昨日新東京サーキットで行われたピットロード杯に参加してきました。
心配された雨は、レース中に関しては多少降った程度で、レインコート着なくても大丈夫な程度でした。
自分は今回も耐久レースのみの参加だったのですが、午前中のスプリントの決勝レースに間に合うくらいの時間に家を出ました。途中、首都高中央環状線が故障車で大渋滞してたので、堀切JCTから6号向島線に逃げるもそっちも渋滞…、なんてことはあったものの、スプリントの決勝レースには間に合いました。
午前中のスプリントレースには、レース前からの知り合いのカズキくん,キヨカペタさんや、GAOよしはるさんをはじめとするFドリのダンロップ杯経験者の方々も参加してました。さらに、午後の耐久で同じチームになった、たいきさんと側用人さんも参加してたのですが、お2人とは昨日が初対面でしたので、この時点では知る由もありませんでした。
キヨカペタさんが出たAクラスの決勝の時、スタート前から弱いながらも雨が降ってきました。フルウェットまではいってなかったと思いますが、それでも新東京でのレース経験豊富なキヨカペタさんでさえも50秒切れないくらいの路面状況でした。それを見た自分は、ちょっと濡れただけでもかなり滑りやすくなりそうなので、もしそういう状況になったら相当注意する必要がありそうだなと思いました。
お昼休みに、GENさんのチームがK-TAIで使用したマシンの試乗会をやるというので、自分ももちろん乗りました。自分にとってはめったに乗れないマシンであるのに加えて、レース前に走れたのでまさに一石二鳥でした。
エンジンは4ストなのに、コーナーの立ち上がりでスムーズに加速して、非常に乗りやすいマシンでした。時間の関係で、1人3周のみの走行だったのに加えて、あくまでも試乗会なのでそんなに無理はしなかったですが、ホームストレートでのスピードが90km弱くらいで、タイムは48秒5くらいだったみたいです。
午後の耐久レースでは、個人参加チームCからの参加で、チームメイトはたいきさん、側用人さんの3人のチームでした。
マシンとグリッドはくじ引きだったのですが、今回は、一応自分がチームの代表者になってたので、自分がくじ引きしました。で、
見事ポールポジション
を引き当てました(爆)。
走行順は、たいきさん→自分→側用人さんの順で走ることになりました。
雨の心配がありましたので、予定より5分くらい早い13:55にスタートになりました。
ポールポジションからスタートしたものの、1周目でスピンして大きく後退。が、その後3位まで戻して自分に交代となりました。
自分がコースインするとほぼ同時くらいに雨が降り出しました。それほど強い雨ではなかったのですが、午前中のことが頭にあったので、かなり慎重になりました。後でたいきさんに聞いた話によると、48秒台まで落ちてたらしいです。走りながら見ていた感じでは、他のマシンもそれなりにペースは落ちてたように思いますが、それでも慎重になりすぎてた面はあったと思います。多分GAOよしはるさんに抜かれたあたりから、もっとペース上げても大丈夫だと思えたので、それ以降は45~46秒台出てたようですが。
結局、7位あたりまで順位を落として交代となりました(汗)。
自分の2スティント目の走行のため準備してる時、ちょうど給油できる時間帯になりました。第1回のレースの時はガス欠になるチームが出たので、ここで入れておいたほうがいいかなと心配したのですが、結局自分が乗った後で給油ということになりました。で、自分が乗り込む前に燃料の残量を見てみると、燃費に気を使った走りをしなくても、1スティント分くらいはありそうでした。
2スティント目の時は全く雨が降らなかったのに加えて、他のチームが給油に入っていてコース上を走ってる台数が少ないような気がしましたので、ここで少しでも稼いでおこうと、それまで以上にプッシュしました。それがよかったのか、このスティントで44秒8くらいは出てたみたいです。
