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2023年09月22日 イイね!

NO.1251 対面と苦行と小説 2023年夏旅−4

NO.1251 対面と苦行と小説 2023年夏旅−4 9月4日、この旅は4日目となります。
 本日は札幌市内のキャンピングシェルビルダーさんを訪問して、途中に又『脚試し』をチャレンジし、旭川で昼食をとったら小説の舞台となった場所を巡って宿泊地へと向かう256Km走行の記録です。 立ち寄り地での滞在時間が長い割には長い道のりになります。

 早朝6時のcw号

 昨晩ビールなんぞを飲んでしまったからか、1時間寝坊して午前6時に目が覚めました。 アラーム鳴った筈なのに・・・。

 朝日を浴びるcw号

 まだ雲は有るけれど日中は暑くなりそうだ。
 日付が変わる頃まで沢山居たクルマは殆ど立ち去り、cw号の他には2台が車中泊していました。

 季節はずれのラベンダー畑

 すぐ下にはラベンダー畑が広がっています。
 季節によっては見事な眺めなのでしょう。
 一昨年も去年も北海道旅行は9月なのでラベンダーにはお目にかかれていません。

 爺の朝食
 
 今日は午前中に体力を使うイベントが有るので栄養補給は大切です。
 朝日に照らされ出した札幌の風景を見ながらパクつきました。

 お世話になりました

 “幌見峠展望駐車場”さん、お世話になりました。
 宿泊に費用(¥800)を掛けたのはいつ以来だろう?
 経路が狭いので登り/下りの一方通行になっていました。

 ビルダー訪問

 軽トラキャンピングシェルのイベントで知り合いになったビルダーさんを訪問しました。
 “(株)夢創エージェンシー”さんです。
 数有るこの手のキャンピングシェルの内、「僕がもし購入するならコレだな」と思っている位に興味が有るシェルを製作しています。

 デモ用

 FRPの一体成形のシェルは、その製作方法によって雨漏り等の心配が無く、ウチの様な金属加工では難しい三次曲面のデザインが採用できます。
 スタッフさんからはFRPの平面を平滑にする苦労話や物造りに対する拘りを聞く事が出来、同じ製作者として大変感銘を受けました。
 購入者さんは軽トラを運転してコチラでシェルを受け取り/車載、車中泊をしながら自宅へ戻るなんて夢の様な気分でしょうね〜。
 楽しいお話をさせて頂いて、2時間もお邪魔してしまいました。
 次回の某フェスにての再会を約してcw号は次の目的地へとスタートしました。

 ズリ山階段駐車場

 “道央自動車道”を走行して遅れ時間を挽回し、95Km走行して到着しました“ズリ山階段駐車場”です。
 これで下道経由より1時間は遅れを取り戻せました。

 ズリ山

 ここ“赤平”はかつて炭鉱の町として栄えました。
 石炭と共に採掘された岩石等を積み上げて出来た山を『ズリ』と呼びます。  ここは日本一の高さだそうです。

 ロケ地

 4月に訪れた“大崎下島の御手洗地区”でもロケされたあの映画がここでも撮影されています。
 作中では冬のシチュエーションでしたが。

 登段開始

 では日本一のズリ山を登ってみましょう。
 幸いにも曇り空なので暑さ的には助かります。

 777段

 ふもとから見るとそれ程の高さには見えないが・・・。
 ちょちょっと登ってきましょうか。

 段数

 階段を登り始めます。
 脇の杭に段数と寄附した?個人名が記されています。
 この数字が「もうここまで上がったか」か「まだそんなに有るのか」と、状況によって捉え方が変わります。

 休憩場所

 通常のトレッキングと違い、ここはただひたすら登りの連続です。
 440段あたりで一休みしました。
 まだ半分を過ぎたあたりだ!  かな〜りヘトヘトになっています。
 なめてかかった僕はタオルも飲み物も持参していません。
 帽子のツバからは汗が滴り落ちています。 ふう・・・。

 登頂

 20分(休憩5分)かかってやっと登頂しました。
 先の“本州最東端”時に比べたら距離はほんの少しになりますが、標高197.65メートル/平均斜度18度の連続の登りは違った意味で僕の脚には厳しかったです。 お前はマゾか?! (笑)

 展望

 赤平の街並みが見渡せます。
 まだ呼吸が整いません。

 曇り空の功罪

 登段には好都合だった曇り空は撮影に関しては不都合でした。
 まあ、カンカン照りだったら途中でダウンしていたかも? (笑)

 一本道

 “赤平駅”から向こうへ続く一本道が見えます。
 あの先に別の炭鉱があったらしく、そこから石炭を運ぶ線路が有った跡かもしれませんね。 この道路だけ異様に幅広で不思議です。

 芦別方面

 東の方向にカメラを向けると何やら巨大な建造物が見えています。
 これから向かう“芦別”方面なので行けば判明するかも?

