先日発表したの投資先が特殊車両メーカーばかりでしたので、特殊車両メーカーについて少しかじりたいと思います。まずは、新明和工業。新明和工業の源流は、戦前に戦闘機を製造していた川西航空機。戦後にGHQの命令により、自動車製造の明和自動車と汎用機械製造の新明和興業に分割。明和自動車は不振により、ダイハツの傘下になり後に消滅。新明和興業は新明和工業へとなります。朝鮮戦争を境に、得意だった航空機部品製造に着手。その技術力でダンプなど特殊車両に参入します。新明和工業は航空機製造を源流に持つ名門。国産旅客機のYS-11などの協力メーカー。現在でも自衛隊航空機やボーイングやエアバスとのライセンス生産など手掛けます。特殊車両として、東急車輛の特殊車両部門を吸収して傘下に東邦車輛。また、富士重工業のゴミ運搬車(パッカー車)の吸収。旧東急車輛や富士重工業のゴミ運搬車部門を傘下にしていたのは驚きです。特殊車両マニア、そして高い技術力メーカーなので、非力ながら応援したいと思って株式購入を決めました。新明和工業。知名度はあまりないですが、知る人ぞ知るすごいメーカーです。