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2019年05月09日 イイね!

復活の魔改造号。(その4)

前々回、サラッと流したチェンリングのダブル化の詳細です。

ざっと、こんな部品が必要になります。
・ダブル用のクランク
・チェンリング
・フロントディレーラー
・FD用シフター
・アウター受け

■ダブル用クランク
■チェンリング
クランクは72デュラを続投させます。
チェンリングは、アウターは74デュラの56T、インナーはシュパーブプロの42Tです。
シュパーブプロのインナーは、日本のメーカーがカンパを追いかけていた頃の製品ですが、とても丁寧な造りです。



■フロントディレーラー
74デュラのFD-7400です。
72デュラのFC-7200とのチェーンラインも綺麗に出ます。
ググると、クランクの関係でチェーンラインを合わせるのにもハードルがあるようです。



■FD用シフター
シマノのサムシフターとシフトワイヤーのアウターを調達しました。



ハンドルへ取り付けると、こんな感じに。



■アウター受け
ポイントとなるのが、フロントディレーラー用のシフトワイヤーのアウターをフレームへ固定する方法です。

ダブルのチェンリングを使用する前提のフレームには、BB下などにワイヤーガイドが取り付けられています。
が、シングルの場合は、ワイヤーガイドに相当する部品を後付けする必要があります。

今どきのアルミフレームのシートチューブに対応する製品(31.8mmや34.9mm)は容易に手に入のですが、鉄フレームに対応した28.6mm用の製品は、なかなかなかったりします。
たまたまピストバイク用のブレーキワイヤーアウター受けを見つけポチったところ、これがドンピシャでした。



ブレーキワイヤー用のアウターに比べて、シフトワイヤー用のアウターは径が小さいのですが、手持ちのアウター受けを挟むことで問題解消です。



これでメデタく、チェンリングのダブル化ができました。



サムシフターは、ラチェット入りなのとレバーが短めなこともあり、シフト操作は、ちと重めです。
リアディレーラー用のサムシフターは、シフトダウンがボタンで操作できて便利なのですが、フロントディレーラー用のシフターは、サムシフターじゃないほうが使い易いかもしれません。(*´Д`*)

Posted at 2019/05/09 19:12:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2019年05月09日 イイね!

復活の魔改造号。(その3)

魔改造号を復活させる際、ヘッドパーツやフロントハブのグリスの入れ替え(リアハブは面倒なので省略)のほか、ファインチューンを実施しました。

フロントのキャリパーブレーキとフロントフォークの結合の強化です。
フロントフォークのキャリパーブレーキ取付部にはRがついているのですが、オリジナルは取付面が平面なキャリパーブレーキとの間にワッシャーが2枚を挟んであるだけでした。
ワッシャーが変形してました。



ブレーキの剛性アップを図るため、フロントブレーキを鍛造品のシマノR600に換装するのに、ブレーキとフォークが線で結合している状態はいただけません。
なので、ジャンク箱から片面にRがついてるワッシャーを見つけて取り付けました。



で、こんな感じに。(画像のブレーキブレーキはダイヤコンペです。)



フロントブレーキは、良い感じになりました。




一方、リアブレーキとして換装したダイヤコンペBRS101は、ブレーキワイヤーを固定するアジャスター部分のガタが大きく、ワイヤーが引かれた際、アーチに遅れて力が伝わる形となってしまい、剛性感をスポイルしていました。

試行錯誤の結果、以前、赤ZUNOWのレストアのときに使った田宮の0.3mmのシムを入れることで、ガタを減らすことができました。
更に0.1mmのシムを追加すると、アジャスター自体が動かなくなるという微妙なクリアランスでした。

結果、シムによる改善は微々たるものですが、オリジナルの鋳造品のキャリパーブレーキに比べるとだいぶ良くなりました。


Posted at 2019/05/09 14:17:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2019年05月03日 イイね!

