• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

わ!のブログ一覧

2018年07月23日 イイね!

赤い星

次いで2本目、こっちはポジでもないけど
批判系ではない内容で。

---
今週末から月末も
夏の夜の天体にはスペシャルイベントが続くようで
28日明け方の皆既月食は
残念ながら大阪で何とか皆既食が見られるか?というくらいだが、
31日最接近の火星はそんなにタイトではなく
前後で天候条件のいい日を選んで十分楽しめるようである。

13日の新月の夏の大三角形の日の流用写真がこれ。


先の記事

わたしは知ってる物語
https://minkara.carview.co.jp/userid/2455419/blog/41717584/

に掲載したデネブ、アルタイル、ベガとは比較にならんほど
薄く霞む空においても目立ちまくりの火星(笑)。
写真は同日21:30頃に山際からのぼり始めた頃の様子。

これはアホでも見つかるわな

ってなくらいに輝くマイナス2.5等級で
最接近の31日にはほぼマイナス3等星にも至る。
金星が一番暗い時期でマイナス3.5等級そこそこなので、
悪条件でも目立つ宵の/夜明けの明星なみの輝きに至り
かつ視直径も同等程度に。

ただ、色はやたら赤い。

この火星なら戦場ヶ原さんとの真夜中デートにでかけなくても
その辺の街灯が照らす都市部の夜空でも十分楽しめると思うので、
是非とも宵から夜半に東から南の空を見上げられたし。


ついでに、赤い星と言えばアンタレスってことで、
さそり座の写真も2枚目に併載。


赤い星と言えばベテルギウスやアルデバランも名が知られているが
この2星はともに冬の星座。
ベテルギウスはオリオン座の左上の赤星で、
一等星では格段に目立ちそれぞれ冬と夏の空を代表する
「冬のシリウス夏のベガ」の片割れのシリウスとともに
冬の大三角形を形成する星。
残念ながら夏場は昼間に太陽と一緒に空にのぼっているからねえ。

アルデバランもおうし座α星で
しかも位置がベテルギウス以上に黄道のすぐ近くなので
夏場に見るのはほぼ無理ね。
因みに、某完成車検査誤魔化しをするプレアデス星団(笑)は
アルデバラン(牡牛の右目)の近く、同じおうし座の肩を示す。

残念ながら郷土館の駐車場は囲っている立木が結構邪魔で
蠍のしっぽが隠れてしまっているが
アンタレスも露骨に赤いのがわかるよね。
そもそもアンタレスの命名由来が
「火星と見間違う」というところから来ており、
こちらも位置が黄道/白道近くで太陽系の惑星公転面に非常に近い。
それに増して色の珍しい赤星であれば
見間違いもしたであろうな。

但し、この火星大接近の期間は
視直径は比べ物にならないし(31日の火星の視直径は24秒(1度の24/3600))、
アンタレスは明るいとは言っても0.9等級前後で大きく変わらないので
見間違うことはなかろう。

この機会に夏の夜更けに南の空で火星に先行して運行するアンタレスも
併せてご鑑賞あれ。
Posted at 2018/07/23 21:37:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 徒然 | 日記
2018年07月23日 イイね!

言葉の軽量化

本日の他所起稿の流用記事、その1。
まずはネガティブ内容のものから。

---
槇原敬之氏の楽曲に

「もう恋なんてしない」

というものがある。


とある鉄道路線における若い女2人の会話。
年代的に「もう恋なんてしない」は懐メロの範囲で
リアルタイムにヒットしていた時期は知らなさそうな見かけ。

「ウケる~」

「イミわかんないんだけど~」

なんだと。

何がウケるのかと言うと、タイトルには

「もう恋なんてしない」

と言っておきながら、サビの末尾が

「『もう恋なんてしない』なんて言わないよ絶対」

で真逆のことを言ってるんだから、それだったらタイトルは

「『もう恋なんてしない』なんて言わない」

じゃないとダメなんじゃね?ってことらし。


起稿動機になったこの1件はどーでもいい話には違いない(笑)。

彼女らの間で
槇原敬之氏の歌が話題に上るきっかけがどうあったのか
始終その会話を聞いていたわけではないのでわからないが、
会社の上司とかが歌ったとか何かで引用したとか
懐メロに触れる機会でもあったんだろうな。想像するに。

