今回敢行した「ノーマルサス戻し+21インチ大径化」によってノーマル以上に高くなってしまった地上高を「見かけ上で相殺」するのが狙い。 (ちなみに、今度こそアクセスさんでの作業ですよw) 予想以上に入荷が遅くて、脚回りの作業とタイミングが合いませんでした。 リードタイムも見越して6月には発注していたんだけどなあ… そう、今回のプロジェクト、実は3ヶ月近く前から密かに進めていたのです😎 ブログでは1ヶ月ぐらいで一気にやったように見えたかも知れませんがw ド定番「3Dデザイン」のリップスポイラーですね。 8シリーズ用はウェットでもなく、泣く子も黙るドライカーボン製!! …ですが、僕は容赦なく 「ブラックサファイヤ」に塗装してもらいました。 カーボン界隈の方からしたら正気の沙汰とは思えない所業でしょうねw というか、Mモデルと8シリ以外のモデル向けにはウレタン版も出しているし、カーボンより高くてもいいからワンオフできないかと聞いたら無理だと😤 でも、まあ、さすがと言うべきかフィッティングは完璧です。 (最近は3Dデザインもパチモンが出回っているのでご注意ください。) さて、お気づきでしょうか… チラっと見える通り、裏側(下側)にプロテクションリップを付けてみました。 そもそもの目的が見かけ上の地上高ダウンなので、少しでも厚く見えるようなモノを物色して、「デュアルアンダーモール」というヤツを発見。 STI(スバル)の「スカートリップ」と同じような(パクリ?)商品です。 前車のアルピナB4に取り付けたことがある定番の「EZ LIP」も考えましたが、アレは前に飛び出て目立ちますからね。このくらいがいいんです。 ↑↑↑ こんな感じで両サイドに… スポイラー裏側の折り返しが丸まっているセンター部は避けました。 念のため両面テープだけではなくネジ止めでガッチリ固定。 (ショップのピット前で電動ドリル持ってDIYするヤツも珍しいでしょうねw) どうですかね。フロントフェイスが少し引き締まった感じ? ボディ同色に塗装したので「弄ってる感」はほとんどありません。 まさに狙い通り!! 追加したプロテクションリップと相まって「見かけ上の地上高ダウン」という目的は果たせているように思います。 ただ、M850iだけの識別ポイントとして気に入っていたフロントバンパー下のエアダムカバー (※)が無くなったのは正直ちょっと寂しい気も…😥 ※ コレが正式名称。なぜか日本ではダストシールと呼ばれています。 あ、そうそう。 リフトアップついでにスペーサーを5mmから7.5mmに変更しておきました。 おそらく誰も分からないレベルのツラ調整😎 いま手元にいくつスペーサー余ってるんだろう… 3mm、5mm、(7.5mm)、10mm、12mm、15mm、、、 ほぼ全サイズありますねwww |
BMWの純正部品を検索する際に使う電子パーツカタログは、ETK (Elektronischer TeileKatalog)と呼ばれています。 かつてBMWマニア(笑)の皆さんが部品検索するときに使っていた、かの有名な「Real OEM」というサイトは、そのETKの情報を転載したものです。 ただ、その便利だった「Real OEM」も、BMWがオフライン(DVD)版のETKを廃止した2019年いっぱいで更新はストップしています。 仕方なく僕もオンライン版のETK、つまりディーラーや部品業者が使っているのと同じシステムの契約を検討しましたが、最低でも年間数百ドルのコストに踏ん切りが付かず今日まで来ていました。 (いざというときはディーラーに頼めば調べてもらえますからね。) でも、今日、この方とアルピナのパーツ情報をネットで漁っていたら… ついに「Real OEM」の代わりとなるサイトを見つけてしまいました。 https://www.bmw-etk.info/ 実はこのサイトも昔からあったのですが、同様に更新は止まっていました。 いつの間にかオンライン版の情報を転載する仕組みを確立したのでしょうね。 (とっくの昔に気づいてたよ、という方がいたらスミマセン…) 【2023/08/30 22:00追記】 いま確認したら繋がらないような。皆さんはいかがですか? 僕がブログで取り上げたから? …んなわきゃあないと思いますが。 【2023/09/05 12:00追記】 復旧したようです。再びアクセス可能になっていました!! 最新のG70 7シリーズやU11 X1シリーズの部品情報もすべて載っています。 そして、なんとなんと、アルピナのパーツ情報も。 ただし、アルピナに関しては本当に最新モデルだけで、例えばG20 アルピナB3などはLCIモデル以降の部品情報しか掲載されていません。 おそらく、アルピナが車台番号(=VIN)のバッテン印を止めて、BMWのVINで管理するようになって以降のモデルだと思います。 最近のアルピナは、BMWの工場(MのIndividualライン)で完成まで仕上げているので、たぶんBMW AGのETKで部品管理をすることになったのでしょうね。 これで新しいモデルにお乗りの皆さんも部品検索と… 妄想が捗るのでは?😁 |
