今週は3本も試写会があって、
「わーい、タダだー」と浮かれながら試写会場にせっせこ通っている訳ですけれども、
全部問題なく観に行けてしまう私も社会人としてどーなのかと思いますが、まあ、それは
考えない事にして(^_^;)、月曜の
「最終兵器彼女」に引き続き、火曜日に観たのが
「ミュンヘン」。
ミュンヘンというと、皆さん何を思い浮かべるでしょうね。たいていの人は
「あ、ドイツの都市でしょ?」って感じでしょうか。サッカー好きなら
「バイエルン・ミュンヘン」でしょうか。サッカーと言えばちょうど今年
「ワールドカップ」が行われますね。私も是非行きたいな~と思っているんですが、実際行けるかどうかは財布と
宝くじに相談の上(^_^)。
ミュンヘンはドイツ南部の都市で、人口130万人。観光地など詳しい事が知りたい方は
こちらとか
こちらを見て下さいね♪・・・って、
観光案内してる場合ではない(^_^;)。
映画だった映画。だいたいドイツどころか海外は
ここしか行った事無いし。あ~
ハワイ行きた~い。
試写会場の受付に行くと、前の女の人がなんかトラブってる。ハガキを持ってる連れの人がまだ来てないらしく、入れない。ちょうど後ろにいた私は一人だったので、
「じゃあ、私の分で入ればいいんじゃない?」と見事な
大岡裁きですよ。どーですか、皆さん!(と自画自賛(^_^;))私が母親だと名乗る二人に子供の手を両方から引っ張らせて、子供が泣いたら手を離した方がホントの母親っちゅう寸法ですよ!!
で、まあ、
そんな事は置いといて、映画です(前置き長っ)。まず何でこの映画の題名が「ミュンヘン」なのか。それはある事件が起こった場所だから。事件は1972年9月5日、ミュンヘン・オリンピック開催中、パレスチナゲリラ「ブラック・セプテンバー(黒い九月)」がイスラエルの選手村を襲撃し、イスラエル人の選手・コーチ2人を射殺した後、残った選手・コーチ・審判ら9人を人質にして、仲間のパレスチナ人234人と自分たちの逃亡を要求して立てこもるという事件がありました(この事件に関してもっと詳しく知りたい方は
こちらや
こちらを御覧下さい)。
結果的にこの事件は人質のイスラエル選手団11人全員が死亡する、という最悪の結果になった訳ですが、この映画はその事件以後のイスラエルの取った行動について描かれています。
話としてはイスラエルにとって最悪の結果になってしまった「ミュンヘン事件」。実行犯のうち、生き残って逮捕された3人も釈放される。イスラエル機密情報情報機関「モサド」はこの事件への報復として、チームを編成し、犯人と事件の首謀者11人の暗殺を企てる・・・、という感じ。
感想としては、
とっても良かった!まず、私はミュンヘン事件の時は生まれてなく、こういう事件があった事もつい最近まで知らなかった。事件について知ったときも、オリンピックでそんな悲しい事件があったんだ位の認識。詳しい事は全く知らず。この映画もなんだか重そうだなって思ってたんですが、さらに試写会当日ハガキの上映時間を見て驚く。なんと
2時間44分!長い映画に関してはさんざんあーだこーだこの映画以上に長い
「キング・コング」のところで書きましたが、このテーマでこの時間。
「重い、長い、それ程興味がない」の3連コンボで、観る前は
爆睡兄弟になってイビキかいたらどうしようかと思っていたのですが、観始めたら釘付けで
最後まで全く眠くならず、映画の長さを感じる事も無かった!キング・コングはあんなに長い必要あるん?って話でしたが、こっちはこの内容の濃さ、これ位の時間は必要だったのでしょう。
観てて思ったのは、政府による暗殺指令、こういう事は秘密裏に行われるはずなのに、なんで映画になってるんだろう、って疑問でしたが、どうも後でバレたからみたいですね(詳しくは
こちら)。
K-19の時もそうだったけど、スゴイ事件があっても極秘だとみんな知らないままだからね~。世の中他にも我々の知らないこういうような事が結構あるんだろうな~。
この映画2月4日から公開です!まあ観てて楽しい映画ではないし、こういう映画ですから勿論人が殺される場面があります。そういうのがどうも苦手だ、って人にはお勧めできませんが、映画としてはいいと思うんで、そういうのが苦手でない方は是非御覧下さい。オススメ!
追伸:
2006年に観た外国映画で第4位です!
連続企画・本日の万博紹介 今日は
長久手会場から
「メーテレ・ウルフィ」。
万博関係、他にも
おすすめスポットと
フォトギャラリーに載せてますので、興味のある方は御覧下さ~い。
夜の連続BLOG小説
「パンフレット貰っても結局見ないでしょ?第39回東京モーターショー2005 その18」
Posted at 2006/01/27 00:00:43 | |
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