• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

からけんのブログ一覧

2021年10月20日 イイね!

ソロキャンプ  いつもの森で

ソロキャンプ  いつもの森で柿がなっていた。

韓国にいたとき、さんざん訊かれた。「柿、日本にもあるかい?」「日本人も箸を使うのかい?」若者がいかに日本を知らないか。

それに反して、戦前の中学を出た人たちは日本を正確に理解していたが、その階層は現役を退きつつある時代。



能天気日本はどうだったか。なんと、幻の反共思想に酔う戦前の亡霊たちが韓国に片思いをしていた。そしてフラれる。アホの中でも最もアホ。



黒米




僕がいたころは自民党と韓国軍事政権はずぶずぶの関係。地下鉄、高速道路、製鉄所、… 資金は日本から。

何を思ったのか日本は国家予算の半分近くを使って韓国に援助し、甘い汁を吸いあう蜜月関係を誓い合った。そうして今日、お人よし日本はバカを見る。

そのずぶずぶ関係の尖兵の一人が僕だ。今にケガするよ、という報告書を送ったがお国は無視をし、その報告書すら「紛失」したという。

僕はもう知らんと思った。

当時の日本人同僚のほとんどは今嫌韓。まれに親韓(朝日系)。


当時、韓国人の中にすら、予算を私物化して軍事政権を援助する自民党政権に懐疑的な人は多かったのに。

とくに学生たちは命がけで反対した。当たり前だ。援助という膨大な反共資金は、ソウル地下鉄工事を請け負う日立に、大林に還流し、新日鉄に還流した。

そのカネが両国を行き来するごとに、ずぶずぶのただれた関係の両国権力者はわいろを受け取り笑いが止まらなかった。




いま、日本は飼い犬に手をかまれたのだ。


今頃日本は、自分の見通しの甘さを棚に上げご立腹のご様子。

僕は知らん。当時の韓国の反権力理性派は、今、親日なのだ。コロナが明けて、深い教養を積んだ彼の地の友人たちに会いたい。早くしないと彼らは死ぬ。そして最初っからいなかったことにされる。







さて、キャンプ飯。
この分離方式のコンロは、重心が低くて安定する。炊飯中。出来上がったらそのまま茶碗になる。

実に質素なちゃんぽん。


使い古した家庭用フライパン。頑丈軽量。焦げ付きなし。食後、拭くだけで焦げ付きなし。キャンプでは貴重な水が節約できる。わざわざ高くて焦げて均一に仕上がらないチタンはキャンプには不向き。


時には豪華に、



あいみょんを聞きながら。
Posted at 2021/10/20 08:38:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年10月18日 イイね!

ツーリング  味  湯

ツーリング  味  湯ちょっとツーリングとは離れたとこから話は始まる。まず「味」(これはツーリングではなく一族郎党と行ったとき)

こんなもん食ってりゃあ心にもゆとりというものが生じようもんだ。

僕はめったに食えない。しかし、最近の若者は貧しく自分のカネでは絶対食えない。




そこでやむなく、僕は格差是正というか所得の再分配というか、たまに息子や孫を引き連れて「さとう別荘」に行く。やせ我慢をしてカモを食わせている。



さとう別荘  九州では最高の鴨料理料亭。 10000円/一人だが、以前同行した東京の人は安いと言って驚いていた。

そんならお前が奢れよ。こっちはやっとのことでカッコつけて無理しているのに、どうも不愉快なことだ。こういうことは記憶に残る。


一族と行くときは10人だから、いろいろで15万ぐらいになる。ベトナムならこのカネで10人が一年食える。アフガンなら5年。



先日こいつらと行ったとき、無理して平気な顔をしていると、『この際、たかるだけたかろう』という貧乏人の浅ましさ丸出しで豚のようにがっついている。この貧乏人ども。ジブリアニメの最初のシーンを思い出した。



今回、どうもみんなの顔がニヤニヤするので不愉快に思っていた。

食い終わったころ中居さんが小さな箱を持ってきた。


一族のみんなは、退職した僕にサプライズを用意してくれていたのだ。とたんに僕は善人になった。食事代も高いのにみんなが出してくれたし、プレゼントまで。その箱には素敵なペンがネーム入りで入っていた。さすが僕の子供たち。ありがと。

