気分転換に500を駆った。
僕は割と孤高だと思われているし、仕事も一人で解決するのが好きな方だ。
すごく難しい問題をものともしていない風を装おうとする、ただの格好つけなだけだけど・・・
そういう部分もあって、自分のストレス消化の為に「自分の隠れ家」を複数持っている(笑)
その中でも、とっておきが市内から1時間で行ける
『崖っぷちカフェ』
その名の通り、本当に崖に突き出しているカフェだ。
ここから、川や崖を見下ろすとスッキリするし、光合成した気になる。
それにここまでの道がいい。
登りも下りも車のスペックをかなり試せる。
勿論、こう云う時はエコモードはOFF(笑)
やっぱ、500bGは楽しい。
ノスタルジックな風貌なのに、現代的要求を満たしている。
お洒落でもあるのに、爽快感とのどかさを共存させている。
う~ん、これこそとっておきな気分!
しかし、僕はどうしてこの取っておきな気分に拘るのだろう。
ジモティー(って死語?)並みに道を知り尽くしているので、危険もないので、
何故、自分は500bG とここまで愛おしく道を走ることが出来るのか考えてみた。
そして、遂にその答えに行き着いた。
なんて「
ゆるい奴なんだろう」と笑われそうだが、
自分は未だ、
『中学生の頃に読んでいた「ハートカクテル」の影響下』にあったのだ。
古めかしい舞台仕掛けだが、現在形(当時は80年代)で話が進み、なぜかアメリカンキャンティーンのような場所が出てくるが、日本のどこにも存在しない異世界の話。
なのに何となく馴染んでしまうような(笑)
自分の場合は、
現在の外国暮らしと相まって(といってもあっちのほうはどうも『かなりアメリカン』だが)
無意識にもどうもあの異世界を再現しようとする傾向がある。
中高生の頃はなぜか当時深夜営業していた「からふね屋(って今や死語?)で飲むペリエ」がお洒落だとおもっていた。
その馬鹿な自分を捨てきれてないわけだなあ(爆)
より『ハートカクテル』よりの車『ミニ』に惹かれなかったのは、現代ミニが余りにも『あの世界のミニ』とかけ離れた走り・造りであるからかもしれない。
(僕は旧ミニで500kmの旅行をしたことがある)
ま、人間というのは幾つもの思考や嗜好で構成されているので、
「ハートカクテル」だけで500bG を買うにいたったわけではないけど、突如として「現在の傾向を裏付ける」多感な頃の記憶が思い出された今回のドライブだった。
まあ、でも、ただの妄想癖ロマンチスト(感傷主義者)の方が最終的に健全でしょ(笑)
って、それで『崖っぷちカフェ』は?
いやあ、改装中で閉まってたんだよな…
まいったぜ、のっぽのサリー…
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500 by Gucci | クルマ
Posted at
2012/10/01 07:22:40