シュワッチのブログ一覧

新たな仕事が始まり二日目。
仕事が…っても、しばらくは事前の説明や準備、手続き等々の段階で、湯本町の施設に通勤している。

元々、通勤は場所も時間帯も、渋滞に巻き込まれる事は少ない人生だったが、今朝は7時すぎに出発しても、着いたのはギリギリだった。

折しも今日は、あれから3年で、途上のラジオでも話題の中心。
…こんな渋滞が、元からなのかは分からないが、まぁ話を聞くに避難されてきた方々が増えて、以前より渋滞するようになった模様。

まぁそれが、いいとも悪いとも語らないが、ただ図らずも8年ぶりに戻った地元での、「あの日の前」とは違うであろう状況に身を投じてる事に…
ついでに、これからの仕事も広い意味では震災絡みでもあり…

昨日は、引っ越しや新たな生活のバタバタで、意識が薄かったと書いたけど、やはり気づけば「あの出来事」は、忘れられようもないと思い知らされた。

このタイミングで、いわきに戻ってきた事は単なる偶然ではあるけれど、やはり何かしら運命的なものを感じてしまう。

そんな訳で昨夜までの、いわき市へ転勤に伴う壮絶な引っ越し模様は、また後日として、取り急ぎ今日からの、新たな生活のスタートについてスマホから。

この初日は、まぁ事前準備って感じで、集合は午後から。
引っ越し前の最後は、寝ないでの力仕事が続いて満身創痍だったので、ゆっくりできて良かったが、目覚めて庭に停まる愛車を見て…

8年近く前までは、見慣れた光景だったのに、今日から毎日これを見る事が、まだピンとこない。
そして、帰省で「泊まりに来た」のとは違う、「生活をする」には、まだ準備不足…

最低限の必要品だけ取り出して…そういや前夜は、お風呂セットを探し出せず、ヒゲを剃れないままだったけど、仕方なく出勤。




詳しくは後日に改めて書くけど、丸っきり今までと違う仕事と、大半は県内各地…に留まらず全国各地からも集まった見知らぬ人たち。
本当は、これに対して何日も前から、気持ちも含めて準備したいトコだったが、前夜まで引っ越しに必死で、いきなりの新天地に戸惑いも倍増。

でもまぁ初日は、説明や事前準備などに終止し、夕方4時すぎには終了。
場所的にも近いので、そのまま山へ(笑)

転勤先では、まだまだ雪に埋もれてるので、久々の山道に興奮するが…気持ちに反し昨日までの作業で手も足も腰も痛く、いま思えば頭もボーッとしがちで、あまり楽しい走行ではなかったか…




ただ、強烈な夕日に赤く染まった絶景には、あぁデジカメを持ってこなかったのを後悔し…
でもこれからは、いつでも来られるんだったと思い出す(笑)




昨夜、夜中に転勤先から帰る時は、途中の思わぬ積雪に恐怖したが、除雪作業も行われてた影響でエイトは大量の潮吹きを浴びてたので、洗車機投入して帰宅。




そんな状況なので、つい意識が薄かったけど、明日で「あの日」から3年か…

ようやく今さら、数々の救出劇を紹介してる番組を見ながら思いを馳せつつも、明日は一転早い出勤になるので、とっとと風呂さ入るべきか悩んでる転勤初日です。

んな訳で引っ越し前、やっとこさマトモな休みになった昨日は…
やっぱ夜勤の合間に、寝る時間を削った程度では進まなかった、引っ越し作業に本格的に取り掛かる。

まぁゴミ…というか「不要物」、やっぱ8年弱の歴史を積み重ねただけあって、わんさかと出てくる （×ε×）

そして、壊れたストーブや炊飯器も、そのうち…と思って放置してたので、観音様いっぱいに処分品を詰め込んで (^^;)、夕方ギリギリにゴミ処分場へ持ち込み。




なるほど受付で車重を計り、出る時にも計って差分が「ゴミ重量」って事で、その分の料金を払うのか。
なんかF1レーサーな気分（笑）




処理場に入るのは、小学生の時に見学して以来か。
燃えないゴミは…そん時と同様に、まるで「崖下」へ放り込むが…
炊飯器を投げる時、取っ手が指に引っ掛かり、崖下へ引き込まれそうな感覚になり、焦った（爆）




そのまま萌えるゴミも処分し退散するが、つい余裕はないのにテストコースに出向いてしまう。
この光景も、もう見納めなのかと、急に実感が湧いてくる。




帰宅後は…冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機が不要になるので、それぞれ職場と寮と同僚に譲るのだが、夜になってからトラックで取りに来るとの事で、それらの撤去と清掃に明け暮れる。
暗くなってから、同僚とトラック登場！




かなりの場所をとってたモノが無くなり、ポカンと空いた空間も、また視覚的に実感が…
そのまま職場へ持っていき…仕事中の彼らとも、また本当に会うのが最後で…
最後に、運んだ連中と晩メシを喰い、別れる時にも寂しさが込み上げてくる。




