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2023年09月12日

DAVANTI PROTOURA RACE(ダヴァンティー・プロトゥーラレース)

DAVANTI PROTOURA RACE(ダヴァンティー・プロトゥーラレース) タイヤレポート・ほぼ最終報告

ダヴァンティー・プロトゥーラレース(DAVANTI PROTOURA RACE)
フロント 165-50-15
リア   165-55-15

平塚青果市場ジムカーナ練習会・レジスタンス主催回



天気曇り時々晴れ

ドライにて走行。
主に空気圧に主眼を置いてテストしました。

これまでの経緯で、組んで直後に2.7キロの設定で走行しましたが、あまりにも空気圧が高い感触に、走行1KM未満で空気圧を2.5キロまで下げました。
その後も筑波サーキットジムカーナ場に移動するのに2.4キロに設定し、実際2分40秒走った映像の走行は2.2キロで走りました。




やや後輪側の振り出した後の流れが速い感じ。
ただし、ここまでの一般道走行でのグリップ感触はかなり良い。
ちなみに、一番最初の2.7キロと言うのはこれまでATR-Ksports・NS-2Rで最も良いタイムの出る空気圧だったので、それを踏襲したのですが大失敗でした。
もっともっと低い内圧の方が速い走行が出きる。
また、バネレートも以前の物に戻して、減衰力はその時に合わせる感じですが、テストしてみてどうかは試してみないと分からない。

事前テストは全開走行での感触を試したモノでした。
AUTOWAY LOOPさんに書いたレポートはこの時の走行を文字にしたものです。
今回のレポート読んで頂ければ、私のコメントの信ぴょう性が分かって頂けるように書きます。


ともあれ、一度全開で走るとその感触などは大きく変わる事はそうはありません。
筑波ジムカ場の走行で8割位は掴んでましたが、後はタイム見ながら検証に近い調査をする感じ。
美味しい空気圧でベストタイムを出す、これが次に繋がると思ってます。


(平塚走行後、家まで帰ってきて後の左後ろタイヤ)

今回の平塚の走行では、やはり「一番タイムが出て感触が良い空気圧」を探すのが一番の課題。

その為に、過去のタイヤ(ATR-Ksports)との比較も重要。
参考までに書くと、トレッドウェア=耐摩耗指数は

ATR-Ksports 80
NS-2R 120
ファイナリスト595EVO 260
プロトゥーラレース 200

しかし、今の情勢としてトレッドウェア(以下「TW」と表記)は200以上が昔ハイグリップラジアルと呼ばれていたタイヤはこの数値。

豆知識ですが、TWは各タイヤメーカーの「自己テスト・自主申告」なので、奇跡の一回でも通ってしまう事が有ります。
TW200なのに異常に減るとかは・・・・なので正直あてにはなりえません。
そういう指標の数値です。
大前提の数値ではなく、奇跡の一回でも出れば通る数値であると認識することが大切。(個人的にはあまり意味無いよねとは思ってますw)


そんな事を踏まえつつ、平塚当日は、高速道路は家からの一般道含む区間で2.2キロ。
高速おりてアンダーパス潜った先の宇佐美で2.0キロに。
これは2.2キロでもまだ内圧でタイヤが張っている感じがあったので。

この時の2.0キロは結構良い感じでした。
宇佐美から会場までのみちすがら良い印象!
ここで重要なのは「○○下げた」より、「現状より内圧を下げた方が良い印象」という事。

朝の受付や準備を手伝ったりしていて、いよいよ走行開始!
この日の朝は冷え込んで、第一出走前には1.8キロに成ってましたが走行すれば内圧上がるだろうからそのままに。
プロトゥーラレースは意外と発熱が早く内圧上がるのが早いんですよ・・・けど、0.2キロくらい上がるとそこから安定して内圧上がるのが抑えられている感じ。

以前のレポート書いている「発熱の早さと安定内圧がハッキリと分かる」そもそも上がりにくいけど、上がりだしたら走行時間と比例するATR-Ksportsと違い、すぐに0.1~0.2キロポンと上がって、そこから比例する角度が変わるプロトゥーラレース、こういう所に設計の新しさを感じました。

ついでに設計で付帯する部分。
ATR-Ksportsはショルダー部で路面に引っかかってグリップする感じが、プロトゥーラレースだと、トレッド面の全てがグリップする印象で、ショルダーに過負荷が行かない感じのグリップに感じました。
でもサイドウォールが腰砕けになったりとか、NS-2Rのように異常に硬かったりとかはなく、ジムカーナ走行においてはスポーツタイヤの適正なしなり具合とたわみ感触で、扱いやすく普通に使えます。
ファイナリストよりはかなりしっかりしている。
操作がむずかしくは無いです。

さらに転がり抵抗も少ない印象なのにグリップする。

今まで相反する性能って並立できなかったのが、最近のタイヤ技術は並立させている印象。
表現するのにコンパウンドとかラジアルの巻き角度とか厳密な話は分からないので、私が一番しっくりくる言葉

