■ 2020年1月11日(土)にお出掛けしました ■
JT150 HB →PF60 ZZ/R ・ JT191イルムシャ―
通算10年半、ジェミニ3世代を乗り継ぎました。
ショートボディのクロカン4WDに憧れて7年前から約1年半、ビッグホーンの中古車(イルムシャ―RS)を探すも希少グレードゆえ見つからず、ジムニー・シエラに乗っています。
現在、自動車メーカーに拘りが無い私ですが...
乗用車生産撤退(ジェミニ系自社生産撤退)から四半世紀... 今での いすゞは特別な存在です。
カクカクせず、角が尖がっていない軟らかいデザインが好きで ^^
G180、4XE1.ブンブン回る「ガソリンエンジン」も好きでした。
楽しい時代だったなぁ。(しみじみ)
妻と娘は昨日からハワイ旅行に行ってしまいました。
独身貴族な3連休...
オープンしたときからずっと見学したいと思っていた「いすゞプラザ」(藤沢市)に行ってきました。
朝グリーン車にて早朝車内飲み ^^ (上野東京ライン様様ですな。新宿回りより揺れない)
我が町からは、乗換え1回で最寄り駅の小田急線/横浜地下鉄線湘南台駅に。
駅には30分置きに↓↓こんなシャトルバスがやってきますよ。
当然の如く「GALA」さん。
到着前からいすゞワールド全開 ^^
併設のカフェとお揃いの可愛いキッチンカー。
初めて見ました、D-MAX。 かっけぇ~
受付で見学のワッペンとパンフを頂いて... ワッペンは見え易いところに貼って...
粘着力が結構強いので、ダウンジャケットなどのすべすべのウエアに貼れば、台紙に戻して記念品になりますね。
施設のテーマは「商用車の役割」=「運ぶを支える」と「当社の歴史」。
最初に有名なNゲージサイズのジオラマコーナー。
トラック大好きなちびっ子大人気のエリアなので、おじさんお一人様はサラリと...
おっ、ベレG発見!
元JT150乗り。↓↓ココだけは押さえておかないと ^^
ジオラマ製作者さんのセンスが光る。しかもチャイコフスキーな1作目だし!
「GIGAトラクタ」と「エルガ」さん。
GIGAのコックピット。
ジムニーより豪華だぞ。つか、遊びのクルマと働くクルマを比べちゃダメですね。
時計で例えたら、CASIOのPRO-TREKとグランドセイコー(ダイバー)を比較するようなもの。
そもそもタフネス・質実剛健の方向性が違うから。比較すること自体無意味。
GIGAさん目線で低床エルガさんを見ると、こんな感じなのね。
新鮮!
そして、
R17新町付近で日頃見慣れてる「SKW」さん↓↓
(自衛隊では74式トラック ←今回知った)
昔のTW・TS系と違って民生版は無さそうですね。
アウトドアのプロ中のプロ!! (つか、職務・任務で災害派遣や野外作戦に従事する隊員さんに対してアウトドアなんてチャラくて薄っぺらい言葉を使ったら失礼ですね) が使用するコックピット、
巷で人気のどこぞの軽ヨンクと違って、G-SHOCKやPRO-TOREK的な装飾はありません。
もちろん、遊びじゃないプロ仕様なので2ペダル。
ていうか、フルタイム6×6だったのか!?
↓↓こんなにデフがある!!
↓主副変速機切替はスイッチ式。隣にデフロックスイッチ、下はPTOのスイッチ。
共用部品使用によるコスト削減もあるのかもしれないけれど、意外と小さいのね。
プロ仕様だからグローブをはめたままで操作ガー、とか信者が言ってる某ヨンクがあるけれど...
こういった操作は手袋なんかしたままでは逆に危険よね。特にPTOとかデフロックとか。
実戦では、デリケートな操作は素手で確実に!がプロ仕様?
PTOウインチなので操作は車内から。
「以前、クロカン走行もしない奴がウインチを語るな!」と、お叱りを受けたことがあったけど...
