にがいのきらい

やぁ。あおだよ。

ていきあつっていうので

ママは あさからげんきがない。

ぼくも なんだかげんきがでなくて

ママとおひるねばっかりしているよ。


さいきんママが

おもしろくないことばかり かいてるみたいから

きょうはぼくが

きゅーとながぞうを はることにした。

いやされてくれよな。




ママとパパはいつも こっぷに

なにかをいれて のんでるんだ。

なにをのんでいるのか きになるから

いつも こっぷのにおいを かぎにいく。


ママはまいにち

ちゃいろや みどりの ちょっと とうめいなのを のんでる。

こーちゃとか じゃすみんちゃとか いうらしい。

ちかくで においをかぐと とてもいいにおいで

ふあーってなる。


パパは まっくろいのを まいにちのんでる。

みるからに まずそうだ。

しかも とってもにがい においがする。

こっぷにちかづくと うぇってなるよ。

かおまで うぇってなっちゃう。

こーひーってパパは いってるけど

ママは「苦汁」っていってた。

にがじるってなまえも いかにもまずそう。



それでね。

きのうママが いつもとちょっと ちがういろのを

のもうとしてたんだ。



こーちゃっていうのに にてるけど

もうちょっと くろっぽいかんじ。




ぼくは どんないいにおいかと きたいしたね。





うきうきしながら こっぷに はなをちかづけたんだ。




なにこれぜつぼうてきに にがい！

せいかくにいうと にがいにおい！



ぼくが にがそうなかおをして こっぷからはなれて

どんびきして かたまっていると

ママは おおわらいして

これはこーちゃじゃなくて むぎちゃだよっていった。


ママまでこんな にがいにおいの のみものをのむなんて

ぼくはとっても がっかりしたぜ。

もうにどと おくちぺろぺろしてやんない。

しばらくは ぜっこうだ。



ぼくたちねこは

においにとても びんかんなんだ。

ぼくのきらいな にがいにおいは やめてほしいな。

ママはあしたから

こーちゃと じゃすみんちゃだけに するように！

パパは そもそも おくちぺろぺろの

おともだちのやくそく してないから

そのまま にがじる のんでていいよ。




なんか きょうのぶろぐは きれがわるかったな。

おわびに ぼくのせくしーな がぞうを おいておくよ。




じゃあな。