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以前ご紹介したアナログ放電器を改造してみました。

これは2本のバッテリーを同時に放電できてオートカットもしてくれる優れ物なんですが、レースに出ていた頃ならともかく、今は2本同時に放電することはなく、最近はなんとなく左側だけをつかっていました。

で、両方の放電器を活かす方法がないかと考えた結果、片側は大きい抵抗にして低電流でゆっくり放電させることを思いつきました。
明確な根拠はありませんが、そうすることでセル間のバランスが整う方向にいくんじゃないかと期待しています。

ということでサクッと改造後の写真に行きます。

多少強引でしたが、思った以上にうまく収まりました。

青いヒートシンクの抵抗は元と同じ3Ω。オレンジの方は15Ωです。
15Ωの方は定格25Wで、バッテリー電圧が7.2Vだとしても3.5W程度なのでファンは回さないようにしています。
3Ωの方は定格50Wに対して17W少々とこちらもかなり余裕はありますが、念のためにファンを回します。

で、実際に3Ω＋ファンで放電した後15Ωで放電してみましたが、かなり時間がかかりそうだったので途中でやめました。
その時の放電中の電圧をデジタルテスターで測ってみたところ、5.45Vでした。

そして充電。

最近は2200mAh弱しか入りませんでしたが今回は2346mAh入り、理屈通りの結果になったのでとりあえず満足です。

あとは電圧がダラダラ下がるんじゃなくてストンと落ちるようになってくれたらいいな〜などと思っていますが、レースに出ているわけでもないのでそこそこのコンディションを長期間維持できればそれでいいです。

今度こそなんとか完成させようと週間企画の形をとってみたんですが、勢いが完全に止まってしまい、また今は頭の中が違う企画で占領されているため、しばらく休止することにしました。

大変申し訳ありませんが、長い目で見ていただけると幸いです。

今考えていることを一刻も早く形にしてまたこの企画を再開したいと思っています。

昨日ダンパーステーを破損させてしまいましたが、自分で設計した物ですし家に3Dプリンタがありますのですぐに新規部品を出力できます。
とは言え、破損しやすい箇所が明確になりましたので、あまり時間をかけずにプチ改良してみました。

と言いつつ、実は破損箇所をちゃんと確認せずに印象だけでやってしまいましたので、あまり意味のない作業だったと後で気づきました。

それは後ほど白状するとして、今回の出力設定には最近覚えた技法を使ってみました。

シェル(外郭)を厚くすることで剛性を上げようという意図があります。
上のイメージの赤い部分がシェルで、まずは外郭を作ってから中身を埋めていく(インフィル)のが積層式3Dプリンタの一般的な造形方法です。

インフィル部分には充填率を指定でき、充填率を下げることによって材料の節約と軽量化ができるんですが、上の設定ではほとんどがシェルなのであまり意味がありませんね。

で、そろそろ何をやらかしたのか白状しますが、決定的な証拠写真がこれです。

破損したパーツは充填率を下げた試作品だったというオチです。

試作段階での形状確認の時は時間と材料の節約のために充填率を下げるのはよくあることですが、形状に問題がなかったことに安心してしまい、充填率を下げていることを忘れてそのまま使ってしまったのが破損の一番大きな要因だったわけです。

なので、今回のプチ改良も多少の強度アップにはなるでしょうけどそもそも全く必要がなかったかもしれません orz

実際、今回出力したミッチリ詰まったダンパーステーは破損した物とは比べものにならないくらい剛性感が高いです。

まぁでも、破損したパーツもスカスカの状態でこれまで壮絶な横転地獄に耐えてきたわけで、そう考えるとタフPLAという素材は結構強いんだなと認識を新たにしました。

とまぁ、多重に落としたところで今回はこの辺で。

XV-01をいい感じにするために作ってみたダンパーステーですが、本日破損してしまいました。

ジャンプはさせていませんが、激しく横転させまくっていましたのでそれなりの衝撃はかかっていたと思います。
積層式の3Dプリンタで出力していますので、やはり積層箇所が弱いですね。
復旧するだけならプリントしなおせばいいので簡単ですが、この際なので設計を見直してみます。

あと、ここまでは完全に自分用に作っていましたが、今後は商品化を目指しますのでこのブログには書けなくなってしまいます。
商用利用可能な別ブログに引き継ぐつもりですので、興味のある方は探していただければと思います。

ランチア ストラトスの方は絶版ボディ用のシャーシですので商品化は考えておらず、引き続きこちらのブログに掲載しますが、作業量とモチベーションの関係から一時中断してしまうかもしれません。

といったところで、今日はこの辺で。

週刊企画の記念すべき第１０回のはずが、モチベーション欠乏が深刻化してきたため迷走中です。

作業が全然進まないのにやりたいことばかりが増えていく一方の状況を打開するため、とにかくやれることをやろうと開き直ってみました。

ということで、今現在一番やりたいと思っているXV-01の改造に手をつけようと思っていますが、週刊企画の方も止めてしまうとまたお蔵入りの可能性が極めて高いので、なんとか記事を書き続けられるように頑張ります。