私、一応これでも、学生時代に林業関係の講義を受講、実習を体験したことあるのですよね...
「架線集材」とか「ヤーダ」で検索してくださいな。
原動機式ウインチで滑車を3次元的に使って... ね、ヨンクのウインチングより複雑でしょ。
SKWさん、PTO(キャブオーバー車のPTOってどうなっているのよ?)や貫通デフなど覗き込んでみたいけど...
各展示車両、下回りは「進入禁止」の表示があるので。
子供たちが見てるから。大人として当然... ですよね。
D-MAXのワゴンver?=Mu-Xさん↓
ミュー(Mu)の名前が現在でも残っているとは!?
ていうか、昔のロデオ→ミューの関係を考えれば当然か。
曲線系のクロカンヨンク、好みです ^^ これ、いーな。
でも、ちとデカい。いや、だいぶデカい。我が家の駐車事情では幅広過ぎ(笑)
↓GIGAに乗ってるヤツ? 16Lの6気筒エンジン。
いすゞのディーゼルエンジンは建機や各種の産業車輛にも搭載されているのですね。
壁にはいすゞエンジンを搭載した車輛たちの模型がたくさんディスプレイされていました。
中でも... ↓↓に感動。
高性能林業機械=ハーベスタ。業界ではトップブランド?イワフジ製です。
これ、良くできてるわー
「日本の林道には軽クロカンがジャストサイズ 」
「林業のプロが仕事で使う軽ヨンク」
ネット特有の特定車種のヨイショ・アゲアゲ、神格化。
見ていて本当に気持ち悪い。
ていうか、林業が愚弄されているといか、山が舐められているというか。
腹立たしい。
でもねぇ。冷静に考えてよ。
いったい林業って何なのか。
小さなヨンクに乗って山林を走り回ることでは無いでしょ。
実際、林道の最奥で活躍しているのはこの手↑↑(上の画像ような)車輛ですよ。
但し重心が高いクローラ―車輛...
泥濘地に強い・定地旋回可能と、山林内で有利な面が多々あるも...
モーグルには弱い。
だから、林道は整備される。
そして、ハーベスタが伐採・枝落し・採寸裁断した原木を運び出すのは...
そもそもハーベスタを現地まで運搬するのは...
ジムニーではない!
いすゞのトラックぅ~ ♪
ていうか、林道奥地で見かける運材車は日野レンジャーの4×4がポピュラーですね(笑)
(但し、実際に最深部で運材に活躍するのは、クローラー式のフォワーダです。80年代半は、いすゞTW系6×6も見掛けましたが)
と、いつもの「ジムニーなんて大したことない」=ジムニー↓↓サゲサゲ論かよ、とうんざりされそうですね。
いえいえ。別にジムニー自体をバッシングしている訳ではないので、悪しからず。
私がこの1年半強い違和感を感じてるのは、ジムニーを取り巻く現在の環境というか、取り巻く人々に対してというか。
まぁ、わーわー騒いでいるのは、実際にはユーザーでは無いネットの方々だったり、ガツガツ前のめりになってるのは、一部の狂信的な信者だったりするのだから、勝手にやってろ!的に流してればよいのでしょうけど。
ていうか、そういう連中の他にも、キチンと現場取材もせずに林業や治山事業を引き合いにだす自動車メディアのライターさんたちも悪いのかな、とも思います。自動車記事のプロたちが、「運ぶを支えるクルマ」を完全無視してどーすんのさ、って感じ。小さなヨンクじゃ何も運べないでしょうに。
加えて、キャンプ場や幕営許可地以外での焚火・調理・野営を悪びれもせず記事にしてる俄かアウトドア系のメディアも酷いのかも。
現在の「ジムニーバブル」、ネットやメディアによるミスリードや煽りが、良くない形で影響を与えていそうですね。
信者が挑発的な動画をUPしたり過激なブログ書いたり、SNSに書き込んだり ⇒ネットの方々(オーナーに限らず、ただ盛り上げたいひとたち)のヨイショ・アゲアゲ + メディアの煽り ⇨ さらに過激な動画や書き込みがUPされ、動画サイトやSNSで拡散…この循環がスパイラル状態になって膨れ上がってバブル化。現在の状況はそんなとこかしら。