でもな、歌詞をちゃんと聞いていれば、
日本語を趣旨を伝える符号列として認識できていれば
タイトルとサビ末尾の間には整合性が類推できるハズだと思うのだ。

つまり、
この解釈が正解かどうかは確定できはしないのだが、
この女にフラれたらしい主人公の男の正直な心境は
こんなに別れた辛さが深いのなら
二度とそのきっかけになるような
恋愛行為自体を始めなければいいのだ、という
逃避状態にあり、タイトルがそれを表しているわけね。

でも、だから別れた女に弱みを見せたくないという

「一つだけ」「強がり」

で、こんなのに懲りずにまた恋愛をするぞ、と言い、
別の趣旨としては、自己陶酔的な面も含めて
別れた女との恋愛を越えたからこそ
もっと素敵な結末が得られる恋を手にすることが出来たよ、と言える
未来に向かえているんだ、と
「本当に」「大好きだった」その女との恋愛を
美化して語りたいわけだったりもするのだろうな。

だから、
タイトルが不自然性しか提供しないという解釈しかできないのは
アンタ方が言語解釈を放棄しているだけだろ?ってことね(嘲)。


とかく、的確に意志を伝えようという目的意識が失われている。
上記の事例は受信側の適切なデコード作業の放棄が問題点だが、
送信側の適切なエンコード作業の放棄もまたあまりに日常化されている。
ちゃんと1度でまとまった趣旨を伝えようとしないのがアタリマエ。
自己陶酔的な奇妙キテレツ作文スタイルにばかり拘ったようなのもあるし、
決定的に、というか故意としか見えない必要情報が欠けた作文を平気で露出する。
好んで知能レベルが低いと見られたいんだろうか?

ことの1つのおおきな発端は短文投稿サイトだろうな。
twitter である。

リアルの「会話」を文字ベースに移し替えた
古くはUNIX talkコマンドやIRCの枠組み内に留まる
「インスタントメッセージ」
では、
即時インタラクションによる意味の補足説明や補完が前提なので
「即時性」を優先せんがために多少雑なエンコード作業に陥るのは
まだ許容されるだろう。

しかし、
必ずしもインタラクションを前提としない枠組みにシフトし
一投稿には一定の独立性を見出さなければいけない構成を
取り始めたにも関わらず、だ。
当初は文字制限を何とか工夫して回避できる作文を
寧ろもっと高度な工夫を以て情報発信が実現されていたのだが、
数を占める利用者層がもっとズボラな大衆層に落ちてしまったせいで
意味がちゃんと通じるかの自己検証ができていないような文の乱発で
言語情報としての本来の役割を軽視したものへと変遷してしまった。

また一方では、用途が趣旨の伝達ではなくなった面もある。
注目を得る能力を育てもしていないのに注目を得たい

「かまってちゃん」

がわざと肝心な要点を「書かずに」興味を煽るだけの目的に
言語(文字情報)を使いだした。
冷静に考えればそんな雑音は全部スルーして何も損しないから
アンタのその下らない情報なんてなくても生活に困りはしないよ(嗤)って
思えてしまうようなことなのだが、
他のエンタメがないプアはその「かまって」に群がるので
趣旨伝達目的以外での一定の用途ポジションを得てしまった。

結果、文字ベースの短文投稿は、
正直言ってマトモな趣旨伝送用途には供されないものとなり

「ちゃんと趣旨を読みとる労力を払うのがバカバカしい」

表層的な愉悦だけを得られれば十分な玩具に成り下がっているのが
現実的なところである。


無論、短文投稿サイトが全ての元凶ではないと思うが、
全般的に言語に趣旨伝達目的を期待できなくなり軽量化が進行した。
IT系やネット企業はキレイごとのセールストークとして

