先月26日に新東京サーキットで行われたワンスマカートレースに参戦してきました。
新型コロナウィルス感染症COVID-19の感染拡大の影響で、このレースの前に1回あるいは2回練習する予定をしていたものの見送らざるを得ず、2月以来のカートという、コロナ禍でなければ考えられないように超準備不足の状態で臨むことになりました(6月以降順次開幕したインディやF1の中継はいくつか見て少しでもレース勘を取り戻せるようにイメトレはしましたが)。しかも、新東京サーキットの走行に限れば、昨年10月のGEN CUP以来でした。
こういう状況の中でイベントを開催することに、賛否両論いろいろな意見があるかと思います。ただ、このご時世では不要不急に分類される活動によって生計を立てている方々もたくさんいらっしゃるわけですし、それに、そういう活動もまた、人が生きていく上で必要なものであることには変わりはないと思うんです。憲法でも、健康で「文化的な」最低限度の生活を営む権利が保障されているわけですし。
ならば、よくNスタで井上アナが仰っていることに通ずるかと思いますが、どうすれば感染を広げずにイベントを開催できるか知恵を絞り、成功例のデータを1つ1つ積み上げ、それを共有していくことでしか、感染防止と経済を回していくことの両立はできないのではないでしょうか。
とはいえ、感染状況を注視しながらということが大前提になるのが本来あるべき姿であったはずで、緊急事態宣言解除の頃の時点では、再び感染が拡大したら規制を強めることもあり得ると言ってたにもかかわらず、これだけ全国的に感染拡大している今に至っても、国としては実質何もしていないに等しい状態で放置しているのは、重大な行政の不作為と言わざるを得ないように感じます。経済を回すことを優先して、更に感染が広がってから対策をしても、その方が経済に与えるダメージはより大きなものになるように思うのですが…?
ワンスマカートレースにおける感染防止の取り組みとしては、通常の誓約書に加えて、当日朝の検温結果及び体調についての問診票の提出義務、手指消毒の徹底など、一般的に感染防止対策として行われていることはひととおりやっていました。屋外の活動ですので、イベント自体はそれほど感染リスクは高くはないのかと思われます。新東京での開催なので、車で来場した人が大部分だったと思われますし…。
4連休中の最終日とはいえ、こういう状況なので道路の混み具合が非常に読みづらく、通常の土日と同程度の混み具合を想定して出かけました。朝のうちは天気がよくなかったからか、行きは全く渋滞していなくて、想定したよりかなり早く着きました。(爆)
7:18 東北道 蓮田スマートICから高速に乗る。
7:23 東北道 蓮田SA
7:38 東北道 浦和本線料金所通過。
7:41 外環道 川口JCT料金所通過。
8:00 京葉道路 京葉JCT通過。
8:03 京葉道路 船橋本線料金所通過。
8:13 京葉道路 幕張PA。
8:52 京葉道路 千葉西本線料金所通過。
9:09 館山道 市原ICで高速を降りる。
9:20ごろ 新東京サーキット到着。
この日は中級者クラス6チーム(使用マシンTIA-MZ、エンジンはYAMAHA MZ200)、初級者クラス3チーム(N35)で、2クラス混走ではあるのですが、それでも新東京サーキットでの開催にしては少なめでした。
明け方まで雨が降っていた影響で、自分が到着した時点ではフルウェットの状態でしたが、走行はお昼からなので、そのまま降らなければそれまでには概ね乾くだろうという予想されました。
今回のゲストは親善大使を務めていた采女華さんでした。あと、有名人ということで言えば、いとうりなさんがチーム参加していました。
自分は今回も個人参加で申し込んで、個人参加の人で作ったチーム「Team Booyah」での参加でした。そして、何とその中に、割と最近にインスタでフォローさせていただいた方がいたという、この業界の世間の狭さを改めて感じました。
レース方式は以下の通り。
☆練習走行兼タイムトライアル45分
適宜ドライバー交代して、チーム全員が走る。途中10分間初心者専有時間設定。
☆個人スプリントレース
1人当たり3周のレース。5回のレースのうち、それぞれポイントの多い方から3レース分を有効ポイントとする。従って、5人未満のチームは、2回走る人が出てくる。
☆決勝耐久レース
グリッドは練習走行兼タイムトライアルのベストラップ。中級者クラス90分耐久レース、初級者クラス60分耐久レースで、ピットイン時に、走ってきたドライバーが、ビンゴゲームに使うような?ボタンを押すと任意の2ケタの数字が表示される機械を使って抽選して出た数字に応じたアトラクションをやって(出た数字によってはアトラクションなしの場合もあり)、そのアトラクションが終わるまでは次のドライバーはスタートできない。ドライバー交代は最低4回。最低ピットイン回数の場合、アンカーで走る人はアトラクション免除。レース終了3分前にピットクローズとなる。総合順位はスプリントレースと耐久レースの合計ポイントで決定する。
耐久レースは、中級者クラスでは90分耐久レースなので、1人2スティントになるように最低ピット回数が設定されると思っていただけに、最低ピット回数が4回というのは正直意外でした。
自分たちのチームは4人だったので、スプリントと耐久では2回走る人が必然的に出てくることになりましたが、全てのセッションで自分が一番最初に走ったので、たくさん走れたのはありがたかったですね。
路面状況はほぼドライだったものの、一部水たまりがや「川」が残っているという、昨年10月のGEN CUPの時のようにレインコートを着る必要はなかったですが、それなりに注意を要するコンディションではありました。そのため、ショートコースで行われました。
スプリントではレース1とレース5で走りました。
レース1では6位、レース5では5位と、スプリントポイントでは貢献できず…。
耐久レースは5番グリッドからのスタートでしたが、スタートで順位を上げて3位に。3周目で抜かれて4位に落ちたものの離されずについて行って、1コーナーでオーバーテイクを仕掛けたもののクロスラインで抜き返されて失敗。
GEN CUPも含めて、1コーナーで抜かれたのは数え切れないくらいありますが、 同じクラスのマシンで直接順位を争っている相手にオーバーテイクを仕掛けたのは初めてだったかもしれないです。
体力的にはまだ行ける感じではあったもののスピンして離されたりして再び仕掛けるチャンスはないままピットインとなりました。
アトラクションは、今回初めてだったかと思いますが、黒ひげと引き当てました。これもまたドツボにハマると大きなタイムロスになりがちなアトラクションというイメージがあったのですが、思いがけず2本目でクリアという、
某ワイルド・スピード森川さん並み?の速攻クリア
をしたので条件反射的に「よっしゃーい!」と喜んでしまい、クリアしたのを知らせるのが一瞬遅れたというオチが…。(笑)
これで自分が走るのは終わりかなと思っていたら、後半の方でもう1回走ることになったものの、体力的にも問題なく走りきりました。
ちなみに、耐久レース中の自己ベストは55秒855でした。
他のチームは最低ピット回数で走りきったところが多かったようですが、自分たちのチームは6回ピットだったこともあって、中級者クラス6チーム中6位でした。
自分にとっては2月以来のカートで、しかも苦手意識のあった新東京でのレースでしたが、こんな状態でここまで戦えたのはいい意味で想定外だったかも。F1やインディでさえも、開幕戦ではテストが十分できなかった影響が出てましたからね。昨年10月のGEN CUPで、当日の天気は晴れでも、前日の大雨の影響が残ってドライの部分とウェットの部分が残るというコンディションを経験していた(しかも今回より難しいコンディション)のも大きかったかなと思います。
耐久レースのゴール直前の模様を動画で撮影しましたが、オーバーヒートで撮影が強制終了になってしまい、肝心のゴールが撮れなかったという…。
帰りはどっち経由でも渋滞不可避という状況の中、アクアライン経由で帰ってきましたが、想像していた以上の大渋滞だった上に、アクアライン橋の上に出たあたりからゲリラ雷雨に見舞われたという…。
16:53 館山道 姉崎袖ヶ浦ICから高速に乗る。
18:10 東京湾アクアライン 木更津金田本線料金所通過。
18:36 東京湾アクアライン 海ほたるPA。
19:43 首都高湾岸線 川崎浮島JCT通過。
19:58 首都高湾岸線 大井PA。
20:31 東北道 川口JCT通過。
20:35 東北道 浦和本線料金所通過。
20:44 東北道 蓮田スマートICで高速を降りる。
次回以降の走行予定ですが、来月資格試験を受ける予定もあるのでそれまではいったん活動休止ということにして、再開はそれ以降(9月中旬以降?)という方向で考えています。
Posted at 2020/08/10 11:32:11 | |
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カート・2020 | スポーツ