「設計が新しい」

という事でまとめます。
なので今までにない感触があり、ATR-Ksports並みのグリップに、性能満載の欲張った設計の上の製品タイヤだなと感じました。


話を戻して実際の走行に。
この日、Xで知り合ったビート乗りのたしょさんが初めての平塚だったので助手席にご案内!
午前中は太陽が陰り暑さが和らいで内圧がが上がらない。
3本走って空気圧は良い所に来ている。
1.8キロ、1.9キロ、2.0キロ。
タイムは1.9のが良かった気がしますが、タイヤのコントロール感触は1.8が好み。

しばしの時間を挟んでタイヤが冷えた頃に空気圧を1.7キロまで下げてみました。
走行中に空気圧が1.9キロまで上がれば検証ができるなと。

ところが1.7キロだとしゃっきり感が無くなって少し柔い印象が顔を出す。
1本目終わると1.8キロに上がって、走行するとやはり好みの動き方と感触に。
この頃には減衰調整も固まっていて、フロントは最強から戻し11段、リアは戻し8段(元値9戻し)リアの元値だと減衰がタイヤグリップに負けて踊る大捜査線。
リアを一段ハードにしたらいい感じにまとまって、残り2走で最終的にフロント1.9キロ・リア2.0キロまで内圧上げましたが、少しずつリアの流れ出しが早くなる感じなので、1.8キロがベストで、2.0キロでも感触変わらずと判断しました。



まとめ

金額を考えると、「値段なり」って捉えるより、設計が新しい分性能満載のコスパが良いタイヤと感じました。

ここで私の走行動画を載せます。

NO1コース6本目



NO2コース3本目


(撮影・ああやまええら)

・・・・どうですか?
 
正しく運転して、正しく車とタイヤをコントロールしている人にはちゃんと欲しい所で欲しいだけのグリップをドライバーに提供してくれる。

私は今回このタイヤに

「ATR-Ksportsを超えている」

と評価を出しています。
それは、絶対的なグリップはほぼ誤差範囲なのに、転がり抵抗は少なく、サイドウォールは適切に動いて、トレッドフェイスのグリップで勝負して、ショルダーへの支負荷に依存していないのが新感覚。
空気圧も日本のタイヤのように1.8キロがベストタイム出せて運用できるタイヤ。
しかも耐摩耗性もメッチャ良い風!

設計新しい多機能スポーツタイヤ!


負荷をかけてアンダー出る領域を把握しておいて、それをリアタイヤで上手く使えば、スラロ-ムでのグリップ感はそのままに、リアに負荷をかけてサイド引けば簡単にリアのブレークが出来る。
ドリフトコントロールも楽に振り回せるし、前に転がせばグリップサークル円なので斜め方向のグリップも良好で路面をトレッドでグリップさせる良い感触。

「最高じゃないですか~完璧ですよ~~」

って感じです(#^.^#)

コスパも良いし、持ちも良い。
まさに

「神タイヤ」


ATR-Ksportsに続いて再降臨と私は評価しました。
グリップ特化ではなくトータルバランスとしてです。
もちろんね、競技会で「ハイグリップラジアル」という事でA052や12Dが使えるとかなら競技走行に特化したタイヤをお勧めですよ。
勝つためには!!


プロトゥーラレースのタイヤ性能的にはファイナリスト595EVO(TW260)を超えるグリップでTW200ならTW200をラジアルタイヤと規定する競技会でも使えるし、バキ切りすればアンダー出るけど、サーキットでそこまでハンドル切るのは運転的にあり得ないので、あり得る舵角の範囲では非常に優秀な性能に感じました。

どのタイヤにも言えますが、
「上手い運転ができない、タイヤに合わせた運転ができないのにレビューなんかできるはずがない、タイヤに合わせた運転こそ正しい運転なのだから」


あくまで私の感想なので信じられないならご自分でお試しください。
ただし、一度にハンドル切るのは180度未満でお願いします。
そして一気に切らない、荷重移動を丁寧にしながら切れば、バキ切りなんてならないはずなのですが・・・プロがバキ切りっぽく見えるのは、荷重移動の移動速度の限界をギリギリまで丁寧に切っているだけで、荷重移動が成立していればタイヤは力を発揮します。
タイヤに合わせた運転とは(以下数行省略@大人の事情)




そんな訳で私は冗談やヨイショではなく、

「次回もプロトゥーラレースを購入する」

と思います。
この性能なら大丈夫と感じました。
せっかく分かった美味しい空気圧とセットアップを簡単に手放すのは惜しいので。

これだけやり込んで出した結果ですので、胸を張ってこのレポートを書いてます。

読み物ではなく正しくレポートです。(*‘ω‘ *)
後は筑波2000でタイムがどうかですが、サーキットトライアル用に車高を上げた状態のままなので、1秒くらいATR-Ksportsに届かないだろうなと思ってますが、それはタイヤのせいではなく車高の話、アライメントの話。
同じ車高ならATR-Ksportsであったとしてもやはり1秒くらい遅いと思います。
それを基準に1分15秒8とか出たら凄いよね(#^^#)
けど、ATR-KsportsはTW80、タイヤは削れてタイム出るのは物理法則なので、TW200だとこの辺りが難しくなる。
まあ何秒だったとしても悪くないタイヤだと推測しております!


毎度ですけど、異論反論はご自分のブログでやってくださいね!
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Posted at 2023/09/12 09:51:48

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