■このドライブは2018年7月16日(月)のものです■
この日の帰宅後から、軽度の熱中症と思われる症状を発症。
めまい・動悸・疲労感・嘔吐等々、
また、左足の痙攣(腰部ヘルニアによる神経障害の影響もあると思われる)も起こった。
痙攣や嘔吐は翌朝には収まったが、疲労感・倦怠感は木曜日まで続き、職場に出社するのが辛かった。
当日は谷川岳登山(天神尾根ルート)を予定していたが、家を出るときから、僅かな倦怠感があった。
前日もムリはしてないし、前の晩の睡眠も十分とったのだが、風邪とは違う虚脱感を感じた。
みなかみ町までクルマを進めてみたものの...
少々イヤな予感がしたので、大事をとって山行は取り止めた。
と、登山の常識=「勇気ある撤退!」を強調してみても、実際のところは、寝坊により予定より1時間の遅延でモチベーション下がってしまったという尽無しも理由の一つなのだが。
でも、このモチベーション低下・気乗りがしない、というのは、山行を中止するかどうかの重要な判断基準であるというこも事実である。
登山でもスポーツでもメンタルと体調は表裏一体とも言われているから。
と、せっかくここまで来たので...
いつもと調子が違うといっても、頭が痛かったり、気持ちが悪いわけではなく、運転には支障が無い体調だし...
そうだ! アレをゲットしてみよう!
と、(上の画像で)国道を直進せず、右折してある場所へ ^^
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ここ数年、年1~2ペースで訪れている木曽王滝。
毎回、トイレを拝借している(失礼)牧尾ダムにて休日嘱託?のおじさんから頂いたダムカード。
学生時代にダム工学の基礎は齧っているものの、ダム筐体の形状等に特段の思い入れもなく、ダムカードも興味がなかった。
地形図好きとしては、ダム湖の位置というか、形というか.... ここを堰き止めれば、貯水量が稼げてこうなるのね~的なほうに興味を惹かれる。
「牧尾ダム」、長野県西部地震から2年後に巡検に訪れています。
地震に対するロックフィルダムの有効性的な講義を受けたような...
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と、いきなり中京圏の水瓶的なカードを手に入れてしまったので、お仲間を増やしたいなと思っていた。
ダムカード、調べてみると地元北関東では県営の比較的小規模なダムでも発行しているようであるが...
木曽川水系の主要ダムに対して地元のショボいのじゃ釣り合わないかな、と思って...
まずは、利根川本流の2トップをゲットしてみよう! と ^^
2トップ始めは、本流最奥部の老舗から。
矢木沢ダム.... 小学生以来だなぁ。40ん年ぶり?(笑)
確か小学3年生の社会科見学と、その1年後に父のジムニー(LJ20バン)で訪れた2回ほど。
↓当時は未舗装だったと鮮明に記憶している。
昔は発電所まで進入できたのかしら...?
堤体をもっと近くから見上げたような記憶がある。
堤体の形状等はあまたにあるダムマニアさんたちのサイトやブログを参照してください。
↓奥利根湖
ダムから先は登山道もない。(利根川源流を有す大水上山への登山道は新潟県側からとなる)
利根川源流域、民間人がルールとモラルの範囲内で到達できる最奥地点...
なのに、何故谷が広いの? V字谷からなる峡谷ではないの?
だって、谷、谷が広いから水瓶となる多目的ダムを造るのですよ。
沢山水貯められるからね。
自分も含めてだけど、日本人ってダムというと思い浮かぶのが黒部ダム。なんといってもイメージが強烈だから。
でも、あちらは発電専用ダム。
ダム湖の貯水量より発電所との高低差(=水の落差)に比重を置いた立地条件。
ダム自体の成り立ちが異なる。
7/13現在の貯水量は69%で平均水準とのことだったが、7/20では63%.... この先どうなるのか)
続いて一山挟んでお隣にある2トップのもう一つ「奈良俣ダム」へ。
ここは、シンプル、あっさり系のロックフィルダム。
ロックフィルダムは巨大だけど、恐怖を感じるような圧迫感や高度感が無く優しい感じなので好きです。
堤高・堤長ともに矢木沢ダムより大きいから。
コンクリート・アーチ vs ロックフィル... 本体のボリュームは比べるまでも無く....