別にブームの中で法律やルールを守ってツーリングやキャンプに出かけることは、何ら問題のないことなのだけれど、中にはより目立ちたい、人より映える画像や動画を撮りたい、先人たちより凄いことをしたい等々、気持ちが大きくなってルールをいつだした行為に及ぶ輩が現れることは問題。皆が浮かれているバブル状態では、特にその危険性が高い。
ここで私がバブル、バブルと連呼するのは…
結局、今のジムニーブームの中心は「おっさん」。社会に揉まれたおっさん達は弁がたつし、文も達者ですからね。言い訳に長けているというか。ある事無いこと、いや、無いこと無いことも繋ぎ合わせて自分を正当化しがち。しかも「必死」(笑)。それが社会で培った交渉力であり営業力でもあるからね。おっさん達が語れば語るほど、想像・妄想・虚偽・虚栄さらに正常化バイアスまでも加わって、ジムニーブームは事実や根拠を伴わない「泡」に包まれ膨らんでいく。つか膨らんでしまった。この点がタピオカとは違うと思うのですよ。タピオカのほうが余程地に足が付いていた、というか。
昨年、CSFの感染拡大防止に関係して細やかな行動を起こしたが、そこで聞いた事実は… ジムニーがとんでもないない場所まで入り込んでいるということだった。まるで山林を蝕むウイルスのように。
バブル状態では感染力も高まるであろう。
今まではそれなりにジムニー慣れした人間たちが、後ろめたさを持って仲間内だけで楽しんでいた廃道アタックや登山道走行。これをブームに便乗したバージンたちがガツガツと先人たちに負けるな、もっと激しくもっと奥地に入り込め!と、戦果はインスタやYouTUbeで拡散。そしてネットで煽られ、行動はさらにエスカレート…
こんなことになったら怖いですよね。でも、なり得る可能性もあるのですよ。
2000年頃に始まった熟年登山ブーム・百名山ブーム、まさにバブルと言われました。
どうしても、ジムニーの現在とオーバーラップしてしまうのです。
ま、泡に取り込まれず、距離を置いてバブルを外から客観的な立場で眺めている自分だからキレイ事を並べられるのかもしれませんけど。
所詮、私も虚栄や妄想を語る「おっさん」ですよね。ただ、自身の虚栄心から山岳知識を語っても、虚偽はないなあ。嘘までついて己れの趣味を正当化するつもりはないし。ていうか、ジムニーシエラ如きを正当化するために知識を振り回すのなんてバカバカしいから。逆に、ハイカーにとって迷惑千万・危険極まりない登山道や遊歩道でのジムニー遊び禁止、←こっちにエネルギーを使いたいですよ。既に活動はしているけど。
別に私は別にスズキ社やジムニー/シエラの信者ではなく、自分の愛車JB43シエラさんが好き、ただそれだけ。
(私のスタンスはプロフにて)
冒頭で述べたとおり、特別な存在といえるのはこのメーカーさん↓だけね ^^
おっと、ハーベスタのお話からジムニーに飛び火。
ここでは運ぶを支えていない他社のクルマの話題はNGですね(笑)
そういえば、いすゞとスズキって...
一時、カルタスをジェミネット(初代)と言う車名で、スズキ→いすゞにOEM供給してたなんてことを覚えている人いるかしら?
1Fの展示を一巡りしたことろで...
今日、寝坊してしまって朝ごはん食べてないんですよね~
なので、2F展示を見学する前に、隣のPLAZA annexにあるSAKURA Cafeにて早目のランチ ^^
なんかいー感じのお店。とても美味しかったです ^^
コースターはエルフ60thのノベルティだそうです。
シンプルなカフェテリア方式のお店なのに、どことなくセンスを感じるのは...
やはり、シャレオツクーペな↓↓を作ったメーカーだから??
「いすゞプラザに行ってきた②。」へ続く。