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トシ棒のブログ一覧

2023年09月30日 イイね!

やっぱり「バランス」って大切 → スポイラーの話

やっぱり「バランス」って大切 → スポイラーの話先週末は仲間とツーリングでした。

フロントリップスポイラーを付けてから
初めてまともに高速を走ったわけですが、
効果が絶大すぎましたw

まあ、完全に想定外だったわけではなく、装着時に実物を確認して『こんな形にして大丈夫なのかなあ…』と心配していた通りになっただけですけどね。

ある程度の速度域から少しずつ空気抵抗を感じ始め、徐々にフロントノーズ側が下がっていくのが分かり、ステアリング操舵の反力も強くなります。
つまり、有り体に言えば、装着前と比べて直進安定性が上がりました。

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(たぶんこのダクトがかなり効いています。あ、飛び石キズが…)

ただし! さらに速度を上げるとリアの接地感が薄れていく…
直進はさておき、下り勾配強めの高速コーナリングは少し心許ない感じ。

明らかに前後の空力バランスが崩れた状態ですわ。

大きなリアスポイラーは付けたくないし、床下で何とかできないだろうか。

今の「Mディフューザー」はお飾りみたいなモノだから、アルピナB8のようにもっと奥行きのあるディフューザーをワンオフで作る?
(B8はグランクーペで、リアオーバーハングの長さが違うのでポン付け不可。)

水平板形状のサイドスカートで側面からの気流巻き込みを堰き止めて、リアのリフトを抑えるやり方もあります。(ただし乗降時に邪魔。。。)
あるいはフロントスポイラーのダクトを塞いでベンチュリ効果を弱めるか…(※)

う~む。完全にドツボにハマってしまったかもしれません。

※ フロントセクションの空力改善手法は、床下に流入する空気をせき止めて揚力を抑える方法(エアダム)と、スリットやダクトから床下に流速を速めながら空気を引き込んで、ベンチュリ効果でダウンフォースを発生させる、という真逆の方法があります。





だから、というわけでもないのですが、
ネット徘徊中に見つけた「ルーフスポイラー」を付けるか迷っていました。
(前回の大黒オフで皆さんにお見せしたヤツです。)

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なぜ迷っていたのかと言うと…

ルーフスポイラーはリアのダウンフォースを弱めてしまう可能性があるから。
つまり、いま悩んでいる空力バランスの観点では逆効果なんです。
なんとなくカッコいいだけで機能上のメリットはほとんどありません。(※)

※ ルーフスポイラーは、独立したトランクを持たないハッチバックスタイルの車(SUVやミニバン含む)には有効ですが、セダンやクーペの場合は、境界層がボディから離れてトランクスポイラーに当たる気流の流速が下がり、ダウンフォースも弱くなります。
ただし、トンネル形状にしてリアウインドウに沿うような角度にすれば、気流を曲げてトランクスポイラーにぶつけることができますし、実際にそういう商品も存在します。



…ということで(?)かなり迷いましたが、結局取り付けちゃいましたw
ブログのネタとして取り寄せちゃったし、いざとなったら剥がせばいいし…

altalt

ちなみにMADE IN USAっす。 ←コレ重要
なので、大陸製とか台湾製でよく見かける、汎用モールをぶった切っただけのシャビーなヤツではなくて、きちんと車種ごとに成型されたウレタン製。

そのままでも綺麗だけど、僕はやはりブラックサファイアに塗装しました。
もちろん通常よりもフレックス(軟化剤)は多めですよ。


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形状は何種類か選べますが、これはイチバンおとなしいタイプですね。
このくらいなら境界層剥離の遅れも大したことないでしょう、きっとw


あ、ちなみに、G16/F93グランクーペ用が余ってます😎
Posted at 2023/09/30 18:21:26 | コメント(4) | トラックバック(0) | BMW カスタマイズ | クルマ
2023年09月15日 イイね!

【タイヤ大径化後】 2023年8月の燃費

【タイヤ大径化後】 2023年8月の燃費珍しく燃費のお話です。

禁断のタイヤ大径化でついに4km/L台に突入するかと思ったら、まさかの「5.4km/L」で拍子抜けw

普段から5~6km/L台を行ったり来たりなので変わりませんね。
タイヤを入れ替えたのが月の途中だったから、おそらく月次データにちゃんと反映されてないんだろうな。

タイヤを大径化すると同じ距離を走ってもタイヤの回転量が減ります。
クルマ側はタイヤの回転量から距離を逆算しているので、実際よりも短い距離しか走ってないと勘違いして、見た目上の燃費(=燃費計の数値)は悪化するのです。

さて、今月はどうなるかな?

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Posted at 2023/09/15 18:37:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW カスタマイズ | クルマ
2023年09月06日 イイね!