復活の魔改造号。(その2)

魔改造号の復活にあたり、解決しないといけない問題が。

福岡の街中は、ほぼ平坦だったこともあり、フロントのチェンリングが52Tでも、まだ足りぬって感じでした。

小径車の魔改造号は、天神や中洲界隈をちょろちょろするには小回りが効いて良かったのですが、ペースを上げようとすると、全くスピードに乗ることができず、お姉さんが乗るママチャリにも置いてかれてしまう感じでした。(*´Д`*)

一方、札幌は、標高が高いところに家があるので、帰り道は必ず登り坂になります。
また、街までの距離もあるので、巡航速度も必要です。
これらの条件を対策するためには、フロントのチェンリングをシングルからダブルにして、アウターは巡航速度を上げるため52Tから56Tにして、インナーは登坂用に42Tを装備することに。
FDは、ミュージアムにあった74デュラを使います。



作業してると、ボスが。
某整備犬のように作業をチェックするわけでもなく、気まぐれなヤツです。



ちゃちゃっとチェーンを取り付けて。



フロントダブル化に関して面倒なのは、FD用のワイヤーの取り付けです。
FDの取り付けを前提としたフレームではないので、FD用のシフトワイヤーの受けを新設する必要があります。
ピストバイク用のブレーキアウター受けを流用しました。



寄せ集めのわりには、良さげです。(自画自賛)

今回は、こんな感じになりました。



トムソンのシートポストが良い感じです。
下の画像は、福岡での最終仕様です。



まだ日が暮れてなかったので、試走がてら出かけました。

ブレーキに関しては、不満だった制動力は解消され、フィーリングも良さげです。
テストコースの急な下り坂でも、ブレーキには不安はなくなりました。

が、新たな問題も…
巡航速度を上げると、へんな振動が出てきます。
残っているオリジナル部品である、フレームとホイールの精度や強度不足によるものだと思われます。
このあたりが、ママチャリベースの魔改造の限界かもしれません。

魔改造号で豊平川の景色を見ることになるとは、福岡に居た頃は想像してませんでした。



Posted at 2019/05/03 21:01:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2019年05月02日 イイね!

復活の魔改造号。

年明け早々にから先月中旬まで、また大阪へ出稼ぎに出たりしてバタバタしていたので、久しぶりの投稿になります。

昨年半年の滞在出張で、福岡での相棒として活躍してくれた魔改造号ですが、札幌では活躍の機会なく福岡から発送したダンボール箱に入ったままでした。

気軽に乗るつもりでレストアした赤ZUNOWでしたが、なにげに気合いが入った仕様になってしまったので、天気が怪しい日などに気楽に乗れる自転車として魔改造号を復活させようと考えています。

ただ組み立てるだけでは面白くない?ので、まずは、制動力に不満があったキャリパーブレーキを、鍛造品に換装します。

リアはダイヤコンペのBRS101です。
ロングアーチの鍛造品になります。
格安でポチりました。



フロントはシマノのR600で、こちらもロングアーチの鍛造品です。
今のシマノのロングアーチのキャリパーブレーキは冷遇されていて、鍛造品はありません。
そのためか某オークションでは高騰することが多いですが、フロントのみだったこともあり、こちらも格安でゲットンできました。



一応、アルテグラグレード(R600なんて名乗っているので、その通り?)なので、センターピボットボルトの部分には、デュラエース同様のマイクロベアリングが仕込まれています。



ただ、やっぱり600だな…と思うのは、カチっと調整すると各部の動きが悪くなり、ある程度ガタありきで調整が必要な感じです。

turbo サドルは続投です。



シートポストは、BBB製から軽量かつ高精度なトムソンのエリートに換装します。
これも25.4mmというレアなサイズ(ママチャリサイズ?)で、お得に調達できました。

とりあえず、こんな感じに。



Posted at 2019/05/02 17:08:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記 | 日記

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「@むらちゃみ 相場は3万弱ってところですかね。笑」
何シテル?   05/02 20:29
最近は自転車ネタばかりです。 ロードバイクのフレームはZUNOW Z-1、コンポーネントは74系DURA-ACEを愛用しています。 ブログに登場する...
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