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こんなこともあろうかと・・・などと思っていたわけではないのですが、プロポが壊れる前にくまモンバギー(XB)を買っていました。

実は知人が空いている畑をラジコンのコースにしてくれることになったんですが、一部整備した段階で畑の土は相当固めないとラリー車には厳しいことが確認できたのでバギーも買っておいたというわけです。

結局はシートを敷いて土を隠してしまいましたが、あまり整地していないのでいい具合に荒れた感じで楽しく走行できました。

ヘリオスが壊れて大ダメージだったんですが、今日はくまモンバギーのおかげで楽しめました。

雑な扱いに耐えて長年頑張ってくれていたヘリオスですが、とうとう寿命が来てしまったようです。

今日もいつものように走らせようとしたら、電源を入れた時はなんともなかったんですが、少し離れるとノーコンのような状態に。
そう言えば、今週になってから受信機の電源を入れたときに一瞬ステアリングが動くだけでその後反応しなくなることが何度かあったんですが、何度か電源を入れ直すと復旧してその後は問題なく走っていたので受信機側の問題だと思っていました。

で、帰ってきてから受信機を交換しても症状は変わらず、M-05はAMモジュールを使っているので、FMモジュールに交換してXV-01を動かしても同じ症状だったので送信機の問題だと断定しました。

慌ててKOのサイトを見てみましたが、さすがにもう修理はしてくれませんね。

ということで、ヘリオスに別れを告げて、次はEX-NEXTを買おうと思っています。
なかなか乗り換える踏ん切りがつかなかったんですが、こうなってしまうと仕方ありませんし。

受信機を2つ買わないといけないのでサーボまでは新調できませんが、それでもレスポンスがかなり違うと思いますので楽しみです。

M-05Raの足回りですが、更に改良していい感じになったと思いますのでアップします。

タイトル写真にあるようにフロントの伸び側のストロークを増やしました。
これはピストンロッドをTRF用に変更して実現しました。
あとはピストンを2穴から3穴に、オイルは400から300に変えました。
つまりかなり減衰力を減らしています。

そして一番の目玉がスプリングの変更です。

ではフロントから見ていきます。

スプリングはTOPLINEの「BANEぴょん 1128セット」の中で2番目に柔らかいミディアムソフトです。

続いてリアはこんな感じ。

スプリングは1128セットの中で一番固いハードです。

スプリングについてはまだこの組み合わせしか試していませんが、走らせたところかなりいい感触でした。

言葉だけではあれなので、比較写真を一つ。
走らせている場所は荒いアスファルト路面で、土あり砂あり小石ありです。

ノーマルでは小さなＲで旋回中に小刻みにリアが跳ねていましたが、今回の変更でその挙動が収まりました。

続いてもう一枚。

この区間での印象は、とにかくホイールスピンしなくなったということが一番です。
そして、ほとんど跳ねなくなったので駆動音も安定しています。

ノーマルだと車が暴れ回る印象で、ミニだから仕方ないかと思っていましたが、かなり大人しくなりました。

更に、ノーマルだとロールが少ないせいでフロントタイヤの偏摩耗が酷かったんですが、それもかなり改善されていると思います。


というわけで、M-05Raの足回りはこれでひと段落です。
とは言え、とある理由で納得のいく状態になっていないので今後はそこも何とか改善したいとは思っています。

といったところで、今回はこの辺で。

2本のスプリングのレートを比較するとき、スプリングを合わせて持って力をかけてみるのは定番の方法だと思いますが、実はこれが苦手でよくスプリングを飛ばしてしまいますし、レートの違いをうまく感じ取ることができません。

そこでこんなツールを作ってみました。
名付けて、「バネクラベルガー」です。

これでスプリングのマッチングもできたらいいな〜などと思っていたんですが、実際に使ってみると案外差が出にくくかなり微妙な出来に orz

あからさまにレートが違う場合にはちゃんと差が出ますが、このくらい違うと個別に手で縮めてみただけでも違いが分かります。


あと、長さの違うスプリングの比較もできるんですが、はたして意味があるのかどうか・・・。


ともあれ、ダートスプリングよりも柔らかいスプリングが手に入りましたので、M-05Raに取り付けてテストしてみます。

ＲＣのキットやオプションパーツが品薄な昨今、いかがお過ごしでしょうか。

欲しいキットが手に入らなかったり、いいチューニングを思いついても必要なオプションパーツがなかったりしてお困りの方も多いと思います。
今回はM-05Raをいい感じにするために最近やったことをお伝えします。

M-05Raの問題点はずばり足が硬すぎる事だと思います。
車高を上げるためのフロントＣハブとリアアップライト、それとラリーブロックタイヤは出ましたが、ラリー用のスプリングがないのが痛いところです。

で、対策ですが、まずダンパーはタミヤの「Ｍシャーシ ハイグレードアルミダンパー」にします。
このダンパーはノーマルのフリクションダンパーよりも短いためそのままでは車高が下がってしまうのですが、ダンパーエンドに「TRFダンパー用強化V部品」の長い方を使うとほぼ同じ長さにできます。

スプリングは前後ともTNレーシングの「TN-372LR フロント向け インフィニティ∞ロール スプリング【28ミリ/8巻/1.2mm/2本入】」です。
これはタミヤのXV-01ダートスプリングのソフトよりも若干柔らかいくらいです。

あと、28mmのスプリングはＭシャーシ用ダンパーに対しては長すぎるので、ダウンリテーナーでカバーします。

以上の対策を施したフロントはこんな感じ。

2mmのダウンリテーナーはスクエア製。これで28mmのスプリングを縮めずに取り付けられます。
車高はもう少し上げたいんですが、リバウンドストロークが欲しかったので上げていません。
ダンパーエンドの締め込みを少し緩めてダンパー長を伸ばしてもいいかもしれませんね。

リアはこんな感じです。

リテーナーが1mmダウンなのは2mmダウンの手持ちが2個しかなかったからで、可能なら2mmダウンにしたいところです。

この状態でタイトル写真のようにちょっと前下がりな感じになります。

そして、シャーシとボディもいい感じにツライチにできます。


続いて、フロントの伸び側はこんな感じです。


リアはこうです。

M05はFFですのでリアの方が軽いのですが、レバー比がフロントに比べてかなり大きく、同じスプリングを使っても1Gでの沈み量がフロントに比べて大きくなっているためリバウンドを多く取れています。

ラリー車としては前後共にもっとリバウンドが欲しいのですが、もっと柔らかいスプリングがないとどうにもなりません。
28mmでTN-372LRより柔らかく、かつ柔らかすぎないスプリングがあればお教えいただけると幸いです。
30mmでもフルバンプで密着せず、十分に柔らかければ使えると思いますが、そこまで試す余裕がありませんので・・・。

さて、M-05Raには他にも入れておきたいオプションがあります。
それは「M-05 アルミステアリングリンク」と「M-05 アルミステアリングポスト」です。
もちろん「M-05 アルミレーシングステアセット」も欲しいのですが、普段買い物をしているショップには在庫がありませんでした。

アルミステアリングポストは別にいらないんじゃないかと思っていましたが、実際に取り付けてみるとワイパー先端の上下方向へのガタがすごく減ります。

上下方向には若干隙間がありますので、0.5mm程度のベアリングシムを入れるといいでしょう。

交換してみた感触ですが、ステアリングリンクを変えるだけでもかなり曲がるようになります。
ノーマルの樹脂製はこれで大丈夫かと思うくらい柔らかかったので、負荷がかかった状態ではタイヤの向きを変えきれなかったんでしょうね。
初心者にはいいのかもしれませんが、上達してきたら速攻で変えるべき部分だと思います。

といったところで、今回は今手に入るパーツでM-05Raをいい感じにする方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ノーマルのM-05Raだと石の多い場所ではオモチャっぽい跳ね方をしますが、この変更でかなり緩和できます。
しなやかな足とまではいきませんが、劇的な変化だと思いますよ。

パーツが手に入る内にぜひお試しください。