さて今回の物語は、、、ワンオーナーで30万キロに届こうかという長距離ランナーのWRXが、同じくくたびれたオーナーは無理でも、せめて自身の一部分でもどうにかしようという、ポジティブに対処していくWRXの物語である。
今回の一部分とは!?
運転での数少ないインターフェイス的な部分で、小さめだが結構目に付く位置・・・そぅ、シフトノブである。
ステアリングに首位は譲るが、運転手と直接触れる機会が多い部位なのは間違いない。
機会よりもその小ささ故に、ステアリングより局所的な磨耗が顕著な傾向にある。
今回のシフトノブも一般道オンリーの使用ながらも、皮革が擦り切れ下地が剥き出しとなっている部分が写真からも伺えると思う。
って、ジョークが入っているのに堅苦しい文体はここまで(笑)
と、まぁここからは基本いつものびふぉあふ画像を織り交ぜた内容でお送りいたします。
今回は既に二度のカスタマイズ&リフレッシュを施されたシフトノブなので、先ずはその辺の変換史を画像にて!
こちらは2010年2月時点で施されたカスタマイズで
キラメキシフトノブ!
窪みに石を埋め込み、ファッション性を加味したつもりです。
この時点でも結構なくたびれ具合であり、、、ぃやそれよりも色気ゼロどころかマイナスなとこを少しでも減らしてあげようと、簡単に出来るが誰もやってなさそうだと施した次第(笑)
https://minkara.carview.co.jp/userid/201214/car/566427/2791489/parts.aspx
次にカスタマイズしたタイミングがこちらで、2011年4月・・・
キラメキシフトノブHG、フォッー!!
HGの意味は、、、
リンク先を参照ください???
前回の画像からも明らかにくたびれ度が増しています。。。
momoのエンブレムもくすみどころか傷だらけ、、、あまり自信はなかったのですが、ちょっとやってみようと、、、実はこの段階で完全にバラしてカスタマイズしようと試みたのですが、ワタクシの技量では傷つけずに分解は無理でした(悔)
なので、
とある輩(仮名)の様に言い訳ばかりでなく、言い訳があるなら理由や原因も判明しているのだろうから、それを考慮した上での出来ることをしっかりやろうと、塗装とリペアを実施したのがこの段階です。
結果、自分で言うのもなんですが、エンブレム部分は特に見違えるほどの仕上がりとなり、全体的にかなりリフレッシュ感が増したと思っています。
https://minkara.carview.co.jp/userid/201214/car/566427/3627810/parts.aspx
それから更にほぼ4年が経過した2015年3月の様相です。
いくら一般道オンリーの使用とはいえ、30万キロに届こうかという走行距離と、ワンオーナー12年と言う歳月は、ピンポイントで触れられるだけにこういった結果に。
皮革の一部は擦り切れ、下地が見えています、、、こうなると塗装や加飾というある意味小手先だけのリフレッシュでは到底騙しきれません(苦)
流石に新品に、、、と思い、探しました。
ところが今回のSUBARU純正オプションのシフトノブは絶版品で、どこにも新品在庫はなかった(困)
更には、、、
前回分解出来ずに悔しい思いをしながらも、情けないことに傷つけずの分解できるスキルをワタクシは未だに持ち合わせていませんでした。
すかす、逆に言えば
傷つけての分解ならワタクシでも可能、、、
ということで、中古を安価で入手し、細心の注意を払いながらボッコボッコに実験分解いたしました。
お陰で問題になる様な傷をつけることなく、オリジナルを分解出来ました。
更に幸いなことに細心の注意を払ったことで実験分解した方もいくつかのパーツが再利用可能な状態にありました。
ここからがカスタマイズとリペアのコラボ?作業です(恥)
先ずはアルミプレートの酢漬け、、、ではなく、不要な付着物や油分を除去する為、けっこうキツイ溶剤に浸します。
結構傷だらけですよね。。。
実は綺麗に見えているであろう左側の方が、ダメージは大きく補修に一手間かかります。
ここから研磨に入っても良いのですが、今後の作業工程を見据え、効率良く進める為に、とある工程を先に行います。
それが小学生時代からお馴染みの、この木工用ボンドです。
今では100均にそれも本家?のコニシ製!!(驚)
木工用ボンドをこの様に窪みへ垂らし、乾燥させます。
完全乾燥には結構な時間が必要ですが、次の工程は半分程度の厚みが乾燥していれば可能ではと思われます。
乾くまで別の作業を行ったりと、時間の無駄を極力なくします。
別作業が結構時間を要してしまい、思ったより乾燥させた状態に。
で、これは先程並べてあった右側のアルミプレートですが、これをサンドペーパーを用いて研磨すると・・・
こんなカンジで綺麗になります♪
これから更に磨きこむと、鏡みたいに写り込むところまでにするのも可能です。
左側はリペア項目が多く、別工程が増えている関係で、ここには写っていません。
次に塗装関連に入る訳ですが、先程の木工用ボンドの役割はここからです。
塗装をすると、どうしても窪みに塗装が溜まります。
そうなると乾燥が遅かったり、後に装飾する石が安定せずグラついたり、仕上がり高さが合わなかったりと、面倒なことになりそな予感がするからです・・・実は無用な気苦労や施しなのかもしれませんが(汗)
塗装工程の中で、ここぞという時にこの木工用ボンドを剥がす、、、所謂マスキングという訳です。
ちゃんと乾燥していれば、痕もなく綺麗に剥がれます。
そうして塗装が終わってほぼ完成の状態が、、、
コレです♪
上側の紫っぽいのが、色系統の指定があった分で、下二つはワタクシが勝手にチョイスして追加塗装した分です・・・言わばワタクシのアルミプレートですから、文句は言わせません!!