実はまだ完成形(?)ではないけど、まずは「見た目」の変遷を見ていきますか。 ① どノーマル状態 (納車直後でリアがかなり高い) ② KW HAS導入 (ダウン量 前15mm/後15mm) ③ ALPINA CS17ホイール導入 (ダウン量 前15mm/後20mm) ④ ノーマルサス復活 ⑤ 【現在】ALPINA CS20ホイール + 大径21インチタイヤ導入 いかがでしょうか? 車高も脚回りもちょうどF92 M8クーペに近いサイズ感になります。 やっぱり8シリーズぐらい図体がデカくなると、タイヤも大きい方が見た目にもバランスがいいし、安定感が出ますね。(あくまでも個人の感想ですw) フェンダーとタイヤの隙間は適度に「疑似ローダウン」できたと思います。 ホイールハウスの開口部いっぱいに大きくなったタイヤは迫力がありますね。 ステアリングを切りながら意図的にフルバンプさせたりもしましたが、不穏な打音や擦過音は聞こえてこないので、事前の調査通り、このタイヤサイズでも全く干渉しないことが確認できました。 前後バランスはノーマルと同じ「ちょっぴりケツ上がり」に戻りました。 実は、KW HASのマニュアルにも基準車高は「フロントよりリアが5mm高い」と書かれていますし、これがG15本来のバランスなんです。 フロントフェンダーに車検対応トリムが付いている日本仕様が余計に前下がりに見えちゃうのはどうしようもないかな。 余談ながら… 違和感のあった新しい姿も見慣れてくると元からこうだったような気がして、途端に前のセットアップが小さく見えてしまう不思議。 今日は「まとめ」として、走行性能の変化についても報告します。 (交換後に500kmぐらい走行して新品タイヤの初期膨張も落ち着いてきた頃に、あらためて空気圧調整をした上でのインプレッションです。) 今回は作業を二分割したため、図らずも21インチ化する前に「ほぼノーマル」の状態を経由できたので、比較の意味では良かったかも知れません。 21インチ大径化でタイヤ径はかなり大きくなりましたが、M850iノーマルサスの「絶妙な乗り味」はほぼそのままキープしています。 決してフワフワとソフトな感じではありませんが、ヌルヌルしたしっとり感と適度なロードインフォメーションを両立。 ジョイント通過など耐ハーシュネス性能はむしろノーマルより良いですね。 脚回りのバタつきもありません。 KW HASで感じたスプリングレートと減衰力のアンバランスも解消。 高速域で路面に吸い付くような走りが戻ってきました。 段差を乗り越えた後の上下動やピッチングの収束も違和感なく快適です。 重心高/地上高アップによるロールやダウンフォースの悪化は感じません。 KW HAS装着時よりも「アクティブスタビライザー」の効果がよく分かるようになったのが興味深いです。(そもそも「アクティブスタビライザー」が付いてなかったらノーマルサスには戻さなかったかも…) もちろんネガティブポイントもありますよ。 普通の道路は文字通り「カーペットライド」に戻ったのですが、大きく荒れた不整路面だと、10~30km/hぐらいの低速で走ったときに少しゴロゴロとした感触が伝わってくることがあります。 (かなり荒れた道路を走るときだけですし、その場合でも40km/hぐらいからは気にならなくなってくるので大した問題ではないんですけどね。) これは、純正の「728M」から「ALPINA CS17」ホイールに交換したときにも感じたもので、おそらく鍛造ホイールが原因でしょう。 やはり、凹凸をタイヤで吸収させるにはホイールを軽くしたらダメですね。 アルピナB8が専用の液体封入ベアリング(アッパーマウント)を採用したのは、おそらくこの点を改善したかったのではないか、と想像します。 あと、心配していた加速性能は… 正直に言って低下しました。 