 立坑

 立坑の設備も見えています。
 エレベーター用の滑車がまだ残されていました。
 後で調べたらここは“赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設”となっているそうです。
 寄ってみても良かったかな? 後の祭りですが・・・。

 見納め

 では下山しましょう。
 もう今後の衰える体力では来る事は出来ないでしょうから、この景色も見納めです。

 選炭工場跡

 ふもとまで降りてきました。
 振り返ってパチリしたの選炭工場跡です。
 ここで選別した岩石を積み上げたのがズリ山なんですね。

 クールダウン

 cw号に戻ったら運転席内でエアコンをガンガン効かせてクールダウンしました。 冷凍庫から持ち出したアイスと飲み物がありがたや!
 こうして燃費が悪化していきます。(笑)

 寄り道

 次の目的地へは寄り道になってしまうけれど、折角なので“道の駅・ スタープラザ芦別”にも立ち寄りました。

 判明

 ズリ山から見えていた建造物は宗教法人の観音様だと判明しました。
 今は近くまで行けないそうです。

 道の駅・あさひかわ

 45Kmを1時間かけて到着しました“道の駅・あさひかわ”です。
 今まで何回かこの道の駅を車中泊場所としてピックアップした事がありますが、駐車スペースが狭く近くに目ぼしい入浴施設もない様なのでパスしていました。

 ラーメン村



 旭川に来たらラーメンでしょう〜。 って事で来ました“あさひかわラーメン村”です。
 
 迷います

 数店のラーメン店が有って迷いますね。
 横浜の“ラーメン博物館”の様にハーフサイズが選べれば何店かハシゴ出来るのに。

 山頭火

 聞き覚えが有る“山頭火”さんに決めました。
 何故かって? 見渡した所、ここが一番お客さんが入っていたからです。(笑)

 とろ肉らーめん

 とろ肉らーめん(醤油)をチョイスしてみました。
 ん? メニュー画像よりボリュームが・・・。
 お味は程よいスープの濃さと柔らかめな麺(頼んだ)で僕好みでした。
 お肉も盛り付けが重なっていただけで、量も有り柔らかくて美味しかったです。

 サイドメニュー

 ラーメンだけでは寂しいので餃子もオーダー。
 こちらはごく普通の餃子でした。
 用意されていたタレに酢が入っていたのが残念! (僕は使いません)

  時刻は午後2時を過ぎてしまいました。
 急いで次へ向かいましょう。

 塩狩峠



 約30Kmを40分で到着しました“塩狩峠”です。
 僕は鉄道マニアではないのですが、ここは訪れてみたかった場所の一つなのです。

 小説の舞台

 三浦綾子さんの代表作「塩狩峠」の舞台です。

 主人公

 昔読んだ事がある小説のゆかりの地です。
 身を挺して坂を下っていく客車を止めた若き鉄道員の話でした。

 三浦綾子記念館

 僕はクリスチャンでもないし、時間も推していたので訪ねませんでした。

 塩狩駅

 道のすぐ先の行き止まりには“塩狩駅”が有ります。
 切り返して方向転換してcw号をパチリ。

 士別方向

 ここは峠なのでどちら向きでも下り坂になっています。
 ここから連結器が外れた客車が暴走して行ったのですね。
 
 無人の駅舎

 無人の駅舎越しのcw号をパチリ。
 小説の事も加味されたか、とても物悲しい雰囲気が漂っていました。

 駅舎内

 駅舎内には数点の展示物が有ります。
 結構訪れる人が多いようだ。

 駅ノート

 駅ノートを覗いてみました。
 日本全国からの訪問が記されていましたので、僕も記入しておきます。

 峠越え

 さて時刻は午後5時ちかく、暗くなる前に峠越えしてしまいましょう。
 約50Kmを1時間か。
 このルート、途中の和寒(わっさむ)峠前後がコーナー/勾配/路面段差共にとても走りやすくて快走できました。
 
 今夜のお風呂

 今夜のお風呂に到着しました。
 “幌加内せいわ温泉ルオント”は“道の駅・ 森と湖 の里ほろかない”に隣接する施設です。

 オシャレ



 こんな山の中には場違い?なオシャレな施設です。
 浴室もとても綺麗でリラックス出来ました。
 また露天風呂には蚊帳が張り巡らせてあり、防虫対策も万全でした。
 詳しくは↓
 https://horokanaisoba.com/hotsprings/  ¥500

 夕食

 夕食は施設内レストランにて『鴨せいろ』¥2000にしました。
 ここ“幌加内”は作付面積、生産量とも日本一を誇るそばの名産地です。
 ここ来て蕎麦を食べない訳にはいきませんよね。
 出来れば鴨は炙って頂きたかった・・・けど、蕎麦/つゆともに絶品の味でした。 大盛りにしておけば良かった!

 お土産





 そんな美味しいお蕎麦です、当然の様に売店でお土産を購入しちゃいました。

 その後は“道の駅・ 森と湖 の里ほろかない”での車中泊となりました。
 午後11時、筋肉痛の脚をマッサージしてからの就寝です。

○ 立ち寄り道の駅
  あしべつ
  あさひかわ
  ほろかない

○ ハイタッチ
  1回

○ 食事
  旭川 山頭火 とろ肉らーめん/餃子
  幌加内 ルオント 鴨せいろ

○ お風呂
  ルオント三頭山の湯 ¥500

※ 走行距離256.5Km 計1179Km
  久々の対面と脚苦行に小説舞台訪問と盛りだくさんの旅4日目となりました。   各所の滞在時間が長かった割には走行距離も嵩みましたね〜。
  明日からはもうお馴染みとなったルートを走行する事になります。
 【^_^】
Posted at 2023/09/22 15:14:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ

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