なんかねぇ、ジムニーなんてちっこいクルマ乗ってると、
「日本の林道ジャストサイズ」とか「唯一無二の走破性」とか、カルト染みた教義のような文言を耳にする機会が多いけど...
実のところ、人もモノも運べなければ、そもそも山で稼ぐことが出来ない! モノを作ることが出来ない! 山を守ることも出来ない! そう思うのだが...
これは極端な例であるが、
こういうモニュメント、実に気持ちが良い ^^
↓ならまた湖
7/20現在、貯水率79%
ダム湖はこちらのほうが矢木沢より小さいはずなのに... 水位も低いように見える。
でも、矢木沢ダムよりこちらのほうが貯水率が高い。何故?
矢木沢ダムは揚水発電の関係なのかな。
このダムはH4夏に1回来たことがある。
湖畔右奥にキャンプ場がオープンした際、職場の人たちとオートキャンプに訪れた。
今年のような酷暑ではなかったが、蒸し暑くて眠れなかった思い出が....
って、The高山仕様な「エスパース」テントじゃ当たり前よね(笑)
管理事務所前にてダムカードをゲット。
↓画像最奥に薄く見えるのが谷川岳。(本日、ソコに行く予定でした)
へぇ~ 両耳ともに見えるんだ。新発見!
↓「至仏山」(画面左)が近い。山の向こうは尾瀬ヶ原。
裏至仏?、なかなか見られない景観。
と、暫し山座同定を楽しんだり、ダムカードをくれたおじさんとジムニーの昔話をしたり....
(群馬県随一の豪雪地といえども、現在の給油事情を考えると、ジムニーは過去のクルマなのだそうだ)
楽しい時間は過ぎるのが速い。
にしても、如何せん暑い。
いや、正確にはとてつもなく蒸し暑い!
今回の2ダムの標高は900m弱。上越国境ゆえ特段冷涼な地域ではない。
そこに大量の水。人為的に貯められた大量の水。本来はそこにあるべきではない大量の水。
そりゃ、蒸し暑いわ。
ダム=蒸し暑い。昔から思っている私見解。
えっ? 「黒部ダムは楽園のような涼しさじゃない。」
とか言う反論もありそうね。
でもよく考えて。
あそこは標高1500m、V字谷の両側は2900~3000m峰、極めて特殊な立地条件よ。
別・世・界 なの。
↓今回の敗因がコレかも!?
素直に水と塩分サプリにしておけば良かった...(登山装備は積んであるので)
のど越しに拘ったばかりに...
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おぉ、さすが「坂東太郎」源流域。
巨大ダム密集地帯ならではの連続ゲット ^^
えっ、須田貝ダムって現「楢俣ダム」の完成以前は「楢俣ダム」が正式名称だったの?
父は現役時代、水上・沼田の勤務が永かったけど、昔から地元ぃ・関係者ともに須田貝ダムって言ってたよ。
まぁ、正論はWikipediaなのかもしれないけど。
ていうか、このダムに限って所有権者の正式名称変更は特段重要ではない事実。
慣習とか馴合いとか、アバウトな部分を完全排除的なネット界のスタンス、なんか疲れるよね....
須田貝ダムで重要なのは、国内初の完全地下水力発電所!こっちよね。
「インクラインの斜坑」
小3の社会科見学の際、電力会社の広報の方の「これは覚えて帰ってね!」の言葉が忘れられない。
”理想の電化に電源グンマー” 上毛かるたの好きな札の一つ(笑)
えっ、誰だよ!
エロオヤジなリア50は、「世の塵洗う四万温泉」、イチ推しだろ!とか言ってんのは!?
四万「積善館」さん、久しく言ってませんな。
ミーハーな私は「たむら」さんが◎ですが。
いや、ぼっち好きとしては、霧積「金湯館」さんがMax Push!..