特に停止状態から最初の「ひと転がり、ふた転がり」のところですかね。 ただ、注意して観察すれば…という程度ですぐに慣れてしまうレベルですし、中間加速はほとんど変わっていないのでストレスは感じません。 元々パワーがあるクルマなのでこの程度で済んだのかも知れないけど。 走行中のロードノイズについては思ったよりも悪化しませんでした。 ただ、一度だけ大量の砂利が浮いた未舗装の駐車場で、捲き上げられた小石の当たる音がこれまでよりも大きく車内に響きました。 おそらく大径化でタイヤとホイールハウス内部のインナーカバーが近くなったせいではないかと思いますが、そう滅多に起きる状況でもないのでね… 結論としては、概ね想定していたメリット/デメリットの通りと言えるかな。 いろいろ事前の調査や検討は大変でしたが、 「見た目」を諦めずに、あの絶妙な乗り味を取り戻せたこと にかなりの達成感を覚えていますw 18歳で自動車免許を取得してから○○年。 常に「見た目」と「走行性能」を求めて、国産車から果てはアルピナまで歴代のクルマ全てに車高調やローダウンスプリングを入れてきました。 1年ほどKW HASを試したとは言え、G15 M850iは初めてローダウンさせずに乗るクルマになりそうです(なりました)。 …ということで、ノーマルサス復帰の検討からタイヤの21インチ大径化まで、一気にレポートさせていただきました。 長文の記事を書き続けて少し疲れたので、しばらくSNSデトックスしますわ😎 あ、その前にパーツレビュー書かないと(泣) 【関連ブログ】 ノーマルサス戻し その1 【検討編】 → こちら ノーマルサス戻し×禁断のインチアップ その2 【検討の続き】 → こちら ノーマルサス戻し×禁断のインチアップ その3 【ホイール編】 → こちら ノーマルサス戻し×禁断のインチアップ その4 【作業編①】 → こちら ノーマルサス戻し×禁断のインチアップ その5 【作業編②】 → こちら ノーマルサス戻し×禁断のインチアップ その6 【まとめ】 ← いまココ 禁断のインチアップ 番外編 【大径化のメリット/デメリット】 → こちら |
先日の志賀高原もそうでしたが、今年は避暑地でも暑いですねえ。 それでも夕方から朝にかけては涼しくて心地よかったですよ。 相変わらず温泉サイコー!! とりあえず… お腹いっぱいですわw こうやって見ると21インチって、デカいっすね。 後ろのあくちゃん号が19インチだから、ホイールだけでも直径5センチは大きいわけで、当たり前っちゃあ当たり前なんですが😅 【追記】 ALPINA CS17ホイールとKW HASをオークション出品中。 売れるといいなあ。。。 |
〆の作業は、以前からお世話になっている横浜のIPM(アイピーエム)にて。 今日の意味不明なタイトル画像は、 実は、IPMが預かっていた1936年式のクライスラー「Airflow」でした。 とあるお客様がアメリカで見つけて数日前に陸揚げされたばかり。 これからしっかり整備してナンバーを取るそうです。 他にもポルシェ912とか、何台かヴィンテージカーが整備を待っていました。 IPMってそんなショップです。皆さんにも頼もしさが伝わるといいのですが。 タイヤは引き続き「パイロットスポーツ 4 S」にしました。 (新しい「PSS5」は既報の通り、まだOE専用でサイズがありません。) 【前】245/35ZR21 96Y XL +【後】285/30ZR21 100Y XL 今回のサイズは「フルリング・プレミアムタッチ」なので映えますねw もちろん今回も「ユニフォミティ/フォース・マッチング」で組んでいます。 アルピナの鍛造ホイール(SAI製)も、ミシュランPS4Sも相変わらず優秀です。 4本中3本はなんとウェイト無しで一発OK!! 残り1本(前輪側)のウェイトは10gになりましたが、これは「ユニフォミティ/フォース・マッチング」で位相を最適化したためであって、普通のバランサーなら5gで済んでいたレベルでした。 「C3M」製法で作られたフラッグシップモデルならではの品質の高さですね。 ちなみに、TPMSバルブはまたもや新規調達。これで3セット目w もし現用の「CS17」ホイールから外してしまったら、バランスを取り直さないと売り物にならないし、それもまた面倒なのでw ノーマルサス復帰後に判明した「スペーサー問題」は7mmでも何とかいけそうだったけど、車高も上げたので控えめに「前後とも5mm」に決定。 