そして、いよいよ引っ越し前日の今日、昨夜は仕事中だった同僚から、ふいに最後にメシ食うべと連絡が。
時間に余裕はないのだが、そう言われちゃうとね～断る訳にもいかず、こじゃれたレストラン「サラエボ」へ。




思えば多くの人と語らい…そして「失恋レストラン」の舞台にもなった、悲喜こもごもの思い出深いこの店も、いわきには店舗がないので、これが最後なんだなぁ…




やっぱ最後となると、積もる話もたくさん出てきて、つい長居してしまう。
部署は変わっても、まぁ広い意味では同じ会社なんだし…と、あまり感傷的にはなってなかったが、それでもこれで今の部署の者と会うのも正真正銘、最後かと思うと、これまた思いが込み上げる。




帰宅後は作業に没頭し、気づけば暗くなり、歩って行ける近場の食堂へ。
実は近場に2店舗あり、それぞれ昨日～今日にかけて最後の訪問して挨拶するつもりだったが、同僚との食事で叶わなかったので、たまに登場する「ニャンコ食堂」のほうへ出向くが…電気は点いてるが、店はお休み (;´д｀)




なので、もう一方のほうへ出向いて、最後は一番好きな唐揚げを頼み…転勤する旨を告げる。
親父さん、地元へ帰れる事を喜んでくれて…そしてニャンコ食堂には最後の挨拶ができなかった後悔も募り、戻り道は寒い中を歩いてるのに、なぜか顔の一部から汗が出てきた。




でも帰宅したら、未だに作業が終わらない現実に、感傷に浸る間もない
こりゃ徹夜だと割り切って、現実逃避に最後の日記を書いてみた（笑）、郡山での「最後の夜」。

…このあとパソコン外して収納し、実家じゃ接続まで期間が掛かりそうなので、いよいよしばしの間、お別れになります。
前日記まで、多くのコメを頂きましたが、お返事は繋がってからになること、ご容赦ください。

という訳で7年半の郡山生活を終え、地元いわき市へ転勤となるが、昨日が現部署での最後の出勤。

まぁ今夜、職場へ冷蔵庫を寄贈すべく運び出しにも参加するので、一部のメンツとは顔を合わせるものの、勤務交代時点でお別れの挨拶を。

思えば「職場を変わる」っても、こちらへ来る時は部署まるごと移動だったので、自分ひとりが旅立ってくのは、何気にコレが初体験。

そして…一緒に仕事が明けたメンツで、「ファミレス朝定食」の送別会（笑）
こんな歓送迎会もね、上記の理由でコッチに来る時はバタバタで実施せず、自分が主役のって入社の時以来、人生2度目か（笑）




それにしても寂しい送別会だが（笑）、ま～実は部署で不備な出来事があり、大々的に申請できない事情やら、同僚の御家族が倒れて入院したなどの事情があってのもの。
もっとも、こっちも引っ越しに向けて余裕がないので、まぁこのくらいが丁度よいが (^^;)

そして帰宅し…
今日からアタシが出勤しない＝そのぶん欠員で誰かが代理出勤するのが続くため、転勤の話が決まってから今日までは、アタシ自身がフル稼働 （×ε×）

マトモな休みもないまま、帰宅しても寝ないで準備を進めてたのもあり、やっと仕事から解放されて気が抜けたか…暗くなるまで寝入ってしまった。
晩メシを食に外に出たら、雪が舞いウッスラ積もってる。




こんな降雪も…雪の降らぬ「東北のハワイ」へ出戻れば、滅多に見られないかと思い、もしや最後かもしれない降雪ドライブに出る。
…まぁ路面は積雪ってよりテカテカで、怖いばかりだったが (^^;)




そしてサラッとネットを見てたら…
仙台ハイランドが、閉鎖されると知る。

過去には全日本選手権のレースも行われ、よく観に行った。
とくに前世紀終盤のGT選手権は、あまり浮いた話のなかったアタシが、珍しく女のコと二人で観に行ったのもあり、思い出も格別（笑）

大規模レースを開催しなくなってからは、むしろ「自分で走る」サーキットってイメージだっただろうか。
まだ転勤前から、いつもの知人が通うショップで走行会に参加してて、よくいわき市から撮影に呼びつけられた (^^;)
一度ショップの社長に同乗もさせてもらい、客席からは一部しか見えないコースの、奥に延々と続く「見えない部分」を体感できたのも、思い出深い。

そして転勤後…まだ当時、仲間内で年一回開催してた走行会で、いよいよエビスからハイランドへ場所を変更し、アタシの初走行！のはずだったが、あえなく風邪でダウンし見学のみに…
もっとも季節外れの雪に見舞われ、すぐに中止になり決死の帰還をしたのは、転勤してからの思い出だが、行ったのもそれが最後だったかな。

仙台…転勤前から遠かったけど、いまや仙台～いわきの間は「分断」され、ますます遠い地に。
自分が郡山を離れるのと同じタイミングでの閉鎖に、ふと「一度は走ってみたかった」との思いも募る。