家族っていいなあーっと。迂闊にも目頭を熱くしてしまった。

人間は急変できる。


壁に目をやると、辰野金吾の鏝絵(こてえ)。日本銀行を建てる前ここの料亭でいろいろ実験したそうだ。彼はその後、東京駅、朝鮮銀行、武雄温泉を建てる。



和洋の折衷ではなく見事に調和させたデザインは、郷土の誇りである。なんと佐賀県出身。







次に「湯」の話。武雄温泉から嬉野温泉にツーリング。辰野金吾作、武雄温泉楼門、新館。
楼門

長くなったので今回は武雄温泉に浸かって辰野金吾を偲んだところで一旦おしまい。新館

次は、同日に行った嬉野温泉編。
Posted at 2021/10/18 21:36:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年10月16日 イイね!

touring for USA

touring  for  USAUSAという駅名表示に戦後進駐した米軍は驚いた。

鹿屋と並ぶ九州最大級の帝国海軍航空基地。宇佐。

ツーリングに行った。



戦争末期になると「空中待機して決戦に備える」という名目でゼロ戦はひたすら逃げまくった。

なんと都合のいい言い方だろう。開戦時20分の1だった米国との国力(GDP推計)差は、昭和20年になると700対1に広がっていた。「決戦に備える」どころか現状維持すらできないお粗末帝国海軍は、特攻という自殺攻撃にすがって戦争やってます感を演出。

もはや白旗を上げる能力すらなく、宇佐は「お国のために」その特攻基地になり果てていた。



宇佐には当時の掩体壕(飛行機を敵の攻撃から守る壕)が残っている。きちんと保存されているのもあるが、農業倉庫になるか荒れるに任せたところも多い。


その中に「栄エンジン」の残骸があった。


ゼロ戦とは当時帝国の主力戦闘機。当時のカネで五万円/1機。それは労働者が800年働いてやっと残せるカネだ。学生の勤労奉仕、今でいうボランティアにたよる製造には粗悪品が多く完成機の40%しか飛ばなかった。(米国でも70%)

バカな戦争をしたもんだ。

アメリカはアフガニスタンに280兆円を注いで戦争し、結果200万人を殺し飢餓を残して引き上げた。

でも皆さんは聞く耳を持たないので、メカの話。


当時、日本の技術者は世界中の戦闘機を調べコピーに努めゼロ戦を作った。昭和10年には大方の構想はまとまり、80年後の現在からしても素晴らしく斬新な戦闘機ができた。私の父は震電というあまり有名ではない戦闘機にかかわっていた。

僕が感心するのはその美しい機体ではない。エンジン。当時の言い方でいうと航空発動機。


現在のスバルに流れる日本にはまれな自由な発想。ずば抜けた性能。三菱は設計し量産したが、特筆することはない。中島飛行機(現スバル)こそが一時的にせよ米軍をして心胆寒からしめたのである。

27000CCの排気量。スーパーチャージャー。900馬力。OHV。星型複列14気筒。トゥィンプラグ。それらをたった2.5トンの総重量に収めた。

しかし一番のポイントは、正面から見てエンジンの直径が1.4メートルしかなかったこと。これで500㎞/hで飛ばせたのだ。



ただし、後継機は量産されなかった。米軍は、50000CC、トゥインターボ、インタークーラー、2000馬力、700㎞/h、75ミリ厚の防弾キャノピー、12.5ミリ8000発搭載、FMフルデュープレックス無線機、与圧室、自動消火、装甲防弾室、セルモーター・・・母艦にはDJがいてパイロットのリクエストに応えJAZZを流した。


残念なのは、ゼロ戦で9年間も戦争をしたことだ。戦争中は10倍の速度で時間がたつ。敵も命がけなんだから。

戦争中、1年前の飛行機なんて平時の10年前の飛行機に等しい。撃墜率は日本が1にたいしアメリカ20。生産力も1/20、稼働率は半分。つまり1/800の戦力しかなかった。

大人が赤ちゃんの首を絞める戦争だったのだ。





悲しいな。
Posted at 2021/10/16 22:30:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年10月15日 イイね!

