BMWジャパンは、10月に発表した新型3シリーズの国内販売を開始した。
今回のマイナーチェンジでは、外装にフェイスリフトが施されたことに加え、ボディサイズや一部の装備が日本市場向けに最適化されたのが大きなポイントである。
エクステリアでは、キドニーグリルの拡大のほか、フロントバンパー内のエアインテークを拡大。
また、ボンネットにラインを追加することで、新鮮な印象を与えた。
リアについてもバンパー、テールライト、トランクリッドのデザインが見直された。
前後のターンインジケーターにLEDを用いたのも後期型ならではといえるポイントで、インジケーター本来の目的である被視認性を高めるとともに、ビジュアル的にも進化した印象を与えるものとなった。
日本仕様ならではの改良は、ドアハンドルを日本専用のものに変更することで、全幅を従来の1815mmから1800mmに縮小したこと。
ボディそのもののサイズが変わったわけではないが、これにより立体駐車場の利用制限をパスできるのが大きなメリットだろう。
装備面では、進化したHDDナビゲーションシステムを全車に標準装備したのが注目ポイント。
搭載されるナビゲーションシステムは、目的地入力やルート設定、地図表示機能の拡張のほか、モニター解像度を高めるなどして視認性をアップ。
操作性も向上した(英語・日本語の切り替えも可能)。
ナビゲーションなどのアメニティ装備を一括コントロールするiDriveにも改良の手が及んだ。
今回新たに「ダイレクト・メニュー・コントロール・ボタン」を追加。
これは使用頻度の高い機能に直接ジャンプできるようにする機能で、素早く直感的な操作が可能になった。
ちなみにiDriveの操作性改善のため、日本の道路で実際に使用することで実用性に磨きをかけたという。
なお、この新世代iDriveインターフェイスは、次期7シリーズにも採用されるそうだ。
因みに新価格は、以下のとおり。
セダン
320i:434万円
325i:535万円
325i xDrive:565万円
335i:673万円
M3:976万円
ツーリング
320iツーリング:465万円
325iツーリング:555万円
335iツーリング:693万円
Posted at 2008/11/13 18:40:56 | |
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