5位でバトンタッチし、その後側用人さん、たいきさんの走りで4位まで上がりましたが、その前後はほぼ同一周回の争いで、もしかしたら表彰台も狙えるかもという状況になりました。
で、順番どおりならば、アンカーが自分ということになるわけですが、3人の中では一番遅くて、44秒台に何とか入るくらいの状況ではかなり厳しいということで、たいきさんの提案で、アンカーは側用人さんが務めることになりました。表彰台の可能性があるならば、より可能性の高い方を選ぶのが当然のことであって、走れなくて悔しいと思うならば、もっと練習して速くなればいいわけですので…。 ^_^;
アンカーの側用人さんは、首がつらい状況で必死で走ってたのですが、前は42秒台で逃げてる状況で、結局4位でフィニッシュしました。
ただ、今回はドライバーの実績・年齢などでハンデが設定されていましたので、それによっては順位が変動する可能性も残されていました。
ハンデを考慮した結果、優勝チームは入れ替わったみたいですが、自分たちのチームは4位でした。今回いろいろなドライバー別ハンデが設けられていた中で、40歳以上のドライバーがいるチームはプラス1周、50歳以上のドライバーがいるチームはプラス2周というハンデが優勝を左右する結果になったようです。
今回は、他力本願とはいえ、わくわくピットロード関係のレースとしては、昨年のアップルでのわくPカート大会から通算しても一番いいリザルトではありました。
とはいえ、いろいろと課題もあるわけですが…。
今回は、カート初心者と思われる方も何人か参加していました。そういう方は、やはり周りの状況を気にする余裕もないわけで、更に、レース前に、GENのスタッフのTさんから、
カート経験があまりない人は、周りのことを気にしなくていいです。普通に走ってください。上手な人がうまく抜いて行ってあげましょう。
という注意がありましたので、初心者らしき人を抜くときは、ほんと慎重になりました。ただ、あまり躊躇していると、後ろから更に速い人に一気に追いつかれるわけで、実際思ってたよりも早く追いつかれてひやっとした場面もあったわけで、その辺の加減が非常に難しいなと思いました。
あと、3~4コーナーの処理の仕方のコツは途中から何となくわかるようになった気がするのですが、1コーナーは、恐らくイン側に切れ込むのがまだ早すぎるのかなと感じました。
帰りはまたまたアクアライン経由で帰ってきました。
海ほたるPAにいるころは弱い雨が降ってる程度だったのですが、首都高湾岸線に入って羽田空港を過ぎたあたりから激しい雨になり、今年のF1マレーシアGPの時のようなすごい降り方でした。片側3車線ある湾岸線を、60~70kmで走るのがやっとでしたから。
どこかPAに入って、雨が弱くなるのを待った方がいいと思いました。その時点で考えたのが、
大井PA(湾岸線)
芝浦PA(11号台場線)
辰巳PA(9号深川線)
の3つでした。
一番近いのは大井PAだったのですが、少し走れば弱まるかと思い、そこは素通りしました。が、一向に弱まる気配がないので、辰巳PAに緊急ピットインしました。芝浦だと、PAに着くまでにカーブが多いのに加えて、その先が渋滞してたのに対して、辰巳ならば、湾岸線から分岐してすぐなので。
辰巳PAにたどり着くまでがほんと長く感じました。ぶっちゃけた話、イージーカートに乗るよりこわかったかもしれません。
辰巳PAで多少雨が弱まるのを待って再び走りだしましたが、それでも埼玉県内に入るあたりまでは強い雨が降ってました。
ちなみに、千代田区北の丸公園にあるアメダス観測ポイントでは、20時までの1時間に27mmの雨を観測したそうです。
よく学校の先生が、
家に帰るまでが遠足(あるいは修学旅行など)です。
と言いますが、自分にとっては、昨日のはまさに、
家に帰るまでが耐久レース
という状況でした。
昨日参加されたみなさん、お疲れさまでした。
第4回もぜひ参加したいと思います。次回は、できればスプリントにも出たいと思っています。
写真:カズキくんが出た、スプリントAクラススタート時の写真