Kei Satoのブログ一覧

仕事に忙殺されていたら早くも2月末。
というワケで今年の優先ゼッケン、明日から受付をスタートします。

例年どおり有資格者は2019年のシリーズ戦（特別戦は除く）の全戦参加者で、エントリーしたけど当日は何らかの事情で欠席、という人（いるかな？）も申し込んでオッケーです。

希望者は大会事務局までゼッケン番号を書いてメールして下さい。
なお期限は3月10日（月）までとさせていただきます。

現在は便宜的にRoute 66の始点とされている場所からスタート。
もっとも即座に西へ向かうワケじゃなく、この日はChicago市内の観光がメイン。

Chicagoはご存知の方も多いと思うけどアメリカでNYとLAに次ぐ大都市、歴史も古く見どころは中心部だけでもたくさんあって素通りしちゃうのはあまりにも惜しい。

Route 66には「絶対にココを外しちゃイカん」的なお店がいくつもある。
Chicagoでいえばスタート地点に近いレストラン『ルー・ミッチェルズ』だろう。



創業は1923年でもうじき100周年を迎える超が付くほどの老舗。
モチロン歴史が古いだけじゃなく味も雰囲気も素晴らしく、Route 66のガイドブックには必ず紹介されているし、自分もスタートまたはゴールのとき立ち寄るのが恒例だったり。
あ、一度だけサンクスギビングでお休みってことがあったな（笑）。



朝の定番メニューはスキレットに入ったオムレツとポテト。
味はモチロン美味しいしボリュームも「こんなに食えるか！」って量じゃなく、朝食にピッタリ……あ、でもコレの他にパンケーキがセットになっていたっけな。

営業時間は平日が6:00〜15:00で土曜日が7:00〜16:00、日曜日が7:00〜15:00とクリスマスなどの祝日を除き年中無休、ただし閉店は割と早く夜はやっていないので注意。



店内はいつの時間でも結構な賑わい。
平日はココで朝メシを済ませて出勤する人も多いんだろうなぁ。
Chicago中心部というロケーションだけにお店の駐車場はナシ、ただし近隣にはパブリックのパーキングがいくらでもあるので、ソッチに停めて歩いて行くのがオススメ。


長旅の始まりに相応しいアメリカンな昼食を終えて。
次は同じくChicago中心部にある有名な映画のロケ地へ。

Detroitから国内線に乗り換えてChicagoまでひとっ飛び。
空港で知人ほか2名と無事に合流、もはや夜なのでモーテルへ直行。

いつものアメリカ行きは日本を夕方に出てLAには午前中の到着ってパターンが多く、機内で爆睡することで体内時計がリセットされ時差ボケしないと思い込んでいたんだけど……。

今回はまったく違うスケジュールなのに時差ボケは皆無。
ベッドに潜り込んでから寝付けないこともなく、体内時計が正確なのやら鈍感なのやら。

ま、時差ボケが酷い人は本当にツラそうなので自分の体質に感謝するばかり。

翌朝まず向かったのは、Route 66のスタート地点。
今回は旅行会社を経営する知人が企画したRoute 66ツアーのシミュレーションを兼ねており、後述する歴史はともかくビジュアル的に映えるココから旅を始めようということに。


現在のスタート地点はアダムス・ストリートとミシガン・アベニューの交差点。
というのもRoute 66のスタート地点は年代によって3つあり、ココはRoute 66が地図上に復活したとき、便宜的に始点とされただけで昔からのファンには物足りないかも。
何しろRoute 66が現役だったころココがスタート地点だったことは一度もないので。
ま、今もHistoricという前置きがあれど現役っちゃ現役なんだろうけど。

ちなみにRoute 66が創設された1926年から1937年までの11年間、つまり最初のスタート地点はジャクソン・ドライブとミシガン・アベニューの交差点。
続いて1937年から廃線になる1985年まで、もっとも長い期間に渡ってスタート地点とされたのは、ジャクソン・ドライブとレイクショア・ドライブの交差点。


3カ所のなかでイチバン東に位置するのは1937〜1985年のスタート地点。
いずれも散歩がてら歩いて行ける範囲だしミシガン湖のほとりは公園として整備され、景色も治安もいいので時間に余裕があればすべて巡ったほうが絶対に満足できると思う。

ただしChicagoの中心部は駐車料金がバカ高いのでそこは覚悟で。



さて、便宜上スタート地点とされた場所からひとつ南の交差点。
コチラには『BIGIN』ならぬ『END』という看板が立っている。
写っているクルマの向きを見れば分かると思うけど、スタート地点は西向きの一方通行でゴール地点は東向きの一方通行、スタートとエンドが別の場所にあるのはそのため。

過去ふたつのスタート地点は看板ひとつすらないので、記念写真はぶっちゃけ現在のスタート地点で撮るのがベスト、アッチも何か記念碑くらい建ててもいいだろうに（笑）。

なお今回はすぐに西へ向かって走るのではなくChicago市内の観光も少々。
アメリカで3番目の大都市であり歴史も古く、映画の舞台になったり見どころは多数。
せっかくなので定番のスポットに何カ所か立ち寄ってからスタートするとしよう。

