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駆動系レイアウトについて考えてみました。
というのも今お客様がレクサスの中型SUV
RXシリーズに乗って来てるのでしかも2台も、、、

　

なんとエンジン「横置きFFベース」であることに
驚愕しました！
こんなにデカいのに、、、、エンジン横置き💦
サイドビューで確認するとよく分かりますが、
スバル車のようにFタイヤが後退しています。

エンジンから出力された回転軸が、
ギヤボックスの根本から左右のドライブシャフトに
繋がってFタイヤを駆動、、、、
リヤのトラクションはおまけという構造ですね。

これはアウディも同じですが、、、、
エンジンは縦に搭載して回転軸の方向は積極的に
後方へつながるプロペラシャフトに伝えてますね。

　

だから必然的にFタイヤの前方にエンジンを搭載、
つまりホィールベールが短くなり、走行性能は低下します。
その点BMWやメルセデスはFRベースなので、
当然、エンジン縦置きプロペラシャフト伝達の余りの
駆動力をフロントに戻す形をとってますね〜

　

BMWもメルセデスも理想的なレイアウトです。
基本中の基本、、、、、
アウディの走りがFFチックで物足りない要因はここです。
大きいポロのような走りはここからくるのでしょうね〜
結果的に高燃費で静かということなのでしょう。

　

ここで不思議なのはマカンですが、、、、
構造はアウディそのものですが、
通常走行は完全FRで行われます。
アウディの逆です！

そしてアライメントやセッティングであのスポーティな
走りを実現しているのですね〜
ポルシェはその辺すごいなとまた感心します。

BMW、メルセデスはFタイヤの収まりが完璧
走りの質も当然段違いですね〜

　

小型〜中型のSUVに関しては、
売れ筋であることもあって、
各メーカー気合が入っていますね〜
しかしその構造はメーカーによって全く違う。
これは外観からは知ることは出来ません。
Fタイヤの位置がヒントにはなりますが、、、、、

私は選択肢としてポルシェ718ボクスターSを所有しているので
Q5が最適だし、気に入って乗っています。
（常に物足りなさを感じますが）
ただし旧型Q5ベースのマカンに乗ると、、、、
「ポルシェはクルマ好きの心の中を透視できるな」
と思わされます。

構造、レイアウト、フィーリング、、、、
これらの関係は理論的であり、
時として惑わされるということでしょうか。

少し脳を使いました。