アルファロメオが誇るスーパースポーツ“アルファ8C コンペティツィオーネ”の北米第1号車がユーザーの元へ届けられた。
最初のオーナーは、アメリカ・コネチカット州に在住のジェームス・グリッケンハウスさん。
この豪華なイタリアンスポーツの納車式がミラー・モーターカーズで行われ、オーナーにキーが手渡された。
グリッケンハウス氏は、世界的なカーコレクターとして知る人ぞ知る存在で、2006年に伊ピニンファリーナにカスタムメイドのフェラーリP4/5を造らせたことで話題を呼んだ人でもある。
氏は、アメリカで最初のユーザーとなれたことを誇りに思うと自らの胸中を語った。
キーを受け取ると、さっそくクルマの高性能ぶりを堪能すべく、テストドライブに繰り出すつもりと話していたとか。
アルファ8Cコンペティツィオーネは、2003年のフランクフルトショーで初めてコンセプトモデルが発表され、話題となったアルファロメオのスーパースポーツカー。
マセラティ3200GTをベースに、アルファロメオのデザインセンターがスタイリングを手掛けた。
市販モデルは2006年9月のパリサロンで発表。
エンジンは、450psの4.7リッターV8を搭載する。
世界500台の限定モデルは、約2200万円と高額ながら受注が殺到し、瞬く間に予定台数を売り切った。
アメリカでは計85台が割り当てられ、今回のグリッケンハウス氏への納車を皮切りに、残りの車両も年内にユーザーの元に届けられる予定だという。
Posted at 2008/11/28 21:48:57 | |
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