「個人の情報発信」

を謳い続ける反面、
実際は原則的には情報発信にも配慮や労力を注ぐことを厭わず
そのツール提供が本当に有効に働く層には早々に行き渡ってしまって、
市場拡大とともに売り先に取り込まざるを得なくなった
それ以下の下層大衆においては逆に「労力を厭う」のが原則である故、
発信にコスト(料金という意味だけでなく、手間も含め)がかかるからこそ
実際に発信するに至る前に一旦エンコードの適正を再検討し
なるだけ冗長性や無駄を省くステップを必須としていたところだけを
ごっそり取り去ってしまった。
当然、そんな編集・推敲ステップを経ないと読むに値しない低品質情報、
いや「情報」ではなく前述の「雑音」どまりにしかならない。
遂には本来プロ(この場合プロフェッショナルというよりプロフィットだな)
集団であるマスメディアまでもが、インスタントな手段を安易に使っただけの
コンテンツを平気で出荷するようになっているよね。

そんな雑音で溢れかえってしまった環境下では
誰がマトモに趣旨を汲み取ろうとする労力を払う?(嗤)
一方でナンデモカンデモ叩きたがる、所謂 'SJW' といったような
カンチガイ正義漢の台頭もあって、無難なポジ発言以外は
しづらくなったのもあろうな。歌の歌詞がこの害を覿面に受けている。
そんな薄っぺらい雑音レベルばかりじゃ
受信側もそりゃあ受信情報を全文に亘って吟味し
予測補完も交えた正しい意味の類推に向かう姿勢なんか
とっていられないよね。
期待値の低いことにコストをかけるなんてバカバカしい。
なら、表向きで目についたところだけ都合よく使って
笑い飛ばしたりバカにして愉快に遊ぶのが関の山だ。
そしてなお一層軽量化が加速することになる。

でも、それが今の主たるエンタメとして腰をおろしてしまったのも
現実として理解はしているが(泣)。そこを否定するのも無意味。
大衆レベルというのは往々にしてそんなものである故。
ただ、もうちっと物事の本質的な意味や目的、価値に留意するような
クラスタ、セクション、ドメインも重視されるべきなんじゃないかな?と。


全般的に言語情報伝達が軽視される方向?形骸化が進む方向を
向いているように感じる。
受信側の積極的労力で
全体趣旨のキャッチアップが図られなくなったから
時間軸上で強制的に逐次情報を押し込み
欠落をなるだけ回避する手段としても有効だから
昨今はナンでもカンでも

「動画」

化されてしまって、これまた鬱陶しい。

機器のオンラインマニュアルまでもが全て動画だったり(苦笑)。
デコード側の趣旨把握コストを払う必然性を納得している者にまで
怠け者向けの装飾を無理やり見させられる。
怠け者である大衆がそれを「便利」だと評してしまえば
以前の利点に回帰しようとする動きは封殺される。
欲しい情報の属性が予め分かっているようなことまでも
索引的アクセス性の不足で、無用な情報動画部にまで
無駄な時間を費やさせられる。
文字ベース木構造のwebマニュアルの方がまだ100万倍マシだったりする。


言語自体が所謂「オワコン」になり始めていて、
そのうち、脳に非接触伝送のチップを埋め込み
言語化する前の感覚や思想情報を共有する情報空間が
先に出来上がって、
実は言語伝送を見直す必要性自体がないのかもしれないが、
ちょっと「ちゃんと読め」ば理解できそうなことまで
理解できていない様子を目の前にすると
当面、ブレインインプラントチップがまだ無い現状に潜む
大きな問題点に目を向けるべきではないかとも感じるわけだ。
Posted at 2018/07/23 21:31:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 徒然 | 日記
2018年07月14日 イイね!

わたしは知ってる物語

facebookからの輸入再掲記事。

---
♪「あれがデネブ、アルタイル、ベガ」
君は指さす夏の大三角♪
※作詞:ryo


金曜日は旧暦の6月1日、
…つまり、新月!(注:=月光がないから星を見易い)

今期、ABCで「化」、BS11で「暦」の放送中なので、
行ってみようか、星でも眺めに、で、
なるだけ近所で見られそうな?
あ、大塔村の道の駅に天文台とか書いてあったな。
うちから車で約1時間半。あそこに行ってみるか。
最近おっくうになってR310越えではなく、
千早赤阪からR309の水越トンネルで御所に出て
R24で五條まわりなので、
河内長野からR310なら10分くらいは短縮するかな?

