Kei Satoのブログ一覧

エジプトの次は日本にまつわる展示のエリアへ。
どういった経緯でメトロポリタンの所有物になったのかは知らないけど。
前回のデンドゥール神殿みたいに国として寄贈した品もあるんでしょうね。



ズラッと並んだ甲冑の数々。
美術館のウェブサイトで調べると『Bamen Tomotsugu』や『Saotome Ietada』とか、いくつかは個人名が記載してあるけど聞いたことのない名前ばっかりなんだよなぁ。



12世紀に作られた不動明王像。
元は京都の南丹市にある九品寺に伝来したらしい。



同じく元は九品寺にあった十一面観音像。
イチバン上の頭が阿弥陀如来で他は菩薩と書いてあります。



水戸黄門のアレ。
Wikipediaの『印籠』に掲載されている画像はほぼメトロポリタン所蔵。


思った以上に日本の古美術品があってビックリ。

ちなみに今年から来年にかけて東京と大阪で、日本初公開の作品を含む『メトロポリタン美術館展』が開催されるので、チャンスがあればどちらかに行ってみたいなぁ。

この日は昔から行きたかったメトロポリタン美術館へ。

でもセントラル・パークと同じで「1日でまわれるだろ」と思っていたのが大間違いで、おそらく1/3か1/4程度しか見学できなかったのが非常に悔やまれます。

興味のあるところだけ見ても3〜4日はかかりそう（汗）



当時は入場料がドネーション（寄付）という形式で金額は任意。
ただし現在はNY在住など一部を除いて定額の$25になったようです。
こんだけの施設と展示品を維持管理するには莫大な費用がかかるだろうから、個人的にはもう少し徴収してもいいんじゃないかと思ってしまいます。



入場してすぐにある古代エジプトに関する展示のエリア。
名前は忘れちゃったけど何とかいう神殿を館内で復元したんだとか。



奥に見えるのがその復元された神殿。
ググったらデンドゥール神殿という名称でした。
エジプト政府からアメリカに寄贈されたとのこと。





当然ながらミイラもいくつか。
イチバン下がUkhhotepという人らしいけど読み方すら分からん。



この手の船もいくつかあったけど詳細は知らん（笑）



デフォルメしたワニ、ではなくカバの頭らしい。


見てまわるのに夢中であまり写真を撮ってないな。
あと2回くらいメトロポリタンのネタで引っ張ります。

いつになるか分からないけど次回は1週間くらいかけて見学したい！

昨年はほとんどお休みだった山登り。
リハビリを兼ねて行ったことのある近場からぼちぼち再開です。

というワケで向かったのは紅葉シーズン以外では初の栗駒山。
初体験に近い同行者がいたので休憩を挟みつつのんびり登りました。



行きは中央コースで帰りは東栗駒コース。
曇ったり晴れたりでしたが雨は最後まで降らず。
4連休なので人はそこそこいたけど、紅葉の大混雑に比べれば全然マシ。



今回は買うだけ買って未使用だったバックパックを。
30ℓなので日帰りには大きいけど訓練と思い荷物を多めに詰め込んでみた。



雲の切れ間から見えた雪渓。
7月の下旬でも残っているモンなんですね。



ちょうどお昼ごろ山頂に到着しました。
風が吹くと心地よく感じるくらいの涼しさ。
いつもならカップラーメンとコーヒーで一服するんだけど、この日は下ってから温泉宿で岩魚丼が待っているので、冷たい飲み物とお菓子だけでサクッと済ませることに。



ホント天気が目まぐるしく変わる日でした。
雲が晴れて下界が見えたわずかな間に1枚だけ。
次回は往復のどちらかを東栗駒コースでもいいかな。



クマとは運よく出会わなかったけど……。
近くの道路ではイノシシと何回か遭遇しました。
てか昔はイノシシって宮城県の南部くらいが生息域の北限だった気が。
温暖化か食べ物が減ったのか知らんけど今は県北でもフツーにいるんですね。



