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からけんのブログ一覧

2021年10月12日 イイね!

ツーリング  武雄  大楠

ツーリング  武雄  大楠コロナ患者が、ついに一桁になった県。佐賀。

早朝、福岡からGSR快調。佐賀県武雄市。大楠がある。が、竹やぶに阻まれた。

道を聞こうと武雄市文化会館に行った。




そしたら色とりどりのサインペンで記した地図をいただいた。そして詳しい説明も。


無理もない。憧れの近未来都市福岡からバイクスーツに身を包む紳士が降り立ったのだ。白馬の騎士に見えたのだろう。



僕の予想だが、きっとLINEを交換したかったに違いない。言ったら教えたのに、背中に熱い視線を感じながら、僕は大楠に向かった。



結局最初に行こうとした竹藪を突っ切るしかなかった。



そこは断絶した世界。庶民が発する無粋な嬌声、しない。

静寂。

足利尊氏も都落ちしたときには見ただろう。朝鮮征伐に狂う秀吉も。雄藩佐賀の鍋島はここを居城にした。




江戸時代の絵図そのままに大楠はあった。


中は空洞。楠は僕を引き込んだ。

場違いなのはこのごろ流行るもののほうだ。

スタバや蔦屋が入ったうるさい図書館。喧騒の中でみんな本を読んでいるふりに酔っている。隣のゆめタウンのゲームコーナーのほうがましだ。

下品な展示に法外な料金を取るまがい物美術館。

その西側は御船山公園。プロジェクションマッピングは佐賀においては新しい技法だ。高い銭を出して狂喜している。

いずれも時間が走っている。




武雄に行ったら是非大楠を見てほしい。武雄、塚崎、川古。千年君臨した人間はいない。三千年君臨した楠がある。


アンテナショップで今治タオルを買った。


価値ある600円だった。今バイクに乗るときのマフラー。
Posted at 2021/10/12 08:18:50 | コメント(0) | 日記
2021年10月09日 イイね!

ツーリング 島原 南島原

ツーリング 島原 南島原僕にとっては定番。有明海一周ツーリング。

長洲港から対岸の多比良港。50分。1000円。

客室に行くと人はあまりいない。そのまま車から降りない人も多い。

まずそうなパンが売店にあった。鴎のえさ用。危うく食おうとした。


時間を戻して出発の時から。筑後川の堤防。私名付けて、筑後のプロバンス。





船からは、普賢岳、平成新山、眉山。



船ではバイクは優先してくれる。めんどくさいのは出口に集めようということかも。


昔フェリーが通っていた須川港まで一気に行った。GSR快調。



有馬キリシタン博物館に行く。やはり教養のある人は歴史に目を向ける。判断のスパンが長くなるのだ。バカは前後関係なく単語に反応していつまでもこだわる。目の前の10円を拾って明日の100円をつかむ能力を自ら捨てる。

バカの話はやめ。

キリシタン。

同情してはいけない。弱者と狂信者はいつも利用されて捨てられる。
キリシタンの印刷機原盤。


彼らは弾圧をうけたかわいそうなキリスト教徒と思われている。

そればかりではない。熱心な信徒の殉教のみにこだわってはいけない。印刷、手芸、料理、数学、建築、土木などの優れた西洋の英知を吸収した使徒たちだ。

戦国の世では権力者とキリシタンは同じ側に立っていた。利用価値があったのだ。


そして利用価値がなくなったので抹殺したわけだ。


記念館に気になる解説があった。

潜伏キリシタンの終焉とか消滅とか表記されていた。さらには、カトリックと合流せずとの表記も。


ではなぜ、いま、長崎、五島、島原にキリスト教徒が多いのか。ごく一部に、明治になってからの合流を拒んだ者たちがいた。土着信仰と融合し変質していたからだ。だが多くはその潜伏(隠れ)キリシタンの伝統を受け継ぎ明治になって信仰の自由のもと現在に至る。



島原の乱の決戦場、原城跡に行った。宮本武蔵もこの乱で死んだようだ。

なかなか豪華な城だ。瓦は金箔が貼ってある。






ただで電動自転車を貸してくれる。



ここで借りた。



食事もした。大当たりの食事だ。

Posted at 2021/10/09 07:14:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2021年10月03日 イイね!

門司 萩 ・・を回ったGSR250  その2

門司 萩 ・・を回ったGSR250  その2(画像はネットから)
山口県は赤い屋根の農家が多い。自分でも撮りたかったが。なんだか変質者に思われそうでやめた。

黄色いガードレール。不必要に広い道。だけどドライブには最高だ。

農道の両側にぽつんぽつんと家がある。僕の概念では家ではない。城だ。



もっとすごいのもあったが、過ぎたるは何とかである。

市役所などはどこでも威勢を張って不相応な醜悪さを競うが、所詮他人からかすめたカネだ。公僕が住むには不相応なところが多い。ここも例外ではない。



反対側ににわかレトロ観光地の建設が進んでいた。一部完成。これしかり醜悪。


観光産業ではよほどのことがない限り街の衰退を止めることはできない。萩の人口は1/3に激減している。

2040年の出生予測は、萩市が公式に認めるところでもほぼ0である。全市が養老院になって町が機能するか。

なのに萩博物館とか醜悪で場違いなニワカ観光地に人はわけもなく集まる。

そこで誤解して京都や金沢を真似すれば観光で市民が潤うという夢を見る。笑うのは建築屋。映画のセットのようにとってつけても10年すれば廃墟が増えるのみ。


今まであったものを生かせよ。この町の博物館は大英博物館と同じ料金を取る。何を勘違いしたのか。なぜだれも止めなかったのか。

あおりを食って静寂で時間をかけなければ成立しない落ち着いた街並みが消えている。


ま、今日の10円に飛びついたキリギリスの当然の帰結。

割を食うのは今消えそうな本物の遺構。


消えそうな渡しがあった。「乗るときは対岸の船頭に大きく手を振ってください。赤い旗が見えたら船頭はいません。」

いいだろ。素敵だろ。対岸にカフェでも作ればいいし漁港見学コースとか雑貨屋があればなおいい。

愚鈍な博物館の1/1000の費用で可能だ。

どうせみんな酒飲みに来ているのだから、という反論もあろう。だが汚い夜の町には誰も出ない。

街は共同で街であり続けるのだ。一個の旅館や博物館や市役所で観光が成り立つものではない。

ところが、他人のカネで遊ぶ公務員や成金渇望組どもはこう考える。
がっかりしてもいい、二度と来なくていいからその時落とす金が欲しい・・・そういう乞食根性は汚い日本を作る。

主張しろ。人はこれくらいの家に住め。これくらいの橋を架けろ。これくらいの庭を持て。というポリシーを示せるのはこの町しかないだろ。明治はここから始まったのに。

この町の20代の若者が明治を始めたのだ。伊藤も高杉も木戸も20代だった。


カネにカウントできないものを見過ごすとその大事な今日の10円もどこにも落ちていなくなる。
Posted at 2021/10/03 17:23:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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