BMWアルピナ B8 グランクーペを運転してみた

BMWアルピナ B8 グランクーペを運転してみただいぶ前に、この方から
『運転してみませんか?』
『トシ棒さんの評価を聞きたい』
と言われていたのですが、
ようやく実現しました。

「BMWアルピナ B8 グランクーペ」の試乗です。

無理言って「アルピナ淡路ツーリング 2023」への突撃前にお時間をいただき、平日夜にコッソリ二台だけで遊ぶつもりが、なぜかこんな感じに…

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集まったクルマは全部ホンモノのアルピナ。
「ホイールだけ」の僕は恐縮しきりでございますwww

余談ながら…
手前の2台は全く同じスペックのALPINA CS20ホイール(21インチ)を装着していますが、僕のは「シルバー」、カテロクさんのB8は「グレー」でした。
(他に「ブラック」が選べます。)

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市街地から首都高を回って大黒までの往復を運転させてもらいました。

ま、ひと言で言えば『さすがアルピナだな』と。

また、Fシリーズ時代のアルピナとの変化(進化?)もハッキリ感じましたね。
先代トシ棒号のF32 アルピナB4や、現トシ棒号のG15 M850iと比較しながら、正直に評価していきたいと思います。

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【市街地走行】

アルピナ専用のピレリ P-Zero(ALP)はミシュランより硬いはずで、実際、路面とのコンタクトに硬さも感じるのですが、サスがうまくいなしている感じ。

これはたぶん、ハイドロマウントされたテンションストラット(本来は8シリ用ではなく、G30 M550iおよびG11/G12からの部品流用)とB8専用のダンパーに加えて、1G状態のスプリング長を10mmほど伸ばすことでベースのG16以上にたっぷり確保されたストロークのおかげではないかと。
(その代わり、B8の車高はG16グランクーペより25mmほど高くなります。)

「COMFORT PLUS」にするまでもなく「COMFORT」のままで、ノーマルサスに戻した僕のG15 M850iよりも明らかに乗り心地が良くて快適です。
たぶんホイールベースの長さも、穏やかな動きに繋がっていると思います。

あと、毎回アルピナを運転するときに思うのが「フリクション」の少なさ。
乗り心地がソフトとか、そういう次元の話ではない緻密さを感じます。


【高速走行】

「COMFORT」のまま速度を上げていくと、一定の速度域から「踏面の硬さ」が伝わってくるようになりました。
前述の「フリクションの少なさ」と相まって、乗り心地は相変わらずしなやかなのに、遠くでタイヤがコツコツ(ゴツゴツは言い過ぎ?)している感じ。
うまく言えないけど、Fシリーズ世代のアルピナには無かった感触だったので、もしかするとピレリ P Zero(ALP)の硬さが表に出てきたのかな。
ただ、全く不快ではありません。
なので、「硬さ」というより「しっかり感」と言った方が適切かも?
ミシュランPS4Sはしなやか過ぎて心許ないという印象を持つ人もいますので、まさにそれかもしれません。

「ADAPTIVE」や「SPORT」も試しましたが、一世代前のF3X アルピナB3/B4やF10 アルピナB5とは明らかに「乗り味」が違いますね。

Fシリーズ世代のアルピナは脚回りがソフト過ぎて、特に僕の速度域では不安感がつきまといましたが(車高調を入れた理由)、それが見事に消えていました。
長男テイストに変わった新世代アルピナの中でもアルピナB8は親父ボーフェンジーペン寄りと聞いていましたが、やはりGシリーズ共通の「芯」を感じます。
コンフォートとスポーティネスを同時に成立させた感じでいい按配でした。

高速安定性も抜群です。
僕の場合はG15との比較になるのでホイールベースの長さも奏効しているはずですが、それ以上に、Fシリーズ世代のアルピナよりもフワフワしなくなったのが大きいと思います。

ただ、ちょっと混乱したのが、僕の個人的なお気に入り装備の一つでもある「アクティブスタビライザー」の動き。
『おっ、効いてるぞ』というときと『あれ?効いてないかも?』というときのギャップがけっこう大きい印象でした。
いつも通るカーブで比較しても、G15 M850iよりもアルピナB8の方が外輪側のリフトアップ(=アンチロール制御)が弱いような…
(裏を返せば、むしろM850iの動きの方が人工的で不自然、とも言えます。)
もともとアルピナB8の効かせ方が穏やかなのか、あるいは単にホイールベースの差が原因なのか… よく分かりません。


【官能評価】

M850iの排気音はドロドロと下品なので個人的には好きではありません。
(もちろん、いかにもV8らしくていいじゃん、という方もいると思いますが…)
かたや、アルピナB8は同じN63エンジンをベースとしているにもかかわらず、ほとんどドロドロ言わないのが羨ましいですね。
M謹製のS63エンジンのようなクロスバンク・エキゾースト・マニフォールドは採用していないはずで、その割にはよく調律していると思います。

ロードノイズは… 雑誌の評価も当てにならんというか予想以上に静かでした。
ベースモデルのG16から吸音材を増やしたわけでもないのに…
もしかしてタイヤのおかげ?
アルピナB8用のP-Zero(ALP)は前輪のみ吸音スポンジが採用されていますが、スポンジが効果あるのは空洞共鳴音だけのはずだし… ナゾです。
一般向けのP-Zero(PZ4)はさておき、ALPマークのP-Zeroなら悪くないかも。
個人的にはミシュラン PS4Sの乗り味の方が好みですが、やはり専用開発のOE供給タイヤは別格な気がします。


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Posted at 2023/09/06 18:36:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | BMW / ALPINA | クルマ

プロフィール

「金曜からフロリダ、いまはバハマにいます」
何シテル?   04/28 12:51
2010年からBMWのカスタマイズコーディングをやっています。 当時はどこもやってなくて完全に独学。日本初でした。
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