兎に角、行ってみた…のだが、、、
天文台とその周辺は道の駅にある温泉宿の宿泊客以外は
立ち入るなってさ。
うーん、道の駅は国道から見えるように
「星」
をアピールしているくせに、なんてケチな。

仕方がないので向かい側の
営業終了している郷土館の駐車場にて。

しかーし、「新月」は良くても更に不運なことに
日没からずっとうすーい筋雲が晴れない悪コンディション。

しかもR168の交通量が想像以上に多くて
1分に1台くらい鬱陶しい光量のLED/HIDヘッドライトが。

それでも来たものはなんとか、と
21:30頃まで粘ってかなり雲が薄くなった状態がこれ↓。


写真ではわからんかな?うっすらだが天の川も。
まあ、思い立っての急ごしらえじゃあ上出来かな?

※再掲注:説明を加えた写真を付加

 因みに上の45分ほど前、20:45頃の様子がこれ↓。

 雲隠れで見えるのはほぼベガだけ(苦笑)。

そのBS11の暦物語を見んがために22:00前には
道の駅を後にした。


※再掲注:冒頭の詩を知らない方はこちら↓
 supercell:Sony Recordsの公式サイト[部分視聴あり]
 または曲全体はavexのヴァイオリンカヴァーがYouTubeにあるので、
 こちら↓
 石川綾子 / 「君の知らない物語」MUSIC VIDEO
 コレ、でも本編12話の羽川翼に何の関係もない一話「つばさキャット 其ノ貳」と
 戦場ヶ原ひたぎの本編である1+2話の「ひたぎクラブ」を知らないと
 特に何も感じないかもね(笑)。
Posted at 2018/07/14 00:31:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 徒然 | 日記
2018年07月12日 イイね!

だってそのモノの価値は変わってないんだもの(嗤)

最近、乗り物関係以外でも記事のバックアップコピー置き場として
利用すればいいかな?的な気になりつつある。
コピペするだけだしね(笑)。手間は大してかからないから。

今般は日経BPのこの↓記事につけたコメントの複写保存用。

物価はやはり上がりにくかった!
「構造的要因」の直視を迫られた日銀


公開に至るかどうかは日経BP編集部の都合なので、
自前のコメントコピペ保存は重要(笑)。

なお、元投稿は1回の文字数制限(500文字)を気にして
2回に分けて行っている。
またこの再掲では改行は再編しており、一部typoも修正してある。
()内は再編注。
---

(この筆者、上野泰也・みずほ証券チーフMエコノミストの記事は)
前置きばかりがダラダラ書かれているだけで、肝心な

> 円の信認を自ら傷付ける「リストカット」のような
> 究極の円高阻止策

に関しては想定事例の1つも挙げずに
末尾に再度ちょろっと抽象的に置いたまま。

批判はどの経済誌の記者でも書く。
逃げ口をちりばめた記事なら飽きるほどある。
証券のエコノミストをタイトルに掲げるなら
そこを具体的に言い切ってみなさいよ。

根本的に

「インフレで物価が上昇し収入が増えてまた消費が拡大する」

という理屈は、
大衆が空気に騙されるだけの愚か者であり続け
気が大きくなれば金を遣うようなバカさ加減を
前提条件にしているよね。
エコノミストたちは
それがマクロ視した実情だと固定視するだけで
物価が変わらなくても商品やサービスの流量が維持されるような
現マインドを上書きする大衆の理解を深めようということは
全く考えない。
啓蒙をトライすることすら見受けられない。

まあ、本来はそれは教育の担う分野なのかも知れないけどね。
(現行政が即物的で視程の短い安倍とその一味の手の内にある間は
全体を見渡した判断はどだい無理だけどね(嘲)。)

