Kei Satoのブログ一覧

先日のアメリカ旅行は例年にも増して貴重な経験だらけ。
なかでも愛するジョシュアツリー国立公園でのキャンプは、海外に加え初のソロ＆連泊ということもあり、穏やかながらも素晴らしすぎる3日間を過ごすことができました。

選んだキャンプグラウンドはジョシュアツリー国立公園でもっともサイト数が少なく、巨岩に囲まれかつネット予約ができず当日の先着順であるホワイトタンク 。

電源やシャワーどころか街灯も水場も携帯の電波も一切ないため、大人数のグループやファミリーが来ないのと、イヤでも飲み食いが簡素化され考えごとをする時間が増えるのが理由です。

不惑の40歳だなんて言われていますが自分は40を過ぎてからのほうが惑うことが多く、でも日本にいると雑務に追われてなかなか考えたり自分と向き合う時間が取れません。

食料も日系スーパーで買った袋ラーメンとコーヒーとチョコレートだけ。
アルコールは思考力が鈍るのでビールもテキーラも一切ナシ。
万が一に備えて水だけは1ガロンくらい持ち込みましたが。

イチバン奥のサイトにテントを張り、誰とも会話しない48時間がスタート。

気温が高いうちにコーヒーを沸かして保温ボトルに入れ、太陽が傾くまでは岩の上に登ってそれを飲みつつ本を読む、普段の生活からは考えられない贅沢な時間を過ごしました。

夜は早々にテントへ入りランタンを灯し、チョコレートを食べながら考えごとを。
非日常すぎる大自然のなかにいるという事実と、他にも思考だけじゃなく五感にエフェクトのかかる要素があり、ちょっとしたトランス状態だったのかもしれません。

離れた公園内の道路を走るクルマも途絶えると、風やそれで揺れる草木の音やフクロウの声など、人工的な音が一切ない世界になり感覚はますます研ぎ澄まされます。

そして3時すぎ（といってもスマホすら見ていないので正確には不明）と思われる時間、キャンプグラウンドからそう離れていない場所でコヨーテの遠吠えが始まりました。

すると周囲にいる群れ（狼よりはだいぶ小規模とか）が次々に呼応して遠吠えが連鎖し、まるでキャンプグラウンドを囲んで踊るかのようにコヨーテの声が響き渡ります。

でも不思議と怖い感覚はないんですよね。
インディアンの大半はコヨーテを神や妖精の一種として崇めており、その気持ちが少しだけ分かった気がします、それも感覚にエフェクトがかかったせいかもしれないけど。

ちょっと長くなってしまったので続きは明日に。
ま、それだけ素晴らしい体験ができたということで。

昨日の続きというか番外編。
ガンショップでは銃の本体だけじゃなく、弾やその他パーツ類も売っています。



上は『KATANA SWORD』で$59.99。
この値段なので本物じゃなく模造刀だよね？
個人的にはドラクエに出てきそうな下の剣が欲しい。



昨日のBlogで書いた気になった小型ハンドガン。
トレイルブレイザー ・ライフカードというモデルです。
折りたたみ式で装弾数はたった1、名前のとおりクレジットカードサイズ。
展開するのに時間がかかるのでとっさの護身用には不向き（笑）。



MKA1919というショットガン用のドラムマガジン。



AK-47のマガジンに弾を装填するキット。



上段の右は8万ボルトのスタンガンで$29.99。
そして左は催涙スプレーで$14.99とセール中。



ジャンク品なのか中古品なのかワゴンセール。
マガジンは分かるけど他は何のパーツなのかすら不明。


実際のシューティングも含め非常に刺激的な体験でした。
色々とレクチャーしてくれたSven、そしてスタッフさんありがとう！

今回の旅で4日を過ごしたLake Havasu City。
最終日にお友達が行きつけのガンショップに連れて行ってもらいました。

銃を売っている大型スポーツ用品店などは何度も行ったけどココは専門店。
小さいながらも品揃えはかなり豊富、スタッフの知識も深く楽しめました。

確かに銃を使った犯罪はありアメリカでも賛否両論ですが、コレもまた日本じゃ味わえないリアルなアメリカ、元々キライじゃない自分にとってはパラダイスです（笑）。

では許可をもらって撮影した店内の画像をズラッと並べてみます。



上段の左ふたつはチェコのメーカー、CZのスコーピオン。
下段にはモスバーグのポンプアクション式ショットガンが。



ハンドガンはデリンジャーから50口径まで大小さまざま。
値段も安いモノは$300前後と日本のトイガンと大差ナシ！



中央に見えるシルバーのリボルバーはS&W・M500。
大型だけに値段もそれなり、とはいえ$1000ちょいです。



小型のハンドガンはメーカーも多種多様。
特に気になったのは明日にでも改めて紹介を。



上段の左はS&Wで右がグロック17シリーズ。
下段の左がコルトで右がルガーと有名どころが揃っています。



壁にはライフル系が展示されておりコレまた値段はピンキリ。
自分でも撃たせてもらったAR-15は今でも人気が高いとのこと。
でもコルトは今年で生産中止を発表、モデルチェンジもないようです。
殺傷力が強すぎるのと価格が安いことで犯罪に使われるケースも多いとか。


で、気になったのは銃より壁に貼ってある映画の写真。





『ランボー』
『ダーティーハリー』
『デス・ウィッシュ』
『ターミネーター』

日本人の考える銃ぶっぱなし映画だらけで何だか共感（笑）。
コレに『デルタフォース』あたりがあれば完璧だったかも。


ガンショップなんて聞くと怖いイメージかもしれませんが、実際はスポーツ用品店と変わらず明るい雰囲気で、スタッフは親切で旅行者にも丁寧に説明してくれました。

実際のシューティングに関するネタはまた改めて！

お待たせしました！
東北660選手権／ターボGP／走行会／耐久レースの日程が確定。
全3戦にする予定の耐久レースは最終戦を除き日程と場所を調整中ですが。

詳細は公式ウェブサイトのトップページにて。
規則の変更や追加に関しても決まりしだいお知らせします。

東北660選手権・公式サイト

年内の仕事が片付いたので本日より休暇。
当分のんびり過ごさないと死んじゃう（笑）。

山奥に篭る予定なのでBlogは当分お休み。
SNSくらいは気分転換に投稿すると思うけど。

というワケで昼には空港へ行ってビールでも。
もう少しだけネコを抱いてダラダラします。