昔のカローラをみてみようシリーズも最後です。
今回は、110系です。
まだ現役で走っていますね。
110系の時代としては、バブル崩壊をもろに受けた時代。
先代の100系も販売こそはバブル崩壊時代でしたが、設計はバブル真っ只中で造りはカローラ最高とも言われました。
ところが、110系はバブル崩壊をもろ被り。
いかにコストダウンするか?というのが主眼におかれ、まさにチープさ全快。
110系前期はチープさに大不評。
そのため、後期は軌道修正で持ち直しを図りました。
今まで、後期を紹介していましたので、今回も後期です。
前期では、バンパーが樹脂むき出しがチープさに拍車をかけていましたが、後期では軌道修正のため、上級グレードはカラードに変更。
グリルも極力メッキグリルでチープさは軽減。
上級グレードのSE-saloon L
XE-saloon
100系では、中間グレードはLX-Limitedでしたが、90系と同じく、XE-saloonを持って来ました。
けど、1500がSE-saloon、1300がXE-saloonと排気量で区別。
しかも、グレードも少なくなってしまいました。この部分がやはりバブル崩壊を受けた影響ですね。
スポーツグレード、GTは健在です。
内部です。バブルの派手なものから比べると随分落ち着きました。
シートも落ち着いた灰色です。
この時代は、車の安全装備が充実してきました。
100系では上級グレードやオプション扱いだった安全装備が、トヨタの3点装備、GOA、ABS、エアバッグとして標準装備となった時代です。
それ以外も現在に通じる装備が多いですね。
中でも、タイヤのエアチェック表示に注目。
何故か今のカローラにない。どうして無くなってしまったんだろう。
エンジンのバリエーション。やはり少なくなってる。
この時代もハイメカツインカム。
名機4A-GEも健在。長きにA型E型エンジンが使われた名機ですね。
4A-GEの集大成。6速MT。この後210系が出るまで20年弱6速不在でした。
タイヤのバリエーション。100系より少ないですが、それでも多い。
シートバリエーションや内装装備。
この時代はナビの普及が少しずつ増えて来ました。
けど、今のようにインパネスッキリと行かず、ナビ装備になるとボコッと出たようになります。
最後はグレード紹介。
主力のSE-saloonにXE-saloon。
GTに低級グレードのLX。100系とXEとLXの立場が逆転しました。
最後は、ビジネス向けのDX。さすがに、フェンダーミラーは姿を消しました。
あとは、寒冷地必須の4WDと、上級仕様のLパッケージ。
最終的には、リビエールが特別仕様の最上級けどね。
ということで、昔のカローラを見てきました。
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Posted at
2021/06/05 21:17:19