ChicagoとSanta Monicaを結ぶRoute 66。
2347マイル（3755㎞）という長さを誇るアメリカのマザー・ロード。
昨日も書いたように端から端までイッキに走ったのは合計5回、どれもこれも思い出の深い旅であることは確かなんだけど、寄り道の多さと期間の長さでいえば2015年がイチバン。

なんたって例年の1カ月を超えてトータル45日間。
今じゃ途中で絶対ネコに会いたくなるから不可能な長さだな（笑）。
たぶん1カ月でもホームシックならぬキャットシックになりそうな気が。

そんなネコ愛は置いといて……。
このときは旅行の期間だけじゃなく他にも『初』がいくつかあった。

途中でメンバーチェンジはあったものの誰かと一緒の全線走破も初。
集合がChicagoだったので直行より安いDetroit経由、アメリカ国内での乗り換えは意外なことに初体験だし、成田-Detroitのデルタ航空が人生で最初に乗るB747でした。



ま、乗ったときは機材がどれかなんて考えもしなかったんだけど。
数年後に「そういやジャンボって乗ったことあんのかな？」って思い調べたら、どうやら2015年のデルタは成田-DetroitをB747で運航していたっぽい。

とはいえ外からの写真は1枚もなく撮ったのは上のモニターだけ。
自分じゃコレがB747か分からずFacebookに投稿してみたところ……。
すると時期だけじゃなく「コンパートメントの形状が」とか、さすがヒコーキ好きの友達が多い自分だけあり、この機材は間違いなくB747だろうという根拠が続々と（笑）。



出発は確か仙台からじゃなく何か用事で東京にいたはず。
ああ、Jackson Browneのコンサートが前日に渋谷であったんだ。
アンコールで名曲『Take It Easy』を聴いた翌日から、歌詞にも搭乗するアリゾナ州Winslowを含むRoute 66の旅、こんなパターンが自分はやたら多い気がするなぁ。

2011年はEaglesで同じく『Take It Easy』を聴いた翌日から。
2019年はU2の『The Joshua Tree』完全再現ツアーの翌週から。
そして再来月はLAでEaglesのコンサートからのRoute 66その他の旅。



Detroitでの乗り継ぎ待ちは2時間ちょい。
意外にタイトかと思っていたらイミグレーションがガラガラ、30分ほどで乗り継ぎの手続きも終わってしまい、搭乗口でコーヒーを飲みながらのんびり休憩できた。

スケジュールの都合でRoute 66の全線走破に使えるのは2週間。
ぶっちゃけ短いっちゃ短いんだけど、同行者の都合もあるので仕方ない。
まして過去に4回も走っており行くべきポイントや道は知り尽くしているので。



DetroitからChicagoはヒコーキで1時間ちょい。
方向的には西へ戻るカタチになるものの、航空券はChicago直行より安いんだよね。
モチロン毎回そうとは限らないけど、少なくともこのときはそうだった。

余談だけどDetroitの空港は日本語が堪能な職員が多くてビックリ。
イミグレーションの手前で白人女性が「ESTAは初めてですかー？」と、流暢な日本語で呼びかけており、イントネーションも日本人が聞いて違和感のないレベル。

それにしても5年前ともなれば忘れてることが多いな……。
完全に記憶から抜け落ちる前に改めて書き残すのってホント重要。

アメリカ大陸横断に続く旅のまとめ。
Route 66を端から端まで走ったのはトータル5回、そのなかでイチバン思い出が深いのを……いや、思い出だけでいえば他の追随を許さないレベルで2011年なんだよな。

ただし写真はあまり撮影していない、というか他に色々ありすぎて（汗）。
スケジュールも大幅な変更があり相当な駆け足になってしまったし。

となるとアメリカ旅が毎年の恒例になってからの2012〜2015年のいずれか。

過去のRoute 66全線走破は以下の期間。

2011年　3/7〜3/28
2012年　3/4〜4/3
2013年　3/11〜4/9
2014年　3/11〜4/9
2015年　3/12〜4/25

この当時は3月がちょうどヒマな時期だったんだなぁ。
今は11〜12月に渡米するのがスタンダードになって、より狭い地域に長期滞在することが増え、かつ連日の長距離移動がキツい年ごろになり全線走破はしばらくご無沙汰。

ま、画像で記憶を復活させつつ決めるとしよう。
旅行中は時間がなくダイジェスト的にしか書いてないし、なかなかできない経験であることは間違いないので、人生の記録としてまとめておいて損はないかなと。

最近こういう行動が多いらしく「身辺整理ですか？」とよく聞かれる（笑）。
今年の目標が整理整頓なのは確かだけどね、記憶やモノに限らずすべてにおいて。