こんばんは。
謎のタイヤ「SEIBERLING」(セイバーリング)SL201。
実は、ブリヂストンのセカンドブランド商品です。
タイヤ館、コクピット、ミスタータイヤマンなどの限定商品のようです。
ブルーのペラペラカタログが目印。
こっそり置いてあると思うので、お店の人に聞いてみて下さい。
『ベーシック・コンフォートラジアル』
値段を抑えて、格安アジアンタイヤへの対抗商品とのこと。
その実力やいかに?
選んだコースは紅葉が始まった奥多摩周遊道路。峠セクションのなかでも、路面状態は非常に良く、タイヤの感触を掴みたいということで選んだコースです。
インプレは「右カーブ、左カーブと続くS字コーナー」をイメージしてみて下さい。
※ハンドリング
まだ「新品状態」の恩恵が大きいかと思いますが、イン側のセンターポールに寄せたいなど、ドライバーの意思どおりのハンドリングが出来るかと思います。タイヤに抵抗される、言うことを聞かないという感触はありません。
※グリップ・音
直前までブレーキを我慢して、突っ込みブレーキ気味でターンを始めると、アウト側に振られる、食いつかない状態がありました。ですが、これは無理に負荷をかけたことをお断りしておきます。通常走行では安定したグリップを発揮してくれました。コーナー出口で力強く加速したり、ハンドルをきつく切っても不安はありません。サイクリングの自転車を追い越す際、砂利がたまったゼブラゾーンを通過しましたが、挙動の変化や違和感はありませんでした。
音に関しては、不用意にスキール音が上がる、タイヤが悲鳴を上げるようなことはありませんでした。基本的な設計はコンフォート重視のようですが、峠ドライブ程度なら十二分に楽しめるタイヤだと思います。ロードノイズも気になりません。道路状況が違うせいか、首都高より静かに感じました。
※段差・振動
奥多摩周遊道路は、交差点などに塗られている赤ペイントで、わずかな段差が作ってある部分がありますが、かすかに「なんか乗ったな」程度で通過できます。「コトン、コトン」という音や衝撃を感じるまではいきません。わずかな段差では嫌な感触や不用意な揺れは感じませんでした。
ブリヂストンの工場で作られている製品ですが、「ポテンザ」のように高性能を求めるのは無理でしょう。ですが、ハンドリング、グリップ、音、日常使用の目線で見ると基本部分はしっかりと押さえてあると思います。特にハンドリングは「新品のプレイズにも負けない」軽やかさだと思います。
※街乗り重視、たまに高速や峠ドライブ
※ブリヂストンでいう「ポテンザ」まで高性能を求めない
※大手の有名ブランド品はどうしても高い
※値段が安くてもアジアンタイヤは信用できない
※ちゃんとした製造元の商品を使いたい
こんな方にお勧めできるかと思います。
実際に乗ってみないと分からない部分、上手にお伝えできない部分もあるかと思いますが、簡単なインプレでした。
最後は奥多摩名物「へそまん」で締めくくりました。
青梅街道沿いの名店。出来たて、温かくて、甘くて美味しいです。
Posted at 2019/11/17 21:21:39 | |
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