通貨はmediumに過ぎない。
媒質は本来そのもの自体に価値を持たない。
媒質を計量して上がった下がったと一喜一憂するのは
本質的に意味のないことだという根本的なところを
再度見直さないと、現在のマーケット自体に先はない。


社会のおおかたは
毎日食っているパンは毎日食っているパンの価値のままであり、
満足していて別に過剰な付加価値のついた品を
求めているわけではない、というだけのことだ。

報道はやたら高付加価値パンに出来る行列を露出して扇動するが
それに乗っかれるのは都市部でかつ既に一定水準以上の
潤沢な生活にあずかることが出来た層のみ。

昨日と変わらない、
満足していてその価値認識が変化しないはずの消費材の価値が、
貨幣価値に置き換え得られた数値で引き上げられれば
引き上げられていない従来の数値で入手できる手段を
探そうとするのこそがごく自然な人の行動だよね。
逆に安売りに客を誘導しているだけにもなりかねない。
そこに給与が上がったら平然と物価に追従するという
人間モデルをあてはめているのは
経済学に溺れて世の中が見えなくなった者たちの
勝手都合に過ぎない。
Posted at 2018/07/12 02:54:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 徒然 | 日記
2018年07月09日 イイね!

右ハンドルに右積み?

新型ジムニーに関するつぶやきの中で、
左右バランスにおける
「E07系とS07Aの回転向きと横置きの問題」
ってのを他所で書いた記事。

オリジナルの起稿は

2014年7月3日の早朝

なので、
まだロクロク量販車の仕様が焦らし期間中で全く明らかでなかった頃、
いろいろ仮定して書いていたものということで。
この時点で既に「パチもん」よばわりしているが、
それは確定仕様が出てからの落胆した今の感覚からのものとは
全く別の観点ね。
この時点では飽くまでも冗談モードでの話。

---
は!と思ったことがある。

E-PP1 ホンダ・ビートの場合、E07Aはエンジン本体を左積み出来た。
国内市場しか考えていない660cc軽四で右ハンドル決め打ちで、
ソロドライブの場合には、重量物が対角に存在すると
何かとバランスが良さそうに思う。

ところが、
S660に搭載が濃厚であるS07Aや、運良くマージンのあるP07Aを搭載しても、
エンジン本体は右寄りになる。

現行CVTがジアコーサ式のトランスミッション接続である以上、
ミッションケースの幅は右に寄せたレイアウトにならざるを得ない。

運転席真後ろに最大の重量物が来る構成って、どうかな?

複座なので2名乗車の場合はドライバとパッセンジャで
体重分はバランスされると仮定できるから、
エンジンの搭載位置は右寄りであろうが左寄りであろうが
非対称性は残るから一緒なのだが、
こういう車種は現実一人乗りの場合が主流ではないかと思うんだな。

#ドライバかパッセンジャのいずれかが百貫デブで他方がガリだとか、
#そういうことはここでは言わない(笑)。


ざっくりした話だが、小型車のエンジンとトランスミッションの重量差は
だいたい50kg前後で成人一人分。

FRの場合はエンジンを縦置きするので、
左側にバッテリなどの次に重いものを配置して
半人分くらい左を重くしておいてドライバ一人でも
ドライバとパッセンジャ二人でも大きな左右差を出さずに済むようにしてある。

お買い物系の軽四であれば
左右の重量バランスはさほど気にしなくてもよかろう。
左右の重量差を感じるような運転に使用されないと割り切る。
現実、今の軽四はほぼエンジンを右寄りに積んでいるので
ガソリンタンクを左に寄せるとかの工夫を凝らしても
どうしても右寄りの重量バランスになってしまうらしい。

(転載注:ここでは以下は「お買い物車の用途の場合」ね)
どうせ左側通行だと左折や左カーブのほうが急になって速度が落ちるために
シビアさは緩和されるし、水はけのために道路が路肩に向かって傾斜しているので
左側に流れやすい傾向にあるからその分右ヘビーさも優位に働くし、
補正は重量物でなくサスペンションメンバーが左右非対称だったりして
(どうせ左右入れ替えることはないから、アームの長さが左右で違うなどでも問題ない)
懸架や操舵系の設計などでも行われている。