せっかく栗駒まで来たのでコッチも。
世界谷地って名前しか知らなかったけど湿原なのね。



残念ながら花はほとんど咲いてなかった（笑）
ちょうど切り替わるタイミングだったのかな？
第一湿原と第二湿原の木道を歩いて早めに撤収。


久々に山らしい山を歩いたので楽しかったなぁ。
まだ当分はアメリカに行けそうな雰囲気じゃないし、今年は国内の山で目標のPCTハイキングを夢見て、トレーニングというか体力維持に務めるとしましょうか。

セントラル・パーク散策の最後に見つけた場所。
ヴェルヴェデーレ・キャッスルというヴィクトリア様式のお城だそうです。
歩き疲れてほとんど写真を撮らずに終わったのが今さらながら惜しい（笑）

当初は1867年に展望台として作られたとのことで、後に気象観測の施設が置かれたり廃墟化したこともありつつ、現在もパーク内の観光名所として多くの人々が訪れています。



全景は池の反対側から撮るべきだったな〜。
足が棒みたいで歩く気にならずテキトーに1枚。



お城としてのカタチになったのは1872年。
そしてレストアされたのが1982年にようです。



内部はセントラル・パークに住む動物などの展示があるらしいけど、この日は時間が遅かったのかメンテでも行なわれていたのか、扉は閉ざされており残念ながら外から眺めるだけで終了。



バルコニーから眺める高層ビル群。
他のBlogなどを見ると観光客が大勢いるようだけど、このときは自分ひとりしか見当たらなかったので、やはり工事か何かで中に入れないことを知っていたのかもしれませんね。


結局セントラル・パークは1/4程度しかまわれませんでした（汗）
というワケで次は前から行ってみたかったメトロポリタン美術館へ！

この日は特に用もなくマンハッタンをブラブラと。
ちょっと自然というか緑が恋しくなってきたので、中心部で存在感を放つ341haもの巨大な公園、1859年オープンと長い歴史を誇る、セントラル・パークに足を運んでみました。

日本で都心の真ん中にある公園といえば東京の日比谷公園。
しかしコッチは16.2haと面積だけでいえば比較になりません。
セントラル・パークは南北に4㎞、東西に0.8㎞と想像を絶する広さです。



今でこそ治安も悪くなく年間3500万人もの観光客が訪れ、またNYで暮らす人々にとっては憩いの場となっていますが、以前はホームレスの増加で犯罪が多発した時期もあったとか。

Simon & GarfunkelのArt Garfunkelが1981年に発表した『A heart in New York』には、当時のセントラル・パークを含むNYの治安がよく分かる一節があります。

Where they say you should not wonder after dark.
（暗くなってからこのあたりをうろつくんじゃない）



そのころと比べれば犯罪も大幅に減少。
1980年代の頭は年間の犯罪件数が1000を超えていたのに対し、2005年には100件を下まわったなんてデータもあり、まして昼間は人も多いし過度に心配することはないでしょう。

というワケで地下鉄をテキトーな駅で降りて公園へ！
こんなビル群のすぐ隣に広大な緑地や池があるなんて信じられません。



平日の昼間でも結構な数の人がいます。
右端で売っているのは観光客に向けた地図。



最初は半日もあれば1周して目ぼしい見どころもコンプリートできると思っていたけど、実際に歩いてみると思った以上に広く絶対にムリだと痛感させられます（笑）



1981年にセントラル・パークで行なわれたSimon & Garfunkeのコンサート。
入場が無料だったこともありひと晩で50万人を超える観客が押し寄せたそうです。
50万人といったら仙台市の人口の半分くらいに相当するワケで、いかにセントラル・パークが341haという広さとはいえ、凄まじい混雑と熱狂ぶりだったのは想像に難くありません。



セントラル・パークには池もいくつか。
写真はどこか忘れたけど貸しボートがありました。



余談ですが……。
仙台駅を中心にするとセントラル・パークはこう。
縦横比も一緒なので大きさがよく分かると思います。