ずーっと行きたいと思いながらタイミングを逃していた博多長浜らーめん「もりや」さんへ
今から20数年前、都内の会社に勤めていた時に先輩上司が連れて行ってくれた環七沿いの「金太郎」それまで澄んだスープのラーメンしか食べた事が無く、替え玉なんてシステムを知らなかった社会人一年生の自分は、初めて食べた濃厚な長浜豚骨ラーメンを食べて衝撃を受けたのでした。
「もりや」はその金太郎や、その後同じ環七沿いにオープンした田中商店を開いた店長さんが開いたお店なのです。
因みに金太郎も田中商店も当時入り浸っていたスタンドのクルマ友達と毎週通っていた思い出のラーメン屋。比喩ではなく、本当に毎週金曜日に通ってました。
そのスタンドも閉店したり、田中商店も移転したり、自分も結婚したりで最後に食べたのがいつなのか記憶が無いんだけど、間違いなく15年は食べていないのかな?
ネットで情報は何と無く得ていたので、味が当時と違うのは覚悟していましたが、一口目を食べてビックリ!
あの衝撃を受けたトンコツの獣っぽさが無い。
あ〜、ここまで味が変わったのかぁ…と思って食べていると、あっさりとした味の向こう側(笑)にあのトンコツのケモノを感じるではありませんか‼︎
その瞬間、初めて連れて行ってくれた先輩上司やら友達との記憶が次々と甦りました(T_T)
そして気付けば替え玉2個注文してましたww
当時の濃厚さはチェーン店の風龍の方が近いけれど、金太郎や田中商店の味はやっぱり「もりや」が受け継いでいるんですね。って店長さんが一緒なら当たり前か^^;
よく、匂いが記憶を呼び覚ますなんて言われていますが、味にも同じ効果があるのは間違いない!
味の奥にあるケモノ感に当時の記憶を呼び起こされたワタシはエモい?状態になり、気付けば帰りに店長さんに「昔、金太郎に通ってました」と話しかけていました(笑)
ちょっとお話して、また来てくださいね。なんて言って貰ったので、また行かねば( ̄^ ̄)
金太郎、田中商店の文字に懐かしさを感じた方は是非もりやにも行ってみてくださいね。
万人受けする味に進化したけど、根底にある味は間違いなく両店の面影があり懐かしさに悶絶するコト間違いナシです。
Posted at 2023/09/05 21:37:48 | |
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食べる!