吉田河馬歯のブログ一覧

大腸内視鏡検査後、キャンプ含めていろいろ活動していました。ぼちぼちアップしていきます。

まずは久々に釣りをする気になった話。
２週間ほど前にさかのぼりますが、大腸内視鏡検査が終わったあとの週末にオフロード走行会が予定されていました。検査結果を待って参加しようと考えていたら定員に達してしまい参加できなくなりました。週末をもてあそんでしまうことになったので、メイン州のアウトレット街に行きました。最初に入ったお店は毎度の ORVIS。アウトドア関連のアパレルがいろいろあるんですが、実はフライフィッシング王道メーカーです。本社はバーモント州にあり、ここのアウトレットは全米中二店舗だけの直営店のひとつです。



ここで家内と長女が買い物をしている間に、ぶらぶらしているとフライフィッシングの練習ロッドが目に入りました。アウトレット価格で半額の $25。お手軽にコロナ時代を室内でも楽しめそうでしたので買いました。ベルクロのお魚３匹付き。ロッドは短いながらもきちんと ORVIS のロゴ入りです。



これまでルアー釣りは散々やりましたが、フライフィッシングは一度もやったことがありません。帰宅して早速室内で練習してみました。バックキャスティングを練習してループをきちんと作れるようになったら、ベルクロフィッシュに狙いを定めます。難しいけど、だんだんこつをつかめるようになるとより面白いです。

本当のことを言うと、フライフィッシングに興味を持った理由はこの練習用ロッドを見たからではありません。先にメイン州北部の原生林でオフロード走行とキャンプを楽しみましたが、同じガイドさんが６月にバーモント州でオフロード走行とマス釣りキャンプツアーを開催しました。とても行きたかったんですが、なにせフライフィッシングは道具を持って無いどころか、やったこともありません。行っても足手まとい必須と言うことであきらめました。来年は是非参加してみたいと思っていたところで練習ロッドを見つけた次第です。

練習ロッド購入から５日後、どうせなら本物のロッドを使用して近所の池で練習してみたくなりました。知識がありませんのでオンラインや中古品を適当に買うのは問題あり。プロの意見を参考にしたいので、自宅から約40分ほど離れたところにあるフライフィッシング歴50年のオーナーが経営する CONCORD OUTFITTERS に行きました。

店主の Andy にルアーやその他の釣りの経験を話し、フライフィッシングをやってみたいと正直に話しました。真っ先に聞かれたのは、淡水か海水かどちらをやるのかでした。迷わずマスなどの淡水魚が対象と答えたところ、淡水の場合、ロッドにお金をかけてリールは予算に合わせて選び、海水の場合、リールにお金をかけてロッドは予算に合わせて選ぶようにするのが鉄則だそうです。淡水対象ですので、まずはロッドを選びましょうとのことでしたが、あいにく初心者用セットはコロナ騒動で入荷が滞っていて売り切れ。少し嫌な予感がしました。

最初に見せられたのが、地元マサチューセッツ州の老舗 Thomas&Thomas のロッド。値段は大幅予算オーバーながら、その美しさに魅了されてしまいました。続いて ORVIS のフラッグシップロッドを見せられましたが、Thomas&Thomas の方が良いと返事をしてしまいました。何より地元マサチューセッツ州のメーカーと言うのも普段から地元企業優先にしている私の心をとらえました。





続いてリール。ORVIS のリールの次に見せられた HATCH OUTDOOR。リールだけで、当初の全予算を超えています。HATCH のリールが美しすぎて、もう値段は関係なくなり、購入決定。ライン、リーダーをセットアップしてもらいました。



おまけにマス釣り用のドライフライをいくつか練習用にいただきました。近所に練習場所はあるか聞かれましたので、バス、ブルーギルをルアーで釣ったことがある池がすぐ側にあると返答したら、バス、ブルーギル向けのフライもいただきましたので、後日練習に行くつもりです。



さらに日を改めて、お店が開店する前に個人レッスンをしてくれるとのこと。今週金曜日の朝にレッスンしてもらうことになりました。
目標は来年初夏のオフロード走行、マス釣りキャンプツアーに参加することです。それまでにキャストがうまくできるようになって、実践で必要な道具を揃えていくことにします。