KW HASの時に使っていたハブ付き10mmスペーサーからマイナス5mm。 (ローダウンしているわけではないので「ちょいツラウチ」狙いです。) ただ、こういった中途半端な厚さのハブ無しスペーサーは、ホイールのボアがハブにかからなくなってしまうのが悩ましいところ… そうです! ついに一年越しで「コイツ」を使う時がやってきました!! 以前、取り寄せて使わずに放置していた「ハブエクステンション」ですね。 コレがあればハブ無しスペーサーでも「センター出し」ができます。 いやあ、捨てないでよかったわw 最近、輸入車用スペーサーで有名な○○Dからも類似商品が発売されましたが、アレは公差を吸収して互換性を上げるためにゴム製のOリングで嵌める構造。 作業性はいいのかも知れないけど、スペーサーとかハブって剛性と精度が重要なのに最初からユルユルの前提で意味あるのだろうか… 僕が使っている米TURNER製の「ハブエクステンション」はEシリーズ時代から実績のある製品で、プラハンで叩き込まないといけないぐらいキツキツです。 (その代わり、取り外すときは下手すると破壊しなくちゃいけないけどw) 車高もタイヤ径も変わったので、ホイールアライメントも抜かりなく。 まだまだ終わりませんよw 「最後の仕上げ」はディーラーにて。 ADAS(先進運転支援システム)のエーミング(キャリブレーション)ですね。 KW HAS導入後に調整(較正)済みですが、今回のノーマルサス戻しとタイヤの大径化で車高も大きく変化したので、再調整してお盆渋滞に備えますw これで一連のプロジェクトは完了!! (厳密にはまだ残っている作業もありますが…) ひとまずは「いい感じ」に仕上がったと思います。 肝心の走行性能や見た目の変化については別途まとめますね。 とりあえず早くKW HASとホイールを売らないといけないな…😅 狭い我が家には邪魔でしゃあないw 【関連ブログ】 ノーマルサス戻し その1 【検討編】 → こちら ノーマルサス戻し×禁断のインチアップ その2 【検討の続き】 → こちら ノーマルサス戻し×禁断のインチアップ その3 【ホイール編】 → こちら ノーマルサス戻し×禁断のインチアップ その4 【作業編①】 → こちら ノーマルサス戻し×禁断のインチアップ その5 【作業編②】 ← いまココ ノーマルサス戻し×禁断のインチアップ その6 【まとめ】 → こちら 禁断のインチアップ 番外編 【大径化のメリット/デメリット】 → こちら |
【復活記念】BMWのコーディング事情について調べたよ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2023/11/17 07:12:09 |
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ディーラーのプログラミング作業で5つのECUが不動になる!?なぜ不動になるのか!?対策方法教えます!! カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2023/06/21 22:32:40 |
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【BMWコーディング】 E-Sysランチャーアプリ あれこれ 【2022年10月 追補版】 カテゴリ:BMW 2022/10/26 12:30:58 |
BMW 8シリーズ クーペ 7年半乗ったALPINA B4から乗り換え。 免許取得して以来ずっと「2ドアクーペ」にコ ... |
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BMWアルピナ B4 クーペ 2014年9月6日 納車されました! ALPINA本社予約リストNo.1。 もちろん国内 ... |
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BMW 3シリーズ クーペ Freude am Fahren |
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トヨタ ソアラ 大学に通ってた頃の愛車です。 |
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