先月 に引続き,今月もプロセスレーシング主催の「プロセス練習会」に参加してきました.
前回の反省から今回は事前に
スタッドレスタイヤを入手 し,スライドトレーニング用のセットアップも煮詰められたのでクルマ側の準備は万端.前回は雨模様でしたが,今回は良過ぎるくらいの晴れっぷりになりそうなので,暑さ対策としてツナギを夏用に変更しつつ筑波サーキットへと向かいました.
ジムカーナ場到着後,準備を進めているとインストラクターの蘇武さんが来られたので,ご挨拶しつつスタッドレス用の内圧設定に関して質問.
「フロントが195幅,リアのスタッドレスが185幅なら2.0キロくらいでいい」とアドバイス頂いたので,その値に調整しつつ練習開始の時間を待ちました.
朝のミーティングも終了し,9時から練習開始.まずはスタッドレスの感触掴みです.
3年前に試した時 は予想以上に滑り過ぎて,手に負えない感じでしたが,今回はそこまでではない感じ.FLEVAのように水溜まりを使わないと滑らないような事もなく,車速を上げていけばちゃんと滑るし,カウンターを当てれば止まります.前回のようにコントロール不能・・・というところまでは行かなかったので,これなら何とかなりそう.
ただ,滑らせようと思ったタイミングでは思ったほどリアが出ず,
「あれ? 滑らないなぁ~」と思っていたら急に出て,気がつくとクルマが真横を向いているような感覚.
もうちょっと滑り出しのタイミングが早くなってくれれば,滑った後にしっかりとカウンターを当ててコントロール出来る気がするのですが,どうも思ったタイミングで滑らせられない・・・.orz
1時間くらい格闘してみましたが,どうにも上手くいかないので,アドバイスを求めて蘇武さんのところへ行ってみると,「じゃあ,1回乗ってみましょうか?」と言って頂けて,一緒にコースへ.
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動画をご覧頂ければ分かる通り,いっぱいアドバイスを頂いたのでポイントを纏めておくとこんな感じ(↓).
・アクセルの抜き方をジワッとさせれば,滑り出しの動きがゆっくりになる
・また,円の半径が小さいと(ヨーが大きくなるので)スパッ!と行き易い
・外から見た感じだと,もっとカウンターの量を増やしても良い
・カウンターの量が少ないと,多めにアクセルを開けてスライドを止める必要がある
・そうすると,フロントタイヤが滑ってアンダーステアになり易い
・なので,アクセルではなくカウンターでスライドを止めたい
・カウンターが多ければ,ちゃんとクルマは外に行く
・この際,目線が大事で,パイロンを見ていると内側に入る
・外に行きたい時は外側を見る(濡れた路面と乾いた路面の境界線くらい↓)
・ただ,外を見たままだと外側に行き過ぎるので,行き過ぎた時は目線を内側に戻す
・また,角度がつき過ぎると,フロントが流れてステアリングの重さが軽くなる
・ステアリングが軽くなると,その後,一気に戻ってくるのでスライドを維持しづらい
・常にステアリングが重い(=フロントがグリップしている)状態をキープしたい
・(そういう意味では)もうちょっとリアが喰ってくれる方が良いかも?
・アクセルワークはミリ単位な感じ
・足元だけ見ていると動いているのが分からないくらいのレベル
(実際,ジーッと蘇武さんの足元を観てましたが,動いてる気配が全くありませんでした・・・汗)
・外側に行き過ぎたのを戻したい時は,最後アクセルを(微妙に)抜いてあげる
・そして,アクセルを抜くと同時にステアリングも内側に入れる
・そういった繊細なアクセルワークを練習すると良い
・クルマの感触的には,リアがフロントを追い越し過ぎる感じ(オーバーステア)
・対角線でフロントが持ち上がっちゃっているような?(←フロントの減衰を多めに下げてるので多分そのせい)
お手本を見せて頂いた事で,カウンターの量が全然足りていない事を理解出来ましたが,そうなると1つ懸念が・・・.
私 :カウンター量が多い時にアクセルを入れていくと,お釣りをもらった時に不安なんです
私 :フロントが喰った瞬間に,ステアリングを元に戻し切れるかな?と
私 :なので,車速が上がっていくとカウンターを入れたくなくなるんですよ
蘇武さん :なるほど・・・
蘇武さん :それであれば,カウンターの量は今のままでも良いので,アクセル操作をやってみましょう
蘇武さん :スライドには"行き"と"戻り"があります
蘇武さん :"行き"がゆっくりであれば,"戻り"もゆっくりなんですよ
蘇武さん :なので,"ゆっくり出す"というのを練習して欲しい
蘇武さん :これはアクセル操作に尽きる
私 :分かりました.有難う御座います!
どうやら,前回「滑らないモノを滑らせる事」にかなり注力したせいで,ペダルワークが疎かになっていたようです.蘇武さんから頂いたアドバイスを踏まえ,初心に立ち返って「積極的に滑らせに行く」のではなく,「滑るかどうかギリギリのところでアクセルをコントロールする」方向に意識を変える事にしました.その結果がこんな感じ(↓).
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カウンターが追いつくようになりましたし,スライドが止まった時の戻しもゆっくりと出来るようになりました.
「よしっ,何となく形になってきたな~」という事で,今度は左周りにトライ(↓).
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こちらもマズマズな感じだったのですが,走っている途中で1つ気づきました.
「アレッ? なんか右周りより左周りの方がやり易くないか・・・?」
「おかしいなぁ~,私,右コーナーより左コーナーの方が苦手なハズなんだけどなぁ~? なんでだろう??」と列に並びながら考えていたら,蘇武さんが「どうですか?」と様子を見に来てくれたので,
私 :左周りの方はコントロール出来てきたんですけど,右周りの方がイマイチ・・・
私 :外に行き過ぎたのを戻せなかったり,逆に内側に切り込み過ぎたり
私 :アクセルワークがイマイチっぽいです
蘇武さん :右周りの方が難しい・・・?
私 :そう,普通逆なんじゃないか?と思うんですけど
蘇武さん :もしかすると,右周りの方が目線を外に送った時に遠くなるから,それで難しさを感じるのかも?
私 :じゃあ,外を見る時の目線を意識的に少し内側になるように微調整してみます
蘇武さん :はい,それでやってみて下さい
この時点までにハンドルロックするところまでカウンターを当てられるようになっていたので,操作量は十分足りている.なので,手足の操作は身体に任せて,目線に意識を割く事にしました.その結果がこんな感じ(↓).
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目線を固定せず,フラフラと内を見たり・外を見たり.外を見る時も「この位置!」という感じで固定せず,クルマの動きに合わせて内側寄りにしたり・外側寄りにしたりとフラフラと変えてみたら,コントロールの精度が上がりました.
「なんだ,クルマの動きに合わせてステアリングとアクセルを操作する事は出来てるじゃん.問題だったのはその操作量の合わせ方で,手と足の感覚で合わせようとするんじゃなくて,目線で合わせれば良かったんだ~」と,
目線が一番大事!
・・・である事にようやく気づけました.「ドライバーが見ているところに,クルマは向かう」というのはメジャーな話ですが,本当にそうなんだなぁ~と改めて実感出来る練習でした.
これで午前の部が終了.前回に引続き今回も「ランチ合盛り丼」をお昼ご飯として頂いて(↓),
30分程度のインターバルの後に午後の部へ.午後はコースが変更され(↓),
これがかつてないほどの苦戦を生む事態になるのですが,既に大分長くなってしまったので今回はここまで.
以上,途中までですが「目線が一番大事!」をまざまざと感じたオーバルコースでの練習でした(
次回 へ続く).