みん友さんのブログで「自転車のきっかけは?」というコメントがあり改めて振り返ってみました。
元々、運動神経はあまりよくない私、
小中学校時の通信簿も「2」か良くて「3」(^^;
それでも自転車には乗れていたので小学生の頃は片道5㎞程度の隣町の駄菓子屋とか模型屋まで行ったりしてました。
小野田坂道君みたいに千葉~秋葉原には到底及びませんが(笑)
高校になると片道10㎞を下の標識のような自転車、ツノダの5段変速自転車にドロップハンドルを逆さまに取り付けて通ってました。
就職してからは車にはまりしばらく自転車とは疎遠の生活。
それでも、会社の寮から会社までこれも片道10㎞程度を自転車通勤しようと、当時ダイエーでバーハンドルのママチャリを購入。
しかしサイクリングとかは無縁で通勤のみの利用が十数年。
時は流れて2001年、場所は高知。
長男の自転車を買いにサイクルショップへ行ったところ、ふと目にしたメリダのマウンテンバイク、マッツ。
格好いいなと思いお値段もお手頃。長男の自転車もマウンテンバイクルックなので親子そろってお買い上げです。
当時はデジカメなんてないので写真はありませんが、通勤や近場のサイクリングに重宝してました。
しかし走るのは舗装された平坦路のみで、今と同じ高知に居ましたが五台山に上ろうなんて微塵も思いませんでした。
マッツと共に高松に引っ越した頃から距離を伸ばして50㎞程度のサイクリングや峰山に上ったりと徐々にスポーツ自転車の楽しさを感じ始めました。
その後単身赴任となり自転車しか移動手段がない生活になってからはさらに距離を伸ばしてのサイクリング。
2001年 メリダ マッツ
小豆島のオリーブ風車
当時はパンクしたらどうしようとかそんなことなにも思わず気の向くままのサイクリング。
とりあえず現金があればなんとなかる、メンテナンスもチェーンにクレ556を吹き付けておけば大丈夫だろうってな感じ。
やはり13年も満足にメンテナンスしていないとギアチェンジが渋くなったり、スチール部分の錆、ワイヤーの伸びなどなどいろいろ不都合が発生し直すか買い替えるかを検討。
マウンテンバイクに乗っていながらオフロードを走ることもなく、当時はロードバイクに乗るほど本気度もなく、当時の私にちょうどいい具合のクロスバイクを検討。
スポーツサイクルショップの敷居は高いと感じていたので、海外の自転車メーカーもジャイアントとメリダくらいしか知らず、とりあえず近くのサイクルベースあさひへ行きプレシジョンスポーツに試乗したところ、軽くてすっと進んでとても気持ちいい。
予算の5万円に収まる価格ということもありほぼ即決。
2014年 プレシジョンスポーツ
小豆島のオリーブ風車
マッツに比べると乗り心地の硬さは仕方ありませんが、インナーパンツやグローブ、パンク修理キットを買って一度の走行距離も100㎞を超えたり、五色台に上ったりとさらにスポーツサイクルにのめりこんでいきました。
そうなると欲しくなるのがロードバイク。
ロードバイクを楽しんでいるみん友さんのブログを見てるともう欲しくて欲しくて(笑)
最初はサイクルベールあさひとかスポーツデポを中心に物色してたのでGIANT、MERIDAあたりで検討してましたが、勇気を出してスポーツサイクルショップをのぞいてみました。
ロードバイクの予算は15万。店員さんの勧めもあってTREK1.5との出会いです。
クロスバイクを買って9ヶ月目にロードバイクデビューというシナリオ通りの自転車道です(笑)
2015年 TREK1.5
小豆島のオリーブ風車
小豆島の寒霞渓
しまなみ海道
さらに行動範囲は広まり、ロードバイクならそれなりの格好じゃなきゃ!ってことでレーパンデビュー。
クロスバイクとは違う爽快感、こんな世界があったのかと、とにかく走り回りました。
一番の思い出はエントリークラスのアルミロードバイクでツールドにし阿波に参加し落合峠まで上った時は50歳を超えた自分の可能性に感激したものです。
ただ、気になったのがブレーキ。
元々手が小さく、思いっきり握らないと効いた感じがしない。
ショップ店員の方にも相談しましたが、効きすぎると逆に危険、スピードコントロールするものということでそれなりに乗ってました。
それでも我慢ならずブレーキシューだけDuraAceに交換。これだけでも安心でした。
TREK1.5に1年ちょっと乗り続けて、Canondaleの試乗会がしまなみ海道であるというので参加してみました。
最初に乗ったのはSUPERSIX EVO CARBON ULTEGRA
最初はアルミとカーボンの違いが私にわかるのかな?なんて軽い気持ちで試乗会に臨んだところ、その違いの大きさに衝撃を感じました。
TREK1.5とは何もかも次元が違う。
カーボンロードの熱が一気に高まりました。
もうこうなると妄想だけでは収まらず、同じTREKならこれ、同じ価格帯なら試乗したSUPER SIX EVO、イタリアンロードバイクなら・・・
とインターネットでインプレッションとか調べまくり。
とりあえずTREKのEmonda SLかDomane SLから見てみようとTREKコンセプトストアWAVE BIKES高松店に見に行きました。
ちょうど目を付けていた空色のEmonda SL6が展示されており、一瞬でビビッときましたね。
艶消し赤のDomane SL6もありましたがちょっと予算オーバー、軽さを売りにしてDomaneよりロードバイクらしさを追及したEmonda、さらにEmondaの2017年モデルは2016年モデルより性能そのままで4万円ほど安くなっている。
という理由でEmonda SL6に決定しその場で注文しました。
注文時は納車まで2ヶ月ほどかかるということでしたが、なんと10日後に納車。
ワールドワイドなマーケットなのでこういうこともたまにあるということでした。
2017 EmondaSL6
寒霞渓
しまなみ海道
カーボンロードのしなやかさ、上りでもさらに回せと言われてるような感覚、アルミロードとはまた違った爽快感がたまらなく気持ちよかったですね。
高松から実家の愛媛までの往復、みん友さんとのアワイチ、児島~鞆の浦~しまなみ海道と160㎞程度のロングライドも難なくこなすカーボンロードに病みつきになりました。
実家への往復
アワイチ
鞆の浦
日頃はEmonda SL6とTREK1.5を隔週単位くらいで乗り換えながらのロードバイクライフ、プレシジョンスポーツは実家に帰った時の相棒、そんなこんなで現在に至ります。
っで、結局何をきっかけに自転車に乗り始めた?と言われると「これ」というものがないんですね。
自分の中に「自転車好き」という基本があって、その時その時で乗りたい自転車に乗ってきたって感じかな。
ただ、ロードバイクのきっかけは?と聞かれると「みん友さんのロードバイクブログ」です。
独身の頃、車は自分専用でしたのであれこれいじる楽しみがありましたが、結婚するとどうしても家族優先の車ということになり基本ノーマル、この先の人生を考えても車はあくまで家族用、自転車を自分専用として極めていきたいと思ってます。
ただ、ロードバイクあるあるの金銭感覚、距離感覚は完全に麻痺しております(笑)