云えばイメージし易いか。
つまり、半露天風呂。
この小ぢんまりした風呂がめっぽう気持ち良い。
子供の頃、長距離を走る鈍行列車に乗るのが好きだった。
延々と続くリズミカルな走行音と景色。
ミドリの湯は、その列車の座席に座って、車窓の風景を眺めているような気分に浸れる。
眼下には芹川がゆったり流れ、大きな鯉か流れに逆らいたゆたっている。
運が良ければ、亀がすい〜ッと流れていく姿が見えることもある。
真夏の暑い日なのに、川面をぬける風が心地よく吹き抜けていく。
何とも言えぬ心地よさだ。
何時間でも入っていられる。
「ミドリの湯」には、この小さな個室風呂が隣り合わせに2つあるのだが、どういう訳か、ずっと入っていられると感じるのは左側だけだ。
何が違うのか分からない。
ちょっとした景色の見え方の違いによるのかもしれない。
という事は、極めて個人的な感覚なのだろう。
標高450mの山の中の温泉宿。
空路を利用しても6時間以上の道程。
ミドリの湯をお目当てに、また。
Posted at 2022/09/18 11:28:53 | |
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