そんな「別れ」の数々を思い起こしたが、いよいよ準備も終盤。
おそらくは以降、しばらく書き込みはできないかな。

では次回、いわきの地から改めて、よろしくお願いします。

まぁそんな訳でエイト登録から丸10年が過ぎ、これから10年がどんな歴史になるのかと前ブログで書いたそばから…

10年どころか、んなコト書いたほんの数日後…なんと地元いわき市への、出戻り転勤を仰せつかった！

新たに始まる業務で、コチラの各部署はおろか会津方面まで含めた県内各地からも、人員確保のため数名ずつのノルマで寄せ集めるとかで、ちょっと前から噂はあり…

今の部署じゃ地元出身のアタシに、声か掛からない理由はないかな…と心の準備はしていたが、仰せつかる前日に部署の親分から、「候補として名前を挙げていいか？」と打診の連絡があり、ついに来たかと思いつつ承諾の返事をしたら、次の日には正式に上記の通達が (;ﾟДﾟ)!

しかも、てっきり3月いっぱいはココ郡山にいて、4月から向こうに赴任かと思ってたら、事前教育があるので来週からは赴任って事で、今週中に今のアパートを引っ越さなければならないですと （×ε×）

わ～、この後の休みは、もう準備に費やさなきゃならんので、もうコッチでの最後を満喫する余裕は、なくなってしまった (;´д｀)

地元の部署ごと郡山市へ移るため、1年くらい行ってくれと言われて来て、気が付けば8年弱…
最初は仕事も大変で、もう嫌で嫌で早く帰りたい…それこそ辞めちまおうかとマジで辞表も個人レターケースに忍ばせてたが、まぁ住んでみればソレナリに楽しくて、いつしかコッチの生活がスタンダードに。

仕事もだんだん落ち着き、とくに一時期は土日が休みの頃もあり、ずっと平日休みな人生を送ってきた身には、ぶっちゃけコチラでの私生活は20代よりも、濃かった気がする。
家の事もあるし、いわきに戻らない訳にはいかないけど、いつしか戻る事にピンとこない自分も、いたりして。

このたび急に戻る事になって…今度の仕事は未経験の業務だし、しかも「いわきに戻る」とは言っても、勤務地は事業所ではなく市外で、通勤距離は家から事業所までの距離に比べたら、10倍！
ましてアタシの人生最大の通勤距離は、今のアパートからの7kmが最長の身なので (^^;)、まぁ不安は大きい。

それでも戻る事は、もちろん嬉しくない訳はないけれど、せめてもう少し余裕があって、改めて最後に郡山生活を満喫してから〆られれば、よかったんだけどね～。

同じ県内でも、いわきからじゃ遠い中通りや会津、そして仙台などなど、もっと行っておけばよかった。
また、こんなネットの世界で知り合った、いずれ会おうと思った人たちや、少ししか会えなかった人たち、もちろん何度も会ってる人たちも…

「そのうち機会があれば、いつでも行ける／会える」と思いつつ、わざわざ機会を作ろうとまではしなかったのが心残りで、いきなり後の祭りになってしまったのが悔やまれる。

また特別な事ばかりじゃなく、普段の何気ない生活でもパッと思いつくだけで、8年間飽きずに走ったテストコース・いつもの食堂・よく聴いてた市民FMのココラジやモットコム…そんな他愛のない事も、もう終わってしまうのかと思うと、寂しさも込み上げてくる。

独り暮らしじゃなくなると、夜中に思い立ってフラッと出かけるのも、気が引けちゃうかな。
今さっき、せめて少しエイトを楽しもうと一往復だけしてきたが、見上げれば満天の星空。

いつもなら帰宅後マーチに乗り換えて、オープン天体観測とシャレ込むところだが（笑）、もう引っ越しに向けて余裕がないので、泣く泣くすぐに帰宅。
そんな生活も実家じゃ、なかなか出来なくなるんだなぁ…

あとはまぁ…もう滅多に雪道を走れなくなるのも、物足りないかな（笑）

ずっと地元に篭り、生まれ育った地で暮らすのが一番に決まってる！、と転勤するまでの30数年、思い込んでたが…
とても一口では言い表せないけど、とにもかくにも「いい経験」だった、約7年半の郡山市での生活だったかな。

ちなみに赴任翌日に3/11を迎え…ついでに10年前のエイトの納車は、過去日記を調べたら3/13だったと判明。
なんとも節目が連続して訪れる、来週です。


【追伸】
今夜NHKで、鶴瓶とマラソン高橋直子嬢が、いわき市を訪れる番組をやっていた。
食堂で晩飯を食いながらの視聴だったが、こんなタイミングだけに、より様々な思いが込み上げてきた。

…それとは別に、泉の学校を訪れた高橋直子嬢が、放射線モニタリングポストを「初めて見た」って言葉に、いつしかアチコチに置かれてるのが、違和感ない当たり前の光景に、なっちゃってたんだな…とも思い知った。