ツーリング  熊本  八代

ツーリング  熊本  八代熊本の保守はウルトラだ。九州では一番リベラルな福岡。

その福岡で言われていること。佐賀の保守は、変化を嫌う保守。

熊本の保守は過去に引き戻す保守。

熊本県庁に勤務したことがあった。遠い昔だ。僕を支えてくれた人も敵対した人もみんな死んだ。敵対した人が若干早めに死んだのがせめてもの慰めだ。




というのもいい思い出がないからだ。最初っから躓いた。赴任式に遅刻。

前日バイクでこけて足首をけがした。革靴がはけないので長靴を履いていった。

それでもちゃんと見る目を持った人は、隠そうにもあふれ出る僕の深い教養のまなざしを見抜くのだ。

肥後モッコス(※1) にはそれが理解できない。

            ※1 頑迷固陋な熊本おやじ


しかも、さらなる悲劇が待っていた。

式場の一番前の一番右の席が空いていてその席に案内された。


宣誓しろという。「この僕に本気ですか」、と聞くとうなづかれた。

宣誓した。長靴で壇上に上がりごく短く言った。だって動員された人は退屈じゃん。

守旧派の牙城熊本だ。肥後モッコス(※2)にはそれが理解できない。

            ※2 臨機応変は危険思想と思っている熊本おやじ



田舎者から一度レッテルを張られると、そのレッテルは孫の代まで剥がれない。





そんな街に入る前、玉名市で休憩。玉名川の土手には大きな木が生えていた



GSR快調。熊本市を通過し八代まで行ってみる。

アーケイド街はここもかけた櫛の歯状態。ここに限らずほとんど地方の商店街は死んだ。つまり、八代に原因があるのではなく日本の国政全体の問題だ。自己責任という残酷な言葉を使っちゃあいかんぞ。

閉店セールオンパレード。ごっそり買った僕は、ハイエナだ。


寂しそうなくまモン。


絶好のバイク日和だった。
Posted at 2021/10/15 10:07:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年10月13日 イイね!

タダにはろくなものがない

タダにはろくなものがないタダにはろくなものがない。しかし、タダには魔力がある。

たいてい後になって不満を言うことになるが、つい利用してしまう。

タダで何かを実施する場合。実施する側は仕事やってます感を出すのが第一の目的で第二以下はない。

そう。あてはまるのは、公務員の仕事ごっこ。



事の起こりは3月。血液検査を受けましょう、というビラが目についた。色刷りではなかったが、「無料」の文字が太字極彩色で見えた。

3月に申し込んで、採血の日にちが決まったのが、6月。結果が出るのが7月、そのあと健康指導というものを受けないと血液検査のデーターが渡されない。それは8月。


半年たってるじゃないか。



僕はバカにされた。仕事ごっこに利用された。半年遅れればガンなら完全に手遅れになる。

が、奴らは僕が死ぬのには関心がない。健康診断やってます感が出て、書類がそろえばそれでいいのだ。



その書類。


こんなにたくさん読めるか。バカ。これを本当に読んだら血圧が異常になり血糖値が10を超える。

ビビが怒って書類を食いちぎってくれた。

ビビは人相が悪いが頭はバカな公務員より良い。仕事のスピードは100倍速い。既得権にしがみつき、遅れず休まず仕事しない人たちは猫に劣る。意味のない仕事で忙しい振りができて満足している。


こんな国は亡びるね。


どの国に行ってもいろんな人がいるさ、と物事を一般化してはいけない。定性分析ではなく定量分析が必要だ。ゼニ儲けを目的にせずよく勉強する町医者がどこにいるか。人のため、と一瞬でも思ったことがあるか。


僕の問診をした人はこの人だ。



あ、ビビたちが言いたいそうだ。
    

    

Posted at 2021/10/13 06:34:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「元祖アバルトに会う。 http://cvw.jp/b/849485/47557633/
何シテル?   02/27 22:13
続けて読んでいただく方々に感謝しております 裏切り者、舞い上がった者、偉そうなバカと戦うブロガーであり続けます ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2021/10 >>

     12
345678 9
1011 12 1314 15 16
17 1819 20 21 2223
2425 26 272829 30
31      

愛車一覧

アバルト 595 (ハッチバック) アバルト 595 (ハッチバック)
乗り降りが楽な革シートにしました。燃費は意外とよく最低でも15㌔/㍑走ります。(田舎です ...
スズキ GSR250 からけん号 (スズキ GSR250)
中華バイクが最近まじめになっていることに気づきました。かつての日本車のように頑丈に出来て ...
その他 アラヤツーリスト その他 アラヤツーリスト
堅牢さと美しさにひかれて今日買いました。 自転車キャンプに挑戦しようと思っています。 ...
ダイハツ コペン ダイハツ コペン
あの、あんまり期待しないでください。660ccですよ。バイクより小さいエンジンでけなげだ ...

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation