昨年のシーズン終盤に突如始めた「F1勝手に考察」を
気まぐれでまたやってみることにします。
昨シーズンは最終戦で3人にチャンピオンの可能性あり、
ウェバーにチームオーダー出る?出ない?を中心に
あれこれ考察してましたが、ベッテルが一貫した速さで
チャンピオンを決めた見ごたえある結果でした。
今シーズンは後半に差し掛かる前にベッテルがチャンピオンを
決めてしまってる状態ですが、それがいつ確定するかについて考察してみました。
ずばり チャンピオン決定は第15戦 鈴鹿 日本GPでしょう。
現状のポイント差と残りレースで獲得できるポイントを逆算していくと鈴鹿で決まる可能性が最も
高いと考えています。
第15戦日本GP終了時点で残り4戦、25P×4戦=100Pとなるので、この時点でベッテルが
2位以下に100P以上の差を付けてしまえば決定です。
シリーズ1位ベッテルと2位ウェバーの差は第12戦ベルギーGPが終了した時点で92ポイント差
です。
13戦イタリアGP、14戦シンガポールGP、15戦日本GPの3戦あれば今までのリザルトから
ベッテルがウェバーに対して更に8P以上引き離すことは十分予想出来るからです。
結論を先に記しましたが、現在のポイントランキングと各GP終了時点でチャンピオンシップが
どのように変化していくかを順にまとめてみました。
各GPで誰が何位になるかについては予測できませんし、あまり意味もないと思っています。
確実に動くのは残りレースが少なくなり、2位以下に次々とチャンスが削られていくことです。
プロ野球でいうマジックと同じ考え方です。
各GPの結果については、いちおうベッテルリタイヤ連発&ラインキング2〜5位ドライバー連勝の
ような極端なレース結果にならず、ベッテルは調子悪くても表彰台獲得くらいの結果になることを
前提として考えています。
○現在のポイントランキング ( )は1位との差
11戦 12戦 13戦 14戦 15戦 16戦 ・・・ 19戦
1.ベッテル 234 259
2.ウェバー 149( 85) 167( 92)
3.アロンソ 145( 89) 157(102)
4.バトン 134(100) 149(110)
5.ハミルトン 146( 88) 146(113)
6.マッサ 70(164) 74(185)
7.ロズベルグ 48(186) 56(203)
8.シューマッハ 32(202) 42(217)
9.ハイドフェルド 34(200) 34(225)
10.ペトロフ 32(202) 34(225)
11.小林可夢偉 27(207) 27(232)
残り獲得可能P 200 175 150 125 100 75 ・・・ 0
・残り獲得可能Pは優勝25P×残りのGP数から算出
・1位とのP差>残り獲得可能P となったドライバーは逆転不可、チャンピン争い脱落確定です
○第11戦 ハンガリーGP
このGP終了時点で残り8戦、Pリーダーベッテルに200P超の差を付けられたドライバーは
脱落でした。シューマッハ以下が該当します。可夢偉もここで脱落してました。
○第12戦 ベルギーGP
このGP終了時点で残り7戦、Pリーダーベッテルに175P以上の差を付けられたドライバーは
脱落でした。マッサ以下が該当します。ここで昨年終盤までチャンピオン争いをした5人に
絞られました。
○第13戦 イタリアGP
このGP終了時点で残り6戦、Pリーダーベッテルに150P以上の差を付けられたドライバーは
脱落します。が、もしベッテル優勝、残りの4人がリタイヤしても150P以上の差がつくことは
ありません。したがってここでチャンピオンが決することはありません。
○第14戦 シンガポールGP
このGP終了時点で残り5戦、Pリーダーベッテルに125P以上の差を付けられたドライバーは
脱落します。だんだん厳しくなってきます。4人全員が脱落する可能性もあるため、ここで
決する可能性もありです。4人の脱落条件は以下になります。
・ウェバー・・・13、14戦の2戦でベッテルより更に 33P以上引き離される
・アロンソ・・・ 〃 23P 〃
・バトン・・・ 〃 15P 〃
・ハミルトン・・・ 〃 12P 〃
ハミルトン、バトン、アロンソはここで脱落してしまう可能性が十分あると思いますが、
今季最低でもリタイヤなし、5位フィニッシュしているウェバーはまだ持ちこたえるでしょう。
ここで決まる可能性はまだ低いと思われます。
○第15戦 日本GP
このGP終了時点で残り4戦、Pリーダーベッテルに100P以上の差を付けられたドライバーは
脱落します。さらに厳しくなってきます。4人の脱落条件は以下になります。
・ウェバー・・・13、14、15戦の3戦でベッテルより更に 8P以上引き離される
・アロンソ・・・ 13、14、15戦の3戦でベッテルに対し 3P以上追い上げなければ脱落
・バトン・・・ 〃 11P 〃
・ハミルトン・・・ 〃 14P 〃
ハミルトン、バトン、アロンソは現状より追い上げていなければ脱落という厳しい条件です。
ウェバーは冒頭で述べたとおり引き離されて脱落、ここでベッテルチャンピオンが決まるでしょう。
○第16戦 韓国GP
いちおうここまで考察してみます。
このGP終了時点で残り3戦、Pリーダーベッテルに75P以上の差を付けられたドライバーは
脱落します。4人のいずれかがベッテルに対して追い上げている状態でないとありえない
状況です。
・ウェバー・・・13、14、15、16戦の4戦でベッテルに対し 18P以上追い上げなければ脱落
・アロンソ・・・ 〃 28P 〃
・バトン・・・ 〃 36P 〃
・ハミルトン・・・ 〃 39P 〃
もしチャンピオン決定がここまでもつれ込めば追い上げている4人のドライバーのいずれかが
奇跡的な健闘をしているといえるでしょう。
まとめると
(GP) (チャンピオン決定の可能性と展開)
第13戦イタリアGP なし
第14戦シンガポールGP 可能性△ ライバル4人が早めにコケる ガッカリな展開
第15戦日本GP 〃 ○ すんなり行けばここで決まる ベッテルグッジョブ
第16戦韓国GP 少なくともここで ライバル4人のいずれかが大健闘
決まるハズ (ベッテルコケ気味?)
第17〜19戦 ----- ベッテルが大コケ グダグダ状態
各GPのチャンピオン決定の可能性をまとめるこんな感じでしょうか。
第14戦で決定はライバル勢に、第16戦以降で決定はベッテルにがっかりしそうな展開なので
やはり願望も含めてすんなり日本GPで決めてもらいたいものです。
過去の日本GPの結果と今季のレッドブル&ベッテルのパフォーマンスから、日本GPは優勝して
チャンピオンも決定という気持ちの良いチャンピオン決定劇を期待してやまないです。