21~23と
万博の為に中部地方に行っていて、交通手段は往復深夜バスでした。いつもあまり寝られないんですが、月曜万博で歩き回ったせいか、その日の夜の帰りの深夜バスでは割と寝られたような気がします。で、まあこれで火曜朝新宿に着いてそのまま出勤し、その夜にこの
「聞こゆるや」の試写会でした。芸能人並みのスケジュール(^_^;)正直早く帰りたかったんですが、試写会が当たったのに行かないのは「負け」なんで、寝ちゃうんじゃないかと心配しながらも行ってきましたよ。
行きたかった理由は他にもあって、今回の試写会、ピアノ音楽の部分を除いたフィルムで上映し、その部分を会場で生演奏するとの事!んま~、なんて贅沢なんざんしょ!ヨーロッパ貴族みたいですわ、奥さん、オホホホ。って事で匍匐前進しながらでも行かねばと思っていたのです。
最初監督とプロデューサーが舞台挨拶。なんかプロデューサーの藤本恭子さんがドレス着てるな~と思っていたら、なんとプロデューサー自らピアノ演奏するとの事!これにはビックリ。スクリーンの左にグランドピアノが用意してありました。
この映画は熊本を舞台にした映画らしく、熊本の観光案内なんかも貰いました。この前観た
「ハルウララ」も高知の映画でしたが、最近こういう「地方発」の映画って流行ってるのかな~。映画を観て良かったと思った人に観光にも来て貰いたいって事なんでしょうね。東京で試写会やるのもそういう意味があるんでしょう。
話は20年地元熊本から離れて暮らしていた女の人が高校時代の恋人が当時の自分に宛てた詩が届いたのをきっかけに、久しぶりに熊本を訪れ、最近の街は変わったな~と思いながら市電に乗って高校時代の回想に入って・・・というような感じです。
熊本は数年前に行った事あるんで、そうそう、こういう路面電車あったな~と思いました。回想に入って昔の話が出てくるのはまあ、青春映画ではよくありますね。そして青春時代の話を淡々とやるのかと思ったら、まあ途中まではそうなんですが、最後の方に衝撃的な展開が。結構ビックリしました。あと、上映前に監督が役者が熊本弁全開で結構早口なんで、分かりにくいかも、なんて言ってましたが、確かになんて言ってるか分からないところが多い。話はだいたい分かるんですが、日本の映画で字幕付けた方がいいんじゃないの?って思ったのは初めてです(^_^;)よく青森の人がインタビューで話すと必ず字幕がつきますが(恐山のイタコがマリリンモンローを霊媒しても青森弁ですし(^_^;))、熊本弁もよく分かんないな~。熊本で上映した時も分かりにくかったという声があったそうなんで、生粋の熊本人でも難しいのかな。監督がそれも含めて田舎はそういうもんだって感じで観て欲しいと言ってたんで、雰囲気を感じ取るって感じで観ましたけど。
「スウィングガールズ」はあんなに山形弁フルスロットルでも分かり易かったのにな~。私がとうほぐ人だからかな?出ている役者が殆ど熊本でオーディションした人達という事で、ちょっとぼそぼそとしゃべってたからかもしれませんね。
この映画、東京では6/11(土)~7/8(金)まで、
「シネマアートン下北沢」で上映されるそうです。地元熊本では既に上映されたみたいですが、評判によっては他の地域でも上映されるかもしれませんね。
感想としてはう~ん、後半の展開がちょっと重いかな~。こういうテーマを持ってくるのはどうなのかな~と思ったりもするけど、全体的には悪くはないかな。とは言え、胸を張ってオススメ!って感じでもないんだよな~。気になる方は御覧下さいませ。
ピアノの音楽はとっても良かったです。熊本の情景に良く合ってたと思う。聞いてると癒される~って感じです。しかも生演奏ですからね~。しかし今回もエンドロール途中で帰る「即帰り派」が結構いましたけど、エンドロールでももちろんピアノ生演奏してる。それをエンドロールになった途端、「ざわわ、ざわわ、ざわわ~♪(by
さとうきび畑の唄)」とざわめいてそそくさ帰るのは演奏者に失礼でしょ!それくらい待てないのか~!(-.-#)あなた達はピアノコンサートでもそうやって途中で帰るのか!そんなに急いでも電車1、2本しか違わないのに。大沢親分、早く喝!してよ喝!張本はいいから(^_^;)。最後まで残っていた人は終わったらちゃんと拍手してたので救われたけど、それがちょっと残念でした。
連続企画 本日の万博紹介
ドイツ館。ドイツ代表GKオリバー・カーンもバナナ食べながら大絶賛?
万博関係、他にも
おすすめスポットの方にいろいろ載せてますので、興味のある方は御覧下さ~い。
Posted at 2005/05/27 22:07:42 | |
トラックバック(3) |
映画 | 音楽/映画/テレビ