ま、オーナーの好みだろうと思った仕上がり具合を具現化し、提案した次第です♪
この段階では、エンブレムを後に装備する真ん中の部分には、テープによるマスキングを施しています。
実は塗装が終わった時点でオーナー様にこの3品をお披露目し、埋め込む石の選定を行ってもらいました。
この時点で、一つのはずのアルミプレートが三つもあって
(゚Д゚≡゚Д゚)?
な状態のオーナー様でした(笑)
そして最終的に車に装備する時、一番のお気に入りを一つ選んでもらって完成とする!
更に実は、、、この画像の状態には石が既に埋め込まれていますよね、、、オーナー様に見せた後、勝手に塗装を変更した状態の画像です。
オーナー様に見せた状態は、こんなに煌めいてはいません、特に右側の水色系のヤツは。
この辺りの経緯は後述します。
お次が
全体像♪
アルミプレートの真ん中は、本来エンブレムが入るのですが、この撮影用に金属プレートを入れています。
そしてオーナー様に渡した時、デザインされたエンブレムを、オーナー様自身に入れてもらいます!!
そう、だるまに目玉を入れる様な演出ですね(笑)
これで満足感2割増しでしょう???
見る角度で変わる、光の強弱具合で変わる・・・そういった仕様にしました!!
個人的には右の水色が好きで、暗めなとこでは虹色に輝きます♪
シフトノブの下側部分は、大黒柱に似た想い入れなのでしょうか、、、傷取も何もするなとのオーナー様からのお達しでしたが、またもや勝手に塗りました♪
と言っても、ワタクシが実験分解のために購入したシフトの方ですから、別段問題ありません♪
指定されたカラーに近いイメージで、ワタクシが挑戦する塗装法や初めて使う塗料の実験台になってもらいました(呆)
ハッキリ言って、シフトノブ下部分に施した塗装は、技術的に大失敗です(恥)
でも、女性はけっこうそういった失敗部分をカワイイとかで受け入れる傾向にあるし、見方によっては大理石の紫版といったカンジで結果オーライな気がして、そのまま渡すことにしました。
その判断がどうなったかは???
そうそう皮革部分の状態が分かりづらいですよね!?
ということで、少し拡大した画像を、、、
しっかりと全体に皮革があります♪
このアルミプレートはオーナー様指定分ですが、、、何か思い出しません???
そう
チ、チガッタ
王蟲!!(笑)
奇しくも、2015年11月25日に、王蟲のプルバックコレクションが発売される様です(真)
気になるお方は、アマゾン等でご確認くださいませ。
で、脱線戻して、、、
実はこのアルミプレート3個とシフトノブの下部分2個は、交換?着せ替え?が出来る様に施しました!!
これはオーナー様にアルミプレート3個の塗装を見せた後に思いついた内容で、そこからシフトノブの下を自由勝手に塗装し、更には一度見せたアルミプレート3枚の塗装も、黙って一部変更するという傍若無人ぶりを発揮した次第です(笑)
特にアルミプレート部分は良く目につく部分なので、ツールレス(工具なし)で、女性でも容易に着せ替え出来る様に施しました。
さて、着せ替えギミックはオーナー様が気に入らなくとも、どれか一つを選択後に着せ替えしなければ問題ないわけですが、シフトノブ下もツールレスとまではいかないのですが、ドライバー1本で交換可能です。
ですから、引き渡しの当日に選択してもらってから組上げれば良いのであ~る♪
ま、結局アルミプレートの再塗装具合も、3枚の着せ替えギミックも、シフトノブ下の塗装もぜーんぶ超お気に入りという結果に♪ (o^-')b(笑)
そしてあと一つ隠し玉が、、、
その隠し玉とエンブレム部分を知りたい方は、
コチラを参照ください!!
オーナー様のみんカラブログへリンクされています。
https://minkara.carview.co.jp/userid/753834/blog/36322512/
ワンオーナーで30万キロに届こうかというくらい大事にインプレッサを維持している女性です。
イイね!等で応援してあげてください。