でも、重量物そのものとはやはり異なる「らしい」。
ロールセンターとかもあるので、部品の重さでバランスとるのと幾分かは異なるようだ。

スポーツ走行が出来るというのがウリの車だと、ちと話は違うのではないかいな。


小型車、普通車のFFは幅に余裕があるのでなんとかなるものらしいが、
昔のホンダ車はそれでも、エンジンを反時計回りで設計して
車体左に載せるという工夫を行っていたな。

今はコストダウンのためと、
国内市場がオマケに回ってしまったのもあって
ホンダも全エンジンを時計回りで作っているので
(左ハンドルで重量バランスを取りやすい形で)
エンジンを右側搭載にしてある。

E07Aはその反時計回り時代のエンジンだから、車体左に載っている。
P07A, S07Aは時計回り。

#S600のAS285E型エンジンは右回りで最初は左回りエンジンじゃなかった。
#ホンダが左回りエンジンになったのはN360から。

因みに、写真はコペン。

一般的な右回りエンジンだが、うまーく車体中央に寄せるように
工夫してある。
まあ、FFで前に搭載する上に、
車高が低くてステアリングの切れ角を含んで大きくえぐれるタイヤハウスや
サスペンションメンバーを避けられないために、
エンジンをなんとか中央寄りに寄せる必要があるってのもある。

その分、ロングノーズ気味に前後幅を多めにとってあるし、
バッテリをトランスミッションの上に載せて
エンジンとトランスミッションの左右重量差をなるだけ小さくする工夫もしてある。
(バッテリをトランスミッションの上に持ってくるのは、今の他の軽四でも一般的)

でも、ミッドシップで前後長にも余裕のないS660だと、どう?

ビートでも、幌を外せば別だが
通常はエンジンを覗くことすら困難な載せ方をして
それでもトランクスペースが猫の額のうす~いスリット状しかとれていない。

イマドキ、トランクスペースを「全く無くす」とか思い切った割り切り自動車を作って
本当に売れるのか?というと、極めて疑わしいから
なんとかしてコペンのオープン時くらいの積載スペースは確保しなければいけないだろう。
すると、やっぱり、ビート以上にエンジンルームに前後長が取れるだろうかね?

#あの時代のビートですら維持できなくなる程度しか売れなかったんだし、
#今の変わってしまったホンダに
#そんな赤字前提のイメージづくり戦略なんてできるワケがない。

プロペラシャフトの作れないホンダにFRは無理だしなあ。


今回のS660の場合、前報道に依れば海外輸出車が検討されているようなので
国内市場向けのほうが実は「おまけ」で、
しかもエンジン本体重量が1000ccより軽ければ左右差の影響も少なかろうってことで
蔑ろにされている可能性もあるが。

そういう意味ではS660はパチもんで、S1000の左ハンドル版を逆輸入すべきかも?

それとも、「ほー!」と感心するレイアウトでバランス取ってくるかな?

#イシゴニス式のトランスミッションを作ってくるとか… < 絶対ない!(笑)


ま、大した話ではない(笑)。

空想しているうちが楽しいもので、
なんだかんだ言っても、出てきたらそれを見て終わりなのだが(笑)。
Posted at 2018/07/09 02:25:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | 過去記事転載 | 日記

プロフィール

「まだ慣らし運転の序盤の好条件下だが、YZF-R15の燃費を http://cvw.jp/b/2455419/47400853/
何シテル?   12/10 22:54
わ!です。よろしくお願いします。 奔流には流されないようにしていたいですね。 Hello, enjoy yourself.
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2018/7 >>

1234 5 67
8 91011 1213 14
15161718192021
22 232425262728
293031    

愛車一覧

ホンダ S600 ホンダ S600
Don't equate S600 with S660 which is just a ...
スズキ アルト スズキ アルト
Light is in the right at vehicle designing. ...
ヤマハ YZF-R15 ヤマハ YZF-R15
To be edited
ホンダ ライフ ホンダ ライフ
This Honda Life since 1972 was designed in a ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation