もう一ヶ月近くも前の事ですが、やっと気持ちや手続き周りが落ち着いたので報告します。
8月27日の14時40分頃、二泊三日で行っていた石川旅行の帰り道で居眠り運転をしてしまい、アクセラで単独事故を起こしてしまいました。
※以下事故写真なので見たくない方はご注意ください。
自車のみの単独事故、身体は怪我なく無事です。
無意識のうちに左へ逸れ、ちょうど縁石の切れ目に車体の真ん中から突っ込み、その先にあったオプトマーカーと呼ばれる電光掲示板(凍結注意などが表示される物)へ左フロントから激突、なぎ倒して停止という状況でした。
相手が太くて丈夫な鉄ポールだったため左フロントはダメージ大きく、ヘッドライト砕け、倒れてきた電光板によりフロントガラスに穴が開き、エアバッグも開いてしまってます。
本当に幸いなことに他車や人を巻き込むこともなく、自分自身も左腕を軽く擦りむいたのみで、その後むち打ち等も全くありませんでした。
まず何より、寝不足や長距離運転の疲れがあることを自覚していながら運転を続け、居眠り運転という車乗りとして最低な事をやらかしてしまったことにとても後悔と反省をしています。
今回の事故で自分も大事なく周りも巻き込むことなく済んだのは本当に不幸中の幸いでしかありません。
現場が緩い右カーブだったおかげで縁石側に行ったけど、もし左カーブだったなら対向車と正面衝突していたかもしれない。もしさらに先に行っていたら橋の欄干に突っ込んで車が完全に負けてグシャグシャだったかもしれない。もし助手席側でなく運転席側から電光板に突っ込んでいたら、もし歩行者がいたら...
少しでも状況が違えば最悪の事態になっていてもおかしくない事故だったことを考えると怖くて涙が止まりませんでした。本当に深く反省しています。
縁石に乗り上げたうえエンジンもかからなかったため、保険屋経由でJAFを呼びクレーンでベルト釣りして積載。
現場は新潟県の柏崎より少し北の出雲崎町というところ。一番の仲の木彫りクマさんに連絡したらわざわざ県北から1時間半以上かけて現場に駆けつけてくれ、相談や移動の補助をしてくれて本当に助かりました。一人だったらここでメンタル潰れてたかもしれない。ありがとう...
積載作業や警察の現場検証などもあり、現場を動けたのが19時過ぎ。
保険で出るレッカー代15万では約250km離れた自宅まで運ぶことができなかったため一旦JAF新潟支部に置かせてもらい、自分はクマさんと県北まで迎えに来てくれた父親とを乗りついで0時頃無事帰宅。
父親が積載車乗れるため、レンタカー積載で取りに行ってもらい4日後にアクセラも市内Dへ帰還しました。
事故前に手前の信号で停まっており、あまり速度が出ていなかった(警察の検証によれば約40キロ)とはいえ、ノーブレーキで太い鉄柱に突っ込んだだけあってダメージはかなり大きいです。
ラジエターからエアクリやヒューズボックス周り潰れ、フレーム潰れ、骨格歪み、左フェンダーやAピラーも損傷、足回り歪み、ハーネス断線、フロントガラス割れ、エアバッグ展開のため内装全交換...
保険屋による修理見積りは約144万(新車購入額の64%相当)となりました。
タイミングいいのか悪いのか、事故翌日に母親がコロナ陽性になり濃厚接触者として一週間仕事を休んだため、その間とことん泣いてとことん落ち込んでとことん悩みました。
21の若造の頃に新車で買って丸10年毎日運転してきた、もう身体の一部と言ってもいい大事な相棒です。”この個体”に対する愛着は今更言うまでもなく他には代えがたい物です。
それでも自分は簡単にそれほどの額を出せるほど裕福ではないし、保険で降りる額でもとても足りないし、そもそも18万kmも走った個体にそれだけの額をかけて直すのか、直したところで今までと変わらないほど満足に走る保証もなく、不安を抱えたまま走ることになるのか...
悩んで悩んで悩み倒したけれど、やはりどう考えてもこの個体を修復するのは現実的ではないという結論になり、本当に残念ですが廃車にするという形で決断しました。
このアクセラを好きだと言ってくれた人たち、このアクセラを良くしようと手を貸してくれたり部品を譲ってくれた人たちには申し訳なくて情けなくて仕方ありません。本当にごめんなさい。ありがとうございました。
あれだけの事故ながら奇跡的に外装品の多くはまだ使える状態だったので、後日見納めとお別れに来てくれたミストルさん、クマさん、kusajiiiさんの手も借りて内外装の純正戻しを行いました。
さすがに事故車なのでダウンサスやマフラーは諦めたものの、自分が手を入れた部分の9割近くは回収できました。
どのように活用するかはまだ未定ですが、絶対に無駄にはしません。
事後報告になってしまい申し訳ないですが、先週水曜の14日、諸々の手続きを経て保険会社に引き上げられていきました。
あれだけ大事にしてきて攻める走りもせず、十分すぎるぐらい車間開けたり怪しい動きをするやつには近づかないなど安全運転にも気を付けてきたのに、自分の手で相棒をこんな姿にしてしまった。
絶対に二度とこんな事がないようしっかり目に焼き付け、運転席に座って沢山ごめんとありがとうを言ってお別れしてきました。いくら謝ったって足りるものではないけれど。
これで終わりにするのもあいつに申し訳がなさすぎるので、また改めて追悼のブログをまとめようと思います。
とりあえず、いろいろと片付いた後での報告になってしまってすみませんがそういうことでした。
皆さんも日頃から安全運転しているのはもちろんでしょうが、これを機に改めて気を引き締め、少しでも事故の予防に繋げてもらえたらと思います。
ありがとうございました。
Posted at 2022/09/19 23:42:24 | |
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