ただね、ここは、妻がNGなんですよね...
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と、おバカなことを書きつづっているが...
11:00AMにして自身の身体に異変が...
エアコンONの車内と多湿なダム湖畔の乗り降り、
喉は乾かない⇒水分は取らない⇒エアコンで車内は低温⇒エアコンの除湿作用により同時に水分は奪われる
な、スパイラル状態...
運転していれば喉は乾かない、でも正午を過ぎても空腹感もない。
とりあえず、気持ちも悪くないし頭も痛くない。
帰路でもう一か所カードゲット。
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1年で最も山が賑わう「海の日3連休」
山間地からの高速道路の渋滞もイヤなので、帰路は渋滞ナシの一般道にて。
JB43 夏ショット ^^
もう、シエラたん なんて気楽に呼べなくなるのね...
(きちんと43と型式を付けて区別しないと、ガツガツ・ドヤドヤさんたちからクレーム来たりして)
今は亡き父も歴代ジムニー乗り、自分も2世代目サンマルを所有した。
ジムニーには縁がある家系といっても過言ではない。
2代目の血を引くスラントしたフロントフェイス、国産ヨンクが一番輝いていた'90臭漂う曲線美。
各社がデザインに拘ったサイドウインドウ処理。
そして、ボリュームのある下腹部の張りぼて(笑)
絶対的拘りな(ビッグホーン・イルムシャ―的な)メタルチックなスペアタイヤカバー...
あの楽しかった時代を知っているブル世代としては、まだ暫くそのまぁるい余韻に浸っていきたいな ^^
↓知る人ぞ知る!? (笑)
いや、もはや終活の身。
こうこういうとこは卒業したので。
つか、今や妙義と並び群馬県内きってのヒル産地。
浅間山塊や四阿山など群馬県内の好きな山域の特性上、ダニ対策はしているものの、山蛭はビジュアル的にもNG!苦手だ。
だから、大量生息地には絶対に近寄らない。
特段、お腹も空かないし、喉も乾かないので、首と腰のリフレッシュ以外は停車せずに飲まず食わずの帰路ドライブ。
それがいけなかったのかも。
↓こんな狭隘路線を通って榛名湖経由で帰宅。
おぉ、これで山麓→榛名湖は未舗装林道含めて公式ルート全て登破かな。
今は廃道?水沢山→相馬山登山道も大昔にいたことあるしね。
新治の田園地帯でバッタ(イナゴ?)の集団に遭遇。
フロントマスクも汚れてしまったので、帰路途中でノンブラシ洗車機で水洗い。
(利根川本流域の町で上流の水事情を確認したうえでの洗車です)
この寄り道が体調不良の止めとなったようだ。
300㎞程度のドライブ、いつもならどうってことないのだが、
急に身体に来た疲労感と嘔吐感。
帰宅して、涼しい部屋で横になったものの、首筋と足先の暑さは治まらず...
と、冒頭の書き出しに続くのであった。
盛夏の低山や奥秩父等の湿度が高い山域で体調不良に至った経験はあるも、
ドライブで今回のような経験をしたのは初めて。
調べてみたら、運転中の熱中症発症も珍しいことではないらしい。
やれやれ。
逆に、朝の予感を無視して、あのまま天神尾根を歩き出していたら...、
もっと大変なことになっていたのかもしれない。
そんな面では運が良かったのかもしれない。
勇気ある撤退。 自分の身体のシグナルって大事よね。 ん?自画自賛(笑)
酷暑が一段落するまで、
不要不急の外出はしない。
ドライブとて低山や多湿地域には出かけない。
夏休みの山行は標高2000mからの歩き出し、ピークは2600m超。
こんな感じで行きますかね。
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結局...
連休初日に行った娘のとこ=都内が一番身体に優しいのかも ^^
明かに北関東より湿度が低いからね。
美味しいモノもあるし。
それにしても、フィットのエアコンは効きが良い。
さすが、酷